映画の「チワワちゃん」を観た感想!(2020/3/17)

こんばんは。(晴れ)レモンパイです。今日もまだ寒かったような気がします。せっかく暖冬に終わって、「さぁ、繁殖シーズンに向けて詰めようっ!」という意気込みのはずだったのに、メダカ達の育成環境が整わないので白けています。今夜は、カラスガレイの煮付けを作ってみました。

昨日の夜から、空虚な感情に苛まれています。理由は、 “ 私の生き甲斐 ” が生き甲斐でなくなってしまうことを知ったからです。何のことかはここでは書けませんが、今なら嵐ロスになる人の気持ちが分かるかな...。肩の重い感じやふわふわとした感じもあって、何をするのも怠いです。(汗)

 

決して危ない意味?ではないのですが、「みんな何を生き甲斐に生きているのