幹之系統と選別

こんにちは。 (晴れ) レモンパイです。

 

台風がまた接近していますね。前回の “ 迷走台風 ” の際には、屋外のメダカ達を守るために、悔いの残らないような万全の対策を行いました。しかし、実際にあの台風は東北方面へ向かったこともあり、私の住む地域(神奈川県)ではほとんど脅威を感じませんでした。結果としては、いつか関東に上陸する大型の台風に対する備えの予行演習!?が出来たので、そういう点では良かったかなと思います。

( 室外にたくさんのメダカを抱えている状況になってからは、強大な台風を私はまだ経験していないのです 。 )

 

幹之系メダカの選別

では、本題に入ります。タイトルの通りなのですが、まずは自宅にいる幹之メダカについて説明します。

 

自宅の幹之メダカ

自宅には、3種類の幹之メダカがいます。

 

一つ目は、普通体型の幹之メダカです。背中光の長さについては、「鉄仮面」が1匹、その他はだいたいは「スーパー光」のレベルです。(自宅には黒幹之もいます。)

 

二つ目は、幹之ダルマです。これは、一つ目の幹之メダカと同じ兄妹なのですが、半ダルマが2、3匹、本ダルマが1匹います。

2017/1/18追記:幹之のダルマ系は、2017/1/18時点では消滅しています。

 

三つ目は、梵天メダカです。梵天については、現在は若魚のみいます。

 

そして、今回何をお伝えしたいのかというと、幹之系統の稚魚・若魚の選別は慎重に行うべきだということです。特に、梵天メダカの選別に関しては特に注意が必要です。

 

幹之メダカの背中光の成長

幹之メダカの背中の光は、成長とともに段々と形成されていくものですが、今夏の繁殖ではあることに気が付きました。

 

それは、幹之系統は背中光の表出の時期に、かなりの個体差があるということです。

 

どういうことかというと、例えば、体長が2cmくらいの段階から背中光の長さや幅が9割がた出来上がっている個体もいれば、ある程度成長してから急に光の表現が変わる個体もいるということなのです。

( 傾向としては、幼い時期から背中光の長い個体の方が、将来的にスーパー光や鉄仮面のレベルにはなりやすいです。 )

 

梵天メダカの背中光の成長

何で背中光の表出の時期に関する個体差について気付いたのかというと、私の抱えている梵天メダカの若魚の中に、今更になって “ 梵天 ” 特有の表現をする個体が増えてきたからです。実は、私の抱える梵天若魚は、最近までほとんどが普通幹之の弱光レベルでした( 頭付近に光のある個体なんてごく少数だったんです )。 よって、私が購入してきた梵天親魚は、 「本当は固定率がもの凄く低い個体だったのではないか?」と疑っていたんです。

2017/1/18追記:結果的に、梵天 P の固定率はそんな高くなかったです。(笑)

 

もう過ぎてしまったことではありますが、選別作業によって選別外になった幹之や梵天は、既に他の選別外のメダカと一緒にミックス飼育をしています。つまり、種類の断定が出来ないので、兄妹がいる元の水槽に戻すことができません。もし、幹之系統( 特に梵天メダカ )についてもう少し選別の時期を遅らせていれば...と思わざるを得ません。

 

幹之系メダカの選別

読者の皆様も、幹之系統の稚魚・若魚の選別をする際には、背中光の表出の仕方やタイミングには個体差があるということに注意しましょう。もし、飼育スペースを十分に確保出来る方、抱えられるメダカの数にまだまだゆとりのある方であれば、選別を急ぐ必要はないと思います。

 

本日の写真

今夏生まれた梵天若魚

写真は、先ほど撮影しました。梵天 F1 です。梵天はもともとたくさん採卵していたので、今でもたくさんの若魚が元気に泳いでいます。この子達の繁殖の時に、どの個体をペアリングさせるのかが今から楽しみです。(^0^)

 

今回は第3回目の記事ですが、マニアックに書いてみました。記事の内容は、「メダカの飼育で気付いたこと」ですね。毎度この調子で気付いたことを中心に書いていくというわけではありません。これからは、テーマは何であれ、出来るだけ自分の持つメダカ情報・飼育経験を中心に発信していきたいと思います。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!

 

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