こんにちは。(晴れ)レモンパイです。
健康なメダカの見分け方
早速ですが、本日のお題に参ります。当ブログでは何度も、「健康」「体調不良」「病気」といった言葉や概念を使いながら記事を書いてきましたが、一度そのメダカの健康状態に関する知識を整理してお伝えしたいと思うので、その判断基準について書きます。
健康なメダカとは
健康な個体の条件については、以下の通りです。
1、 体全体にハリと艶がある
2、 お腹に厚みがある
3、 上から見た時にお腹の後方から尾びれにかけて段差がない
4、 ( 3種の大きなヒレが細部まで開いている )
①、 エサを与えると勢い良く食べる
②、 ( 機敏・活発に泳いでいる )
6点挙げましたが、上から4つがメダカの体に関する基準であり、下の2つはメダカの行動面の基準になります。また、メダカは健康状態が悪くなり始めると、最初に体に異変が起こる場合が多いです。よって、私がメダカの健康状態を慎重に調べたい時は、先に1~4の点をチェックするようにしています。
“ 1~3 ” については、比較的に分かりやすい特徴ですね。 “ 3 ” はどういうことかというと、お腹は立派に膨らんでいるのに尻尾の方が痩せていて、段差が出来ているように見える個体がたまにいるということです。3点とも健康の判断基準で大事なポイントですね。
“ 4 ” と “ ② ” については、括弧で閉じて書きました。 “ 4 ” について説明すると、「3つの大きなヒレ」とは尾びれ、背びれ、尻びれのことです。体の縮み具合の激しい本ダルマメダカや、ヒレが部分的に伸びているヒレ長メダカやスワローメダカの場合、もともとの健康なヒレの開き具合が判断しづらいので、それら一部の種類のメダカに関してはあまり当てにならない基準です。
“ ② ” について説明すると、例えば購入やペアリングなどによって、水槽間を移動させるメダカについては、その移動先の環境によっては、あまり動かなくなる個体もいるからです。
その動かなくなる理由については、ビックリしているからなのか、それとも何かを恐れているからなのかは分かりませんが、その動きが少ない状況がしばらく続くこともあります。水槽にエサを撒いた時に、それを見つけたメダカが途端に食べに来るようなら、あまり心配する必要はありません。
( 私の推測では、メダカが “ 群れ ” の状態になると、メダカが一箇所に固まって動かなくなると考えています。もし、大多数のメダカが活発に泳いでいる水槽の中に、1、2匹だけ動かないメダカがいるのなら、その1、2匹については病気や体調不良を疑います。 )
不健康なメダカとは
上述してきた条件が、健康なメダカを見分ける基準になります。体調不良のメダカとは、上述した基準に一つでも当てはまらない項目があるメダカということになります。
病気のメダカについては、症状が様々なので全部羅列するのは難しいですが、泳ぎ方が異常であったり、体にカビや白点、内出血のような模様があったり、ヒレが溶けている個体のことです。過抱卵も病気といえますね。
体調不良や病気とはまた違ったものですが、他に健康に関わるものとしては、寄生虫や外傷が挙げられます。外傷に関しては、程度にもよりますがそれだけでは健康状態が悪いということにはなりません。
本日の写真
写真は、昨日の記事で載せたオカメメダカの親魚 P ですね。(白×白銀透明鱗)F1 に私が新たに付けた名前がオカメメダカです。
実は、この個体には胸びれが片方ありません。昔はちゃんと生えていたのですが、ある時水槽を覗いたらヒレがなくなっていたのです。仲間同士による喧嘩によるものなのか、それとも水草等にヒレが引っ掛かってしまったからなのかは分かりませんが、この状態で元気に生きています。ちなみに、昨日の記事で載せたオカメメダカは上述した体に関する条件4つを全て満たしているので、参考にしていただければと思います。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!