こんばんは。(くもり)レモンパイです。
何故かは分からないのですが、最近は記事のネタがザクザクと舞い込んできます。基本的にはネタに枯渇してる人間なので嬉しいことのはずですが、 “ ネタにも鮮度がある ” のでそれぞれのネタをどんどん消化していかないといけません。
ここでいう “ ネタの鮮度 ” には時事的な意味もありますが、この記事の場合は私の記憶が鮮明なうちに書かないと忘れそう(笑) という理由で、本来のメダカ記事の投稿予定を変更して投稿してみました。爬虫類について書くのは初めてです。(^^)
ゲッコーちゃんとの出合いとお別れ
それでは、本題に入ります。当日の記事の冒頭で少し触れていますが、2日前の2019年10月13日に、自宅でゲッコーちゃんに出合いました。今回はそのことについてお話します。
2019年10月13日の出来事
2019年において日本に甚大な災害をもたらした台風19号は、私の住む地元だと10月12日の夜に通過していきました。その翌日10月13日の出来事です。
私の自室、つまり水生ペットの室内飼育スペースのある部屋には小さいゴミ箱を置いていて、そのゴミ箱から取り出したゴミ袋を縛って地面に置いておいたのですが、たしかザリガニ水槽で作業をしていた際に出合いがありました。ふと足元のゴミ袋を見たら、何かがわさわさしていたのです。
イラストで再現するとこのようになります。何かをゴミ袋の上に落としたのかなと一瞬思いましたが、すぐにゴミ袋の中にいるヤモリだと気付きました。ゴミ袋にハサミを入れてその子を捕まえ、小さなケースに入れてみました。
上の写真がそのヤモリになります。そうそう、言い遅れましたが私が「ゲッコーちゃん」と書いてるのは、この子の名前です。イモリの英語名が「gecko」で、自然と「ゲッコーちゃん」と心の中で呼んでいる自分がいました。(笑) 種類名はニホンヤモリで、まだ子供サイズらしいです。
お腹側から見るとこんな感じです。手足とその指が線香花火みたいで可愛かったです。(^^)
何でゲッコーちゃんが自室のゴミ袋の中にいたのかについてですが、10月の月始めから先週までの数日間に、自室の窓を数センチ開けっ放しにしてしまっていたことがあったので、その機に部屋に侵入してきたのかなと思います。
ゲッコーちゃんを前に、選択に迫られる
実は以前から、私は爬虫類の飼育に興味がありました。想定していたのはニホントカゲやカナヘビといった小型のトカゲで、今回ゲッコーちゃんに出合ってから「そういえばヤモリもいたか!」と思いました。(笑)
自宅の中で見つけたのはこれが初ですが、今までにも玄関などでヤモリを見かけたり捕まえたことはあって、捕まえたとしてもすぐに逃がしていました。でも今回は、私の中の “ 爬虫類熱 ” が高まっていた時期だったので、ゲッコーちゃんを本気で飼おうかどうか悩みました。
いろいろ調べていたのですが、爬虫類特に小型の肉食トカゲは飼育難易度が高いといわれていて、
・紫外線ライト
・生き餌
といったもの等が必要でした。夜行性の二ホンヤモリの場合は紫外線ライトがなくても良いように思い、その他飼育環境についてはそれなりにお金を掛ければ整えることは出来ると思ったのですが、生き餌についてはどうしても自家繁殖しないといけないかなと。ゲッコーちゃんを飼育出来るかどうかは、自宅でコオロギやミルワームの繁殖に本気で取り組むか否か...なのかなと。
でも、現在の自宅ではメダカを含めあらゆるペットの飼育スペースが不足していて、生き餌の自家繁殖を行うことは出来ないという答えになりました。自宅のザリガニ一家が全滅したり、金魚ちゃんたちに不幸が起こらないと、生き餌のストックに取り組むことは無理なのかなと...。
ところが、他にやり様がないか調べていたところ、レオパ用の人工飼料が販売されていることを知ったので、ゲッコーちゃんに人工飼料の餌付けが可能だと判断出来れば、飼育に挑戦してみよう!!ということになりました。
ゲッコーちゃんの餌付けに挑戦
ゲッコーちゃんをお迎えした当日13日は、エサやりは出来なかったのですが目の前で水滴を垂らしたら、ペロペロと舐めてくれました。(^^)
その翌日の14日、私はホームセンターに寄ってキョーリンの「レオパドライ」という商品を購入しました。これが人工飼料です。水にふやかして数分経ったら、ピンセットなどで与えるというものです。
