【ヒメオオ記録②】産卵木がオワってました(2023/10/20)

こんばんは。(晴れ)レモンパイです。今夜はおいなりさんを作ってみました。油揚げを漬けるタレ作りは繊細ですし、タレの濃さよって漬ける時間の調整も必要なので、難易度高めな料理だと思っています。

おいなりさん(レモンパイの料理)

巷では、あのRIZAP(ライザップ)の手掛けるchocoZAP(チョコザップ)という、低価格で店舗縛りのない、セルフエステ器具等の利用可能なジムが流行っていると聞きます。簡単&便利&楽しい “ コンビニジム ” と謳い、着替えや履き替えが不要、スタッフ無人でストレスフリーな点も売りとのこと。

 

既にエニタイムフィットネスに通う私としては最近まで興味がなかったのですが、調べを進めてみると潜在的な未開拓市場をえぐったなと思いました。通常トレーニングジムって圧倒的に男性が多くて、男性側にその気がなくても初心者や女性に対する “ 威圧感 ” があるなと感じていました。細かく指摘すると長いので省きますが、そういう初心者や女性を掬い上げるサービス内容の充実さとマーケティングの巧さに感心させられました。フィットネスジムともターゲティングが異なりますね。

 

また、フリーウェイトやベンチプレスといった筋トレオタの餌が一切排除されているみたいなので、端から筋トレオタを出禁にしている感じも憎たらしい(賢すぎ)なと。つまり、私のようなトレーニングジム住人には縁遠いサービスです。(笑)

 

ヒメオオ飼育の現状整理(第2回)

それでは、本題に入ります。「ヒメオオクワガタ飼育記録記事」の投稿です。第2回となる今回は、2023年秋に行った

● 第2次産卵セットの解体(割り出し)
● 第4次産卵セットの組み立て

についてご紹介することにします。未だにヒメオオの繁殖成功を確認出来ていない、一飼育者の試行錯誤記録であることを念頭に置かれた上で、何かご参考にしていただけることがありましたら幸いです。

 

2022年~2023年までの採集事情について

これまで地元神奈川県の山々で採集登山をする度に記事でご紹介してきましたが、改めて採集成果について整理すると、

【~ヒメオオ採集成果まとめ~】
○ 成虫:オス0匹、メス4匹
○ 幼虫:0匹(材割成果自体なし)

このようになります。ルッキング採集において、2022年にメスを2匹、今年2023年もメス2匹を採集しました。結局今年も、生きた成虫オスに出逢うことは叶わなかったです。メスが交尾済みであるのかどうかは分からないものの、彼女らは有精卵の産卵が可能だという前提で産卵セットを組んできました。

 

成虫メスについて捕まえた順に【1号】~【4号】と識別していて、現時点(2023年10月)では【2号】【3号】【4号】が生存しています。

 

第2次産卵セットの解体について

ヒメオオ飼育記録②-1

まずこちらは、【1号】と【2号】それぞれの産卵セットで使っていた材(産卵木)になります。具体的な時期は失念しましたが、5月頃にこの第2次産卵セットを一旦解体し、材だけ取り出して ※1 ワインセラー内で保管していました。この度は新たに第4次を組み立てるということで、セラー内のスペース調整の為に割ってみることにしたのです。

ヒメオオ飼育記録②-2

ノミとトンカチを使っての割り出しでしたが、幼虫が居ないので大変でした。保管中の材は外観の変化がずっと見られなかったので「まぁ、居ないだろうな」と予想通りではありました。

ヒメオオ飼育記録②-3

ぼちぼち見つかる細い食痕は、おそらく購入した時点で既に入り込んでいた雑虫のものです。使う際に湯煎しているので雑虫は死んではいるものの、冷静に考えるとせっかくブナのカワラ材を購入しているのに、湯煎するのはカワラ材としての産卵嗜好性を殺しているように思います。これは現時点での推測なので、ヒメオオにとって本当にそうなのか違うのか、または湯煎処理の程度によって変わるのかは分かりません。

ヒメオオ飼育記録②-4

これは大いに反省するべきことなのですが、材はトンカチで叩くと水が跳ね返るくらいにびしょびしょな状態でした。まるで沢の水に浸かっている材のよう。何でこんな状態なのかというと、水分量多めな方が好ましいと思い、湯煎した後に陰干ししなかったからです。未だに適切な水分加減は分かりません。

第1次に続き、第2次産卵セットも失敗に終わりました。びしゃびしゃの材片はカブトムシ幼虫のご飯として再利用することに。ブナを食べられるなんて、家のカブトムシは贅沢だなぁ。(笑)

ヒメオオ飼育記録②-5

ヒメオオ飼育記録②-6

さて、こちらはつい最近まで稼働させていた、【2号】用の第3次産卵セットの材です。この度は第4次を組むということで、第3次は解体して材だけをセラー保管することにしました。第2次の時に材の水分量を誤ったことは前々から分かっていたので、この第3次を組み立てる際の材はやや水分量を抑え目にしていました。それでもまだウェット過ぎると思うものの、メスが齧ったような痕跡は見られたので一縷の望みは持っています

 

第4次産卵セットの組み立てについて

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最後に、先日組み立てた第4次産卵セットについて記録します。プラケースを1つ用意し、底には ※2 粗めのマット(コーナンの国産くぬぎ)を少し敷きました。どうせマットには産まないので、こういう時は使い勝手の悪いマットで構わないかなと。

※2 ふるいに掛けて得た微粒子のマットは、他のクワガタ用の発酵マット作りに利用しています。

ヒメオオ飼育記録②-8

今回使用したのは5本の材です。たしか全部ブナのカワラ材で、吸水後に2日間冷凍(←雑虫駆除)し、これまで以上に陰干しして水分を飛ばした状態にしました。本当は材は横に寝かせる形にしたかったけど、少しでも多く収めるには縦で並べるしかありませんでした。隙間には、底と同じマットを軽く詰めました。

ヒメオオ飼育記録②-9

ヒメオオ飼育記録②-10

最後に、材が隠れるくらいに加水した水苔を敷いて組み立ては完了です。本来ならメス1匹ずつに別々の産卵セットを用意したいけど、ワインセラー内は既に過密で狭いですし、そもそも繁殖に一度も成功しておらず他パターンの産卵セットのアイデアを持ち合わせていないことから、今回は【2号】【3号】【4号】の3匹を同居させることにしました

まずは1匹でもいいから幼虫の入手に成功したい・・・というのが次のステップ。子孫の系統分け云々の話は、まず繁殖に成功してコツを掴んでからになります。

 

本日のメダカ写真

異種交配メダカ ①

異種交配メダカ ②

今日は、今年行ったマリアージュキッシングワイドフィンメダカある種類との異種交配子孫(F2世代)を撮ってみました。「ある種類」が何なのかは諸事情により言えません。特に殖やすつもりのなかったキッシングワイドフィンの個体が、現在自宅には多数います。特に改良目標の無い場合、いろんな特徴が発現するようにしたいかなぁ~とは思います。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!