こんにちは。(晴れ)レモンパイです。
最近のことなのですが、室内水槽の壁のコケが段々と濃くなってきました。室内のメダカ用・カエル用水槽には石巻貝を同居させ続けているのですが、彼らのパフォーマンスがこの寒い時期に落ちたということなのだと思います。
水槽の見栄えが悪い場合は、お掃除貝の数を増やすか、使わなくなった歯ブラシ等の水槽を傷付けない材質の道具でゴシゴシとコケを落とすようにしましょう。また、コケの成長を鈍化させる為に、照明機器を使っている場合は長時間点けっぱなしにしないことも大切です。
気性の激しいメダカ
では、本日のお題に参ります。メダカを飼育されている方なら誰もが見たことがある、メダカの喧嘩の光景に関することです。どういった時にメダカの気性が激しくなるのか等について書きます。
喧嘩や気性の激化の要因
私がメダカを観察してきた中で、気性が激しくなると感じるのは以下の3つの場合になります。
① 繁殖期、または冬から春にかけて暖かくなる時期
② 水槽内にメスがいる時のオス
③ 水槽にメダカ以外の動物がいない時
①については、繁殖期にメダカが最も気性が激しくなります。この時期は、オスとオスがあらゆるヒレを『ピンッ!』と伸ばした状態で睨み合いをしたり体当たりをする光景が見られるようになります。場合によっては、オスがメスに対しても( 求愛行動としてではなく )激しく追いかけ回したりする行動が見られますし、またメスが他のメダカを追い回す行動も見られるようになります。
( お互いに体当たりをするのはオス同士の喧嘩の時のみです。 )
②については、逆の視点から見れば、オスは喧嘩の元がない状況でわざわざ喧嘩をしないということになります。オスメダカは、メスがいるからこそ自分の子孫を残すために他のオスと好戦的になるのです。実際に、昨日の記事でお話した( シルバー×白 )F1 の喧嘩を私は見たことがないですし、他にもオスのみが複数匹いる水槽を抱えていますが、オスしかいないから気性が激しいと感じたこともありません。
③については、同じ水槽内に、メダカ同士の喧嘩を妨げるような動物がいない場合という意味です。天敵や脅威となる存在がいない場合に、メダカは他のメダカの存在に意識が向くのだと思います。例えば、我が家のカエル水槽では選別外になった若魚を混泳させているのですが、その若魚が喧嘩する所を見たことはありません。それはおそらく、捕食者であるカエルの存在を強く意識していることによります。
一方的な被害を被るメダカがいる場合
喧嘩や追いかけ回す行動によって、彼らが致命的な外傷を負うことはありませんが、一方のメダカが他方のメダカに体当たりをしたり、追いかけ回すという関係がずっと続く場合、その被害を被り続ける個体は安心して生活出来ないので、飼育を見直す必要があります。
水槽内に逃げるメダカの為のシェルターとして水草を多めに投入したり、加害側メダカや被害側メダカのどちらかを違う水槽へ引越しさせるようにしましょう。
最後に
本能的な部分が大きく関係しているので、メダカの気性の激しさ自体は悪いものではありません。むしろ、気性が激しく常に他のメダカを圧倒するような力を持つメダカの方が、自然界では生き残りやすい( =強い )はずなので、私が繁殖時のペアリングでどのメダカを選ぶか迷った時は、気性の激しいオス( またはメス )を親魚に選ぶようにしています。
本日の写真
久々の登場です。祖父が小川ブラックの黒メダカです。相変わらず黒い容器にいるので捕まえるのが大変でした。(笑) 黒系の変わりメダカの改良に熱中されている人は、その黒いメダカを色揚げの用の黒い水槽に入れると観賞が難しくなってしまいますし、観賞用の水槽に入れると今度は体色が薄くなってしまうので、そういう点では大変ですね。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!
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