姉妹品に「レオパゲル」という、より食い付きの良いとされる商品もあるのですがそれは賞味期限が短いですし、ゲッコーちゃんを本当に飼うことになった際に、1匹の子供ヤモリの為に「レオパゲル」を買って&余らせて&廃棄...というのは想像できなかったので、「レオパゲル」ではなく「レオパドライ」のみを購入しました。
また、ホームセンターへ寄ったついでに、ゲッコーちゃん用の飼育容器も購入してみました。ハープクラフト(HERP CRAFT)の「レプティケース スリム」という商品です。縦長のこのケースなら、室内に置きやすいかなと思いました。また、実際に上の写真のように物を置いてみました。置いたのは、
○ 飲み水容器としてのペットボトルのキャップ
○ シェルター用の塩化ビニル管
○ 登ったり出来る用のイス
です。塩化ビニル管に入った姿は見れなかったですが、イスの下のスペースに居ることはありました。
蓋を取り付けるとこのような感じになります。給餌用の小窓が2カ所あるので、ここからピンセットなどで人工飼料を与えることを想定しました。
そして、ホームセンターでの買い物を終え、ゲッコーちゃんを新居に引っ越しさせてからエサやりに挑戦してみました。レオパドライは予め小さい塊にしてから、ふやかしピンセットで口元へ持っていきました。
しかしながら、ゲッコーちゃんはじっとしているだけでレオパドライを食べてはくれませんでした。人工飼料がどうとか、レオパドライ云々というよりも、私に監視(観察)されていることや飼育ケースという未知の環境に、ストレスを感じ怯えていたのかなと思います。時間を置いて何度か挑戦しましたが、ダメでした。
ところが、試しに金魚のエサとして使っている乾燥赤虫をピンセットで与えようとしたところ、乾燥赤虫1匹分だけ食べてくれました!(^^) 嬉しくなった私は、その後も赤虫を何度か口元へ運びましたが、残念ながら食べてくれたのはその1匹分だけでした。
・・・結論としては、ゲッコーちゃんの餌付けには失敗しました。
ゲッコーちゃんとのお別れ
そして、お別れの日がやってきました。この記事の投稿日である10月15日です。
ゲッコーちゃんに体力がありそうなら、もう少し自宅で餌付けの練習をしたり環境に慣れてもらいたかったのですが、ゲッコーちゃんは出合った時から痩せ気味に見ましたし実際に2日間で更に痩せてしまったように見えたので、リリースするなら早めに決断しないといけないと考えていたのです。
そして本日の午前、自宅の玄関にてリリースしました。短い時間でしたが良い勉強になりましたし、ゲッコーちゃんには自然界で長生きして欲しいなと思います。(^^)
載せるタイミングを逸した(笑) のでここで載せますが、上の写真はゲッコーちゃんの接写です。この目が恐竜のイメージに近くてカッコいいなと思います。
今後の予定など
もし近日中に、再び自宅や自宅の周辺でヤモリを見つけたとしても、もうお迎えすることはないと思います。でも、将来的に飼育には再挑戦したいですし、他の爬虫類にも興味があるのでそっちに手を出してるかもしれません。(^^)
ただ、明確に昆虫食の爬虫類を飼育する予定が出来たなら、飼育設備は生体のお迎えと同時で良いにしても、まずは生き餌の自家繁殖やそのストックに成功している状態であることが最低限必要かなと考えています。
本日の写真
ゲッコーちゃんとは本日の午前にお別れしましたが、最後に写真を撮ろうと手に乗せたら全速力で逃げられてしまったので、ここではメダカの写真を載せました。(汗) 逃げるタイミングをずっと窺っていたのだと思います。
写真1枚目の中央に写るのは、白虎メダカ F1 になります。この10月中旬の時期になってまで、まだ私が採卵をしている繁殖用水槽がいくつかあるのですが、今日はその全ての手入れをし、親魚のペアリングを解いてました。白虎メダカ F1 は、幹之メダカ F6 との異種交配を行っていました。1枚目は、母親として活躍してくれていた3匹のうちの1匹です。
2枚目は父親として活躍したオス個体なのですが、オスは2枚目の彼しかいません。私の購入した白虎系統のみの特徴か、それとも他の白虎系統でも同じなのかは分からないですが、自宅の F1 世代ではオスの出現率がとても低かったです。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!