「赤斑病」になった雑穀ちゃんについて触れておきます。

こんばんは。(くもり)レモンパイです。神奈川県内では初雪が観測されたそうですが、地元ではギリギリ降らなかったかなと思います。昼過ぎに室外メダカ水槽の一部の水温を測ってみたら9℃くらいだったので、お外の誰にもエサやりをすることが出来ませんでした。

今日はTBSの報道特集を見ていたら、骨折により海を渡れない1羽の白鳥を見守るおじさんの話が放送されていました。自分のことを白鳥だと思い込もうとする程に、白鳥のことを愛して自分を捧げ、白鳥に自己投影をしている姿が熱かったです。フジテレビの「ザ・ノンフィクション」で放送されていてもおかしくない内容でした。

 

私自身は、白鳥に自己投影をしているおじさんに自己投影をして観ていました。孤独なところとか、重たいところとか。でも、私はあのおじさん程ピュアな心を持って生きてはいないかなとも思います。私が自分のことを「メダカだと思って」メダカと接することはないですが、そういう視点は生き物を理解する上で大切ですよね。

 

「赤斑病」になった雑穀ちゃんについて

それでは、本題に入ります。「金魚記事」の投稿です。今回は、「雑穀ちゃん」という金魚の身に起こったことについて、備忘録として書いてみることにしました。

 

結論からいうと雑穀ちゃん自身は無事なのですが、今後の金魚飼育の参考の為にこの記事を用意した次第ですね。

 

「雑穀ちゃん」とは?

今年2019年の9月14に、私にとって最愛の金魚だった ※ かに玉ちゃん(玉錦)が死んでしまいました。自宅には金魚が1匹もいなくなり寂しくなったので、当日の9月14日と29日に2匹のピンポンパールをお迎えしました。先にお迎えした大きい方がもち麦ちゃんで、後にお迎えした小さい方が雑穀ちゃんです。

かに玉ちゃんとの思い出等は、かに玉ちゃんの写真のページにてまとめています。

お迎え日翌日の雑穀ちゃん

上の写真が、お迎え日翌日の9月30日に撮影した雑穀ちゃんです。お迎え当初は、体に黒色の面白い斑表現がありましたが、これは黒仔からの色変わりの途中だったようで、今はさっぱりした見た目です。

お迎え後しばらくは、もち麦ちゃんとかに玉ちゃんを一つの水槽において、仕切り(セパレーター)を設けて同居隔離飼育をしていました。仕切りを設けていたのは、体の2回り大きいもち麦ちゃんが、小さい雑穀ちゃんを突いてしまうからです。

 

しかし、季節が進んでどんどん寒くなるにつれ雑穀ちゃんの活性は下がり、このままだともち麦ちゃんと雑穀ちゃんの体格差は縮まらないどころか、雑穀ちゃんが長生き出来ないかもしれないと考え、雑穀ちゃんを元居た水槽から ※2 サーモスタット付きヒーターの水槽へ移してみたのです。10月末から、雑穀ちゃんのことを高水温(28~33℃くらい)の環境で飼育していることになります。

※2 元々は、ザリガニの水まちゃん専用の水槽です。冬の期間だけ、雑穀ちゃんを加温飼育出来るようにと水まちゃんの水槽をリフォームしたのです。(汗)

雑穀ちゃんに起きた異変

サーモスタット付きヒーターの水槽へ移してからは、高水温の影響で雑穀ちゃんがいつでも元気に泳いでくれるようになりました。このまま順調に育てられれば、来年の春には仕切りなしでもち麦ちゃんと一緒に飼えるようになると思います。

赤斑病のイメージ図

しかし、上のイラストにあるように2019年の11月下旬頃から、雑穀ちゃんの体表には赤い斑点のようなものが現れるようになりました。最初は「ヒーターかどこかにぶつけて怪我したのかな?」と思っていましたが、何かおかしいと思って調べてみたところ、エロモナス細菌の感染による赤斑病の可能性が高いということが分かりました。

 

何で赤斑病に罹ってしまったのかを考えたところ、おそらくは飼育水を高水温にしていることが一番の原因に思います。エサは食べ切れる量を与えていますが、やはり飼育水温が高いと様々なものが傷みやすくなるので、どうしても水質が悪化しやすかったのかなと思われます。

 

今回の赤斑病の治し方について

今回、雑穀ちゃんの赤斑病に気付いてから病気を治すにあたり、11月の末の気付いた時点から

○ とりあえず半量の水換えをしてみる
○ 塩浴させる

の上記2点を行ってみました。水換えや外掛けフィルターの掃除については、週末に1度は行うようにしていたものの、その手入れ習慣に関係なく赤斑病に気付いた時点で水換えをしました。塩については、メダカ方面と同じく適当に指で摘まんだ量を、飼育水に投入してみました。(汗)

 

すると、翌日には赤斑の範囲が明らかに狭くなって(減って)いて、3日目ぐらいからは元通りの綺麗な体に戻っていました。また、赤斑病に再びならないようにする為、

● 飼育水温を下げる(30℃以下を保つ)
● エサの量を抑える

といった配慮をしています。

 

最後に

今回の雑穀ちゃんの場合、結果として早期の対処が出来たので、病状もすぐに回復したのだと思います。

飼育水を高水温に保つ場合、飼育水の蒸発スピードも速いので、悪化した水質の飼育水が更に濃度の濃いものになって生体へのダメージが大きくなるのかなと思います。とにかく、ヒーター水槽の稼働には注意点がいくつかありますね。(汗)

 

本日の写真

雑穀ちゃん ①

写真は、本日撮影した雑穀ちゃんになります。今日は雑穀ちゃんの水槽も含め、室内の大きな水槽をメインに手入れをしていました。毎日観てるとなかなか気付けないのですが、上記の中にあるお迎え翌日の写真と比べると大きくなったんだなと実感出来ました。1枚目は上見で、2枚目は横見です。

雑穀ちゃん ②

体色はほとんどオレンジ系の金魚色?に落ち着きましたが、尾びれ等にはところどころ黒い模様が残っていたりするので、将来完全な地味体色にはならなそうで良かったなと思います。(笑) もちろん、どんな見た目になっても大切にし続けることは変わらないですけどね。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!