こんにちは。 (晴れ) レモンパイです。
昨日は、久々に複数のアクアショップへ足を運んできました。たくさんの種類のメダカを抱えるようになった現在では、 ※1 新たにメダカを買おうかと思うことはまずありません。(笑) しかし、メダカの現在のトレンド・人気を常に把握していたいですし、品種改良や新種作出へのヒントを得るためには必要な刺激だと思っているので、特に用事がなくてもアクアショップへ行くことがあります。
ちなみに、私はアクアショップのことを、 “ 入場無料の水族館 “ と思っています。 笑 笑
※1 2017/1/18追記:「買うつもりがあるかないか」という話と、「実際に買うか買わないか」という話は別です。(笑) それでも、当ブログを始めた2016年の後半は、メダカをほとんど購入することがありませんでした。
今夏に行った異種交配
本題に入りますね。私が今夏のメダカの繁殖において、どのような組み合わせの異種交配を行ったのかについてです。
今夏(2016年)の異種交配の目的
私は今年から、本格的に異種交配を試みるようになりました。理由の一つは、珍しい形質の遺伝子を残し、新種作出に繋げる為です。例えば、全く同じ形質表現のペアを繁殖させたとしても、その子ども達の中には、両親とは異なる形質表現をする個体も含まれているというのが普通です( 固定率の問題ですね )。
そして、その両親とは異なる形質のメダカを、繁殖させずにそのまま放置してしまうのはもったいないと思ったので、 ※2 異種交配で活躍してもらったというわけです。
2017/1/18追記:もちろん、新種作出に関して明確な目的の下に行った異種交配のペアリングもありました。
※2 2017/3/10追記:「珍しい形質を子孫に残すこと」が目的なら、わざわざ異種交配をしなければいけないわけではありません。兄妹間の繁殖で十分です。
具体的な組み合わせ
具体的な例でお話しすると、私の元にはシルバーメダカのオスが1匹だけいます。そのシルバーメダカは、私が購入してきたわけでも、繁殖させてきたわけでもありません。
どういうことかというと、私の抱えている幹之メダカや白メダカ、もしくはその他のメダカの通常交配の中から自然と生まれてきたのです。そして、そのシルバーメダカについていろいろ考えた結果、白メダカのメスとペアリングをして繁殖させたのです。
( シルバー×白 )の他に今夏初めて試みた異種交配は、( オレンジ斑×楊貴妃 )、( 楊貴妃パンダ×アルビノ )、( 天の川×東天光スモールアイ )ですね。それぞれのペアから生まれた子ども達はもう繁殖可能な大きさですが、今後彼らをどうしようか悩んでいる最中です。 もちろん、自分オリジナルの新種作出への見通しが立つのであれば、今後も飼育・繁殖を続けようとは思います。
異種交配の注意点
いくつかの異種交配を行ってきた私ですが、ここで異種交配メダカの飼育に関して注意点をお伝えします。それは、 ※3 異種交配で誕生した卵・稚魚・若魚を、他の種類のメダカと一緒に混ぜて飼育してはいけないということです。なぜなら、異種交配によって生まれたメダカは、個体ごとに体色や体型がバラバラということもあるので、他の種類のメダカと混ぜると身元の判別が難しくなるからです。
※3 2017/1/18追記:身元の判別が容易になった段階で混ぜて飼育することは大丈夫です。
本日の写真
写真は、( オレンジ斑×楊貴妃 )F1 ですね。見た目はほぼクリアブラウンメダカといった感じです。父親の斑を受け継いではいるのですが、表現はかなり控えめです。斑メダカは大人になっても斑の表現が変化し続けるところが魅力ですね!(^_^)
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!
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