こんばんは。レモンパイです。先日、厚労省により2023年の合計特殊出生率が 1.20 であったと発表されました。何歳までを若者とするかはさておき、一人の若者である私からすると数や率は下がり続けて当然だなと思っています。まだまだ底打ちはしないでしょう。
パートナーあってこその家庭作りや子作りなので、単純に何かを諦めたり強く望めば自分の子供を持てるわけではありません。対人関係の構築や維持に難のある私は、とうの昔に孤独な人生を覚悟していることから、自己資本は自分の為だけを考えて使ってきました。細かな事情は十人十色ではあっても、根本的には自分の生活で手一杯というのが多くの若者の現実かなと思います。
オニクワガタって大量死しがち!?
それでは、本題に入ります。「オニクワガタ記事」の投稿です。基本的にはキンオニクワガタに関する内容ですね。2022年の年末から2023年の年初にかけて対馬&壱岐旅行をしたのですが、その際に材割りでの幼虫採集に成功したのが飼育の始まりです。持ち帰った個体の羽化や繁殖については、 ※ 以前に何度かお話しました。
2つ用意したペアリングから計 100 匹弱の幼虫が入手出来て、一部は販売するほどに持て余していたのですが、不思議なことに産卵セットを解体してプラボトルに移した後に幼虫がバタバタと死んでいってしまいました。最終的に成虫まで辿り着いたのは、僅か十数匹のみ。(≻≺)
彼ら【キンオニ幼虫大量死の原因】について、現在立てている私の仮説を整理すると以下の通りです。
→ 幼虫飼育では終始同じマットを使用すべき?
→ 大きな産卵木で終始育てるのが無難?
仮説②:もともとオニ系の幼虫は死にやすい
→ 産卵数が多い事実の裏返し?
仮説③:酸欠に弱い
→ ワインセラー内は風通しがなかった
一番の心当たりとしては、やはりプラボトルへ幼虫を移したことでしょうか。新たに追加したマットとの相性が悪くて絶食するなり、体調を崩してしまったと考えるのが無難かな...でも、新たな環境に移すこと自体が相当なリスクであるのなら、私が対馬から持ち帰った幼虫たちがバタバタ死ななかったことは矛盾してしまうように思います。
実は昨年2023年は地元産のオニクワガタの成虫メスの採集に初成功し、繁殖も難なくクリアしていたのですが、彼ら幼虫はプラボトルへ移した個体に限らず元の産卵セット(産卵木内)に残したままの個体も含めて全滅してしまいました。シンプルに、多産だからこその個の脆さを抱えているということなのかもしれません。
いやいや、いくら何でもキンオニもオニも死に過ぎていることから、ワインセラー内の環境では酸欠に気を付けるべきということなのかな?でも、だとしたら僅かに生き残った個体と、そうでない個体との分水嶺が見えてきません。全員ワインセラー飼育が基本でしたし、特別扱いした個体はいなかったので。とにかく、密閉されていなくても気密性の高いワインセラー内での飼育では、酸欠への注意はポイントになりそうです。
大量死のお話はここまで。ここからは、今年2024年に羽化した成虫についてご紹介します。羽化が始まったのは2024年5月中旬頃からで、6月中旬の個体が最後だったかなと思います。
こちらはオス。対馬で採集してきた親世代に比べるとかなり小さい。プラボトルへ引っ越しさせてから食べていない可能性が高いです。となると、やはり仮説①の環境変化に繊細過ぎる説が有力?・・・いや、もう分からないので飼育歴を積んで感覚を掴むしかないですね。
産卵セットに関するお話です。元々ヒメオオ専用に購入したワインセラー内にて、優先度の劣るキンオニにあまりスペースを割けないことから、今回は 100 均(ダイソー)で買った税込み 110 円の飼育ケースを使うことにしました。写っていないですが、キンオニは4ペア用意したのでこれを4つ用意しました。産卵木は細めのものをびしょびしょに加水しています。
こちらは、今回使用する自作の無添加発酵マットになります。キンオニはマットでも問題なく産んでくれるものの、産卵木もあれば産卵木の方を好むと思います。意味合いとしては、産卵木を埋めることだったり、後々産卵木から脱出してくる幼虫の為の “ ゆりかご ” ですね。
何でビニール袋に入れているかというと、一番加水がしやすいから。マットの均等な加水って飼育ケース(プラケース)へ移してからだと難しいので、ビニール袋に入れた状態で水を注ぎながらシャカシャカ&モミモミするのが一番。
飼育ケース内の産卵木をマットで埋めたら、それぞれのペアリングを配置。メスも小さいですね。昨年は成虫たちが昆虫ゼリー(プロゼリー)を一切食べてくれなかったと認識しているので、今回もゼリーは使いません。食べる場合もあるのかもしれませんが、オニクワ飼育はゼリー代を節約出来るのがお財布に優しいです。(^^*)
自宅では、コバエ侵入対策には新聞紙を使っています。コバエシャッター機能内蔵の飼育ケースは高いですし、市販のシートはほつれて成虫の脚に絡まってしまう事故が起こり得るので、ある時期から新聞紙一択になりました。新聞紙だと成虫に穴を開けられやすいというデメリットについては、仕方がないと受け入れています。
以上、キンオニのお話でした。全滅させないようにこれからも注意して飼育していきたいと思います。
本日のメダカ写真
今日は、過抱卵のメダカ達を撮ってみました。なかなか卵が得られない水槽があったので住人を確認したら、オスが体調不良でまともに繁殖出来ず、メスが過抱卵になってしまったと思われる状況でした。もしオスを交換しても症状が解消されず、メスが苦しみ続けるようであれば、そのメスは室内のオヤニラミに与えようと思います。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!