越冬明けの飼育

おはようございます。(晴れ)レモンパイです。

 

昨日の記事を投稿したのは夕方でしたが、実はその後にアクアショップでとあるメダカ( Xメダカ )を購入したので、その点を踏まえて記事を編集し直しました。飼育記録記事を作るようになってからだと初めてのお迎えです。

 

私は、ブログでお披露目したメダカが、すぐに力尽きてしまうようなことになるのが嫌なので、しばらくの間は「Xメダカ」として名前と写真の公開は控えるつもりです。

 

ここ最近、アクアショップで喉から手が出るほど欲しいメダカがいないなぁ~と思っていたのですが、初売りセールで安くなっていたことと、そのルックスからいくつかの衝撃を受けたこともあり、今回喉から手が出たのです!!(笑)

 

越冬明けのメダカ飼育

では、本題に入ります。飼育下のメダカに対する、越冬前の作業や越冬期間中の注意点について何回かお話してきましたが、越冬後の飼育についてテーマ記事を作ったことがなかったので、今回はそのことについて書きます!!

( ヒーター等で加温飼育していたメダカについては、今回の記事は関係ありません。 )

 

越冬中と越冬明け

越冬中は、冬の寒さや日照時間の少なさ等の要因から、メダカの活動量が他の時期よりも低下します。我々飼育者としては、水温の変化( 特に寒くなる方向 )が少しでも起きにくいようにと水槽に工夫を施したり、エサやりの回数と量を少なくする等の対処が求められます。

 

しかし、越冬の時期が終わるとメダカは繁殖に向けた体作りを始めるので、飼育方法を通常時に戻す必要があります。

 

“ 越冬明け ” の定義について説明するのは難しいのですが、神奈川県に住む私の場合は、 ① 2月~3月の時期に、 ② 大半の水槽のメダカが水面近くを1週間以上元気に泳いでいる状態かなと思います。あと他に挙げるとすれば、 ③ 私の勘ですね。(笑)

 

飼育者の住む地域によって寒暖の程度は違うので、温暖な地域のメダカでは越冬期間を短く見積もり、寒冷な地域のメダカでは越冬期間を長く見積もるようにすると良いと思います。

 

越冬明けポイント①:エサを徐々に戻す

当たり前のことではありますが、エサの量と回数を徐々に戻します。「徐々に」戻すのは、メダカはエサを与えれば与えるほど食べますが、やや飢えに近い状態で飼育( 越冬 )していたメダカに急に多くのエサを与え始めると、消化器官やその他内臓に大きな負担がかかってしまう恐れがあるからです。

 

越冬明けポイント②:水槽内の大掃除

当ブログでは、「越冬時は出来るだけ水槽内の環境を弄らないようにする」という旨の記述をしてきましたが、次第にメダカの活動量が多くなって水質の悪化速度が速くなる前に、冬の間に手入れが出来なかった部分までメンテナンスする必要があります。

 

飼育水の状態に異常が見られなくても一旦水換えを行い、  床材の上に積もったフンやゴミ等をしっかりと取り除きましょう。

越冬中に力尽きてしまった個体は、水槽の底にそのままの状態で沈んでいることが多いです。見つけたら、放置せずに取り出しましょう。

 

越冬明けポイント③:飼育密度の管理

越冬明けから、メダカの成長速度が目に見えて上がります。メダカ水槽が過密なってしまった/なりそうな場合は、中にいるメダカを複数の水槽に分散させましょう。

 

これは私のように品種改良や新種作出を目指す場合に限られることですが、メダカの自然繁殖のシーズンが間もなく到来するということで、越冬明けのタイミングで改めて選別を行うことも考えましょう。

 

私の場合、メダカの選別を本格的に行うようになったのは去年の夏なので、越冬明けに選別をするのは今年が初めてになるのですが、予定としては【 越冬明け直後 】と【 繁殖直前 】に選別を行うつもりです。

 

病気や体調不良の個体でなければ、若魚メダカが「越冬明け~繁殖シーズンの1、2ヶ月」に力尽きることはまずないので、かなり厳しい目でペアリング候補を見極めたいと思います。

 

本日の写真

第1のリスクヘッジ水槽の若魚

写真は、第1のリスクヘッジ水槽にいる若魚です。指を入れるとドクターフィッシュのように集まってきてくれます。(笑)

 

この水槽は自宅で一番大きい水槽ですが、素材が頑丈なものではないので、不意に足が当たってしまった時などに簡単に破損する可能性があります。プラスチック等が素材になっている水槽・飼育容器については、設置場所や不使用時の保管方法に注意しましょう。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございます!!