メダカの産卵数

おはようございます。(晴れ)レモンパイです。

 

3日前の記事の冒頭で書きましたが、今の冬の時期は、来春・来夏に試みる交配についてゆっくりと計画を立てる時期になります。ここ数日のことなのですが、「こんな新種がいたらいいな」というアイデアがポンポンと降りてくるようになりました。(^^) 実際にそのアイデアを元に新種を作ろうとするかどうかは別の話ですが、何事においても長期間続ける場合は目標や目的が大切ですね。

 

・・・当たり前のつまらないことを書いてしまいました。(笑)

 

メダカの産卵数について

では、本日のお題に入ります。昨日の記事との関連で、メダカの繁殖カテゴリーの記事にしました。メダカの産卵数についてです。産卵数を増やす方法、そして産卵しない場合等についてお話します。

 

メダカのメスの繁殖期の産卵数

飼育者の居住場所によりますが、メダカは春~秋に繁殖を行います。個体差はありますが、繁殖期の大人メダカのペアであれば、毎日繁殖活動をします

 

そして、メダカのメスが一度に産卵するのは数個~30個程度です。仮に、毎日産卵する期間が2ヶ月~3ヶ月続いた場合、メスは1000個以上の卵を産卵することになります。

( 繁殖期に生まれた新世代のメダカが、越冬前に大人の体になると冬の初めまで繁殖を行う可能性がありますが、春・夏から繁殖をしてきた大人メダカ達と比べると繁殖期間は短くなります。 )

 

メスにたくさん産卵してもらうには

飼育者がメダカの産卵数を増やす為にするべきことは、メスに毎日適度な量のエサを与えることと、  普段からメダカの健康管理に徹底することです。メスが栄養価の高いエサを十分に食べれば、後に控えている次の卵はどんどん成長してきます。

病気の初期症状でも、元気であれば繁殖を行う個体もいるのですが、病状の悪化につれて繁殖が出来なくなってきます。病気を見つけたら、繁殖よりも治療を優先しましょう。

 

しかし、エサの与え過ぎには注意する必要があります。エサを与え過ぎるとメダカの消化器官やその他内臓に負担をかけてしまい、最悪の場合、体調を崩してしまいます。

 

また、過抱卵に罹っているメダカについては、エサを与え続けるとどんどん控えの卵が成長して病状がさらに深刻になってしまうので、過抱卵のメスにはエサを与えないようにします。

 

繁殖期に繁殖をしないメダカ

私の経験上、 “ 普通の健康なメダカ ” であれば3~5ヶ月以上の期間に渡ってメスは産卵します。しかしながら、一部のメダカに中には、ある日突然産卵をしなくなり、そのまま繁殖期を過ぎてしまうメスも一定割合存在します。

 

メダカが突然産卵を止める原因としては、フィルターによる振動がストレスになっていること、水流が強過ぎること、気温の低い日が数日続いたこと、日照時間が足りないこと等、様々な可能性が考えられますが、はっきりとした理由は分かりません。

2017/2/4追記:メダカの飼育環境を変えることも、産卵が止まる原因になり得ます。

 

同じ水槽内でも、毎日卵を抱えているメスと、一度も卵を抱えたところが見られないメスがいるので、「メダカ個々の性質や遺伝的な何か」の影響が大きいのかなと考えています。

( 例えオス側の生殖能力や体調面に問題があったとしても、繁殖期のメスは1匹だけでも体内の卵を成長させるのが普通なので、オスの異常とメスの産卵しないことには関係がないように思われます。 )

 

繁殖をしないメダカを再び繁殖させる方法についてですが、残念ながら今のところ私には解決策がありません。飼育水や水槽の置き場所、ペアリングさせる相手を変えてみても、駄目な個体は駄目でした。「そういうメダカもいる」と考えて、別の個体での繁殖・採卵に切り替えるようにしましょう。

 

本日の写真

幹之メダカ F1

写真は一昨日に撮りました。真ん中にいるのが、おそらく自宅唯一のピンク幹之メダカ( 幹之メダカ F1 )です。「おそらく」と書いたのは、この個体ではないかもしれないからです。(笑) 今夏はもっとピンク色だったような...。

 

この水槽にいるのは間違いないのですが、さすがに水槽内を掻き回して探すのは越冬中のメダカ達にとってはよろしくないので、上から撮影するだけにしました。実はこのピンク幹之は、今夏に産卵を1ヶ月以内に終わらせてしまった個体でもあります。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!