こんにちは。(くもり)レモンパイです。
夜散歩のベストシーズンが終わってしまいました。最近は朝も夜もガッツリ寒いですね。(笑) 室外メダカについては、本格的に越冬に備えなければいけないということです。これは私の予想なのですが、おそらく季節の変わり目の気候や気温変化に対して、人間もメダカも適応出来るようになってきた時期が今なのだと思います。( 今後に体調を崩し始める個体は少なくなるはずです。 )
今夏の選別のミス
では、本日のお題に入ります。私はメダカの新種作出や品種改良の為に、今夏から本格的にメダカの選別を行うようになったのですが、その時にやってしまったあるミスについて書きます。
( シルバー×白 )F1 の目的
今夏は4種類の異種交配に取り組みましたが、その内の一つが ( シルバー×白 ) でした。この交配を行った理由は、自宅に1匹しかいなかった ※1 シルバーメダカの遺伝子を残したいと考えたこと、そして、シルバーメダカを元にどんなメダカを作出したいのかを考えた時に、ミルキーな黄色の体色を持ち、尾びれが濃い黄色でベタ塗りになっているメダカがいたらな良いなと思ったので、結果的に自宅の ※2 白メダカのメスと掛け合わせることにしたのです。 F1 の選別を初めて行う時には、全部で15~20匹の若魚がいました。
( 2016/9/4の記事:「今夏の異種交配」では、自宅のシルバーメダカの出現の経緯について書いています。 )
※1 シルバーメダカとは、青白い体色&尾びれに黄色い挿し色のあるメダカのことです。
※2 長く飼い続けてきた白メダカですが、今夏からは単種の繁殖をしないことにしました。
( シルバー×白 )F1 の選別の基準
私が決めた( シルバー×白 )F1 の選別の基準については、上述したように【 体色 】と【 尾びれ 】によるものです。体色は薄い黄色の個体と、青白い個体がいました。尾びれについては、黄色の挿し色がある個体と無色の個体がいました。つまり、若魚の要素としては 2×2だったのですが、最終的にその中から、体色にも尾びれにも黄色の要素がある個体を選んで残しました。
後々気付いたこと
選別した時の若魚はまだまだ小さく、色以外の細かい特徴については見ていませんでした。そして、その選別を行った( シルバー×白 )F1 がある程度成長した後に、あることに気が付きました。それは、選別で残した F1 の中に、メスが1匹もいなかったのです!
選別で残したのは7匹でしたが、おそらく偶然オスだけが残ったというわけではないと思います。オスだけが残ってしまった原因について、これは私の予想の域を出ないのですが、尾びれの色の濃さがメダカの婚姻色と関係があったのだと考えています。つまり、尾びれの黄色の濃さがオスとメスの境界線であった為に、私の選別によって必然的にオスだけが残ったということです。
( 例えば、黒蜂メダカの場合、オスだと尾びれが黄色くなりますが、メスは黒いままなのです。 )
最後に
選別外になった F1 は、既に他の種類の若魚とミックスして飼育していた為、結局選別をやり直すことは出来ませんでした。選別の経験がないからこそやってしまった凡ミスですね。
メダカの選別の際には、選別で残すメダカにオスメスが揃っているのかの確認をするようにしましょう。また、私の場合は抱えている室外メダカの数が膨大になり過ぎた為に、( シルバー×白 )F1 の選別を急いでしまったのですが、飼育数に余裕があるのであれば選別を急ぐ必要はありません。
本日の写真
今朝撮りました。( シルバー×白 )F1 です。この子と他のオスの兄弟に関しては、今後どのような交配を行うのか、また繁殖自体を諦めるのかどうかについて考え中ですね。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!
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