新年あけましておめでとうございます!!(晴れ)レモンパイです。五輪イヤーの “ 2020年 ” の時代に突入ですね。個人的に五輪は興味ないけど。(笑)
例年の当ブログだと、1月1日はメダカを含めた生活全てにおける “ 新年の抱負 ” について投稿することが多いのですが、今回は敢えて多くの方にご覧いただきやすいメダカの「テーマ記事」の投稿にしてみました。元日でも、ブログの運営は欠かさないことのアビールです!(^^)
メダカを早く安く簡単に育て上げる方法
それでは、本題に入ります。今回は、一般のメダカ飼育者の皆様が “ メダカをとにかく早く安く簡単に親魚に育て上げるにはどうしたらいいのか? ” という点にフォーカスしてこの記事にまとめてみました。
下記にいくつかポイントを挙げましたが、全てのポイント(条件)を満たすと、メダカをとても簡単に育て上げられるようになります。また、あくまでも特殊な飼育設備や高価な餌に頼らない方法としてご紹介しているので、特にメダカ飼育の初心者の方に参考にしていただけると幸いです。(^^)
とに早安簡法①:夏の時期に育て始める
まずメダカを卵から育てる場合、メダカを暖かくて活発に動くことの出来る夏の時期に飼育を始めると、早く繁殖可能な体になってもらいやすいです。具体的には6月下旬~7月といった期間で、季語で表現すると仲夏から晩夏です。
6月下旬~7月の時期に生まれると、その後1~2ヶ月を暖かくなり続ける時期/暖かさの高止まりする時期として過ごすことが出来るので、成長が止まらずぐんぐん大きな体になることが出来ます。
神奈川県の平野部に住む私の経験上だと6月下旬~7月の範囲ですが、より温暖な地域であれば育てやすい期間はより長くなりますし、寒冷な地域なら特別な飼育環境を用意しないと年中育てにくいかもしれません。
とに早安簡法②:室外で育てる
上述①の暖かい時期にメダカを育てる場合、室内よりも室外で飼育した方が、メダカは早く大きくなりやすいです。ここでいう【室外】と【室内】の条件について大まかに整理すると、
【室内(屋内)】:日当たりが良くない、風通しが悪い
といったことになります。また、室外でメダカを飼育していた方が病気や体調不良に罹りにくいので、そういう観点からもメダカは室外環境や室外環境に近い室内環境で飼育するのが望ましいです。
とに早安簡法③:飼育密度を出来るだけ低くする
メダカを飼育する際、飼育密度について「1匹あたり1ℓの飼育水」という目安が広く認識されていますが、飼育環境を更に低い飼育密度にすると、メダカがどんどん成長しやすくなります。例えば、「1匹あたり0.5ℓの飼育水」の環境で育てることの方が、「1匹あたり1ℓの飼育水」の環境で育てるよりも成長速度アップの観点からは好ましいのです。
飼育密度が高いと、仲間メダカとのエサの取り合いや縄張り争い等で、食べられるだけのエサを食べれない状況になったり、争いで無駄にエネルギーを消耗することが多いのだと考えています。
とに早安簡法④:水槽内でミジンコも飼う
メダカ水槽内にてミジンコも繁殖しているような環境だと、メダカは好きな時に生き餌(ミジンコ)を食べられるようになるので、グングン成長するようになります。メダカがある程度のサイズに成長すると、水槽内のミジンコを食べ尽くしてしまう可能性があるものの、それまでの期間はミジンコは勝手に殖えてくれやすいのでとても安上がりです。
具体的には、メダカの稚魚用水槽にミジンコを数匹~数十匹入れておくのです。水質やその他の条件によってミジンコの殖えやすさは変わってきますが、ミジンコの小さい子供が水槽の縁の近くでわしゃわしゃ集まっているような光景が見られれば、ミジンコの繁殖は上手く行っている証になります。
とに早安簡法⑤:エサやりの回数を増やす
最後に基本的なことを書きますが、メダカに対する1日のエサやり回数を増やしてみると、メダカ達は成長しやすいです。具体的には、1日に3~6回くらいでしょうか。日中の、メダカ達がエサを見つけて食べられる明るい時間帯に与えます。
数十秒~数分で食べ切れる程の量を、1日に何度も与えてみると空腹になる時間帯が少なくなるので、成長に向けて栄養を使い続けることが出来るのです。
最後に
春や秋の時期に上述の②~⑤の条件を満たしても、なかなか思い通りに成長してくれないことがあるので、メダカの “ 育て上げやすさ ” という観点ではやはり夏に種親メダカを繁殖させるのが望ましいです。
本日の写真
新年一発目の被写体は、「幹之19」メダカになります。2019年に異種交配で生まれたので名前に “ 19 ” と入れていて、自宅古参の幹之に白虎の血が混ざりました。1&2枚目は、現時点で一番大きい群の兄妹で、この越冬シーズン中も若干成長したような印象です。 (^^)
現在自宅で一番個体数の多いのが彼ら「幹之19」ではあるものの、昨秋生まれなのでまだ体長 1cm にも満たない針子も少なくないです。体長 1cm 未満でも越冬に成功する子は現れますが、その先の本格的な繁殖シーズンの開幕までに繁殖出来る体にまで成長したり、体の大きい兄妹とのペアリングが出来るかどうかは別の話です。メダカの秋繁殖は、総合的に考えると面倒くさいかなと思います。(汗)
本日はここまで。当ブログをご覧いただき、ありがとうございました。
今年2020年も、よろしくお願いいたします!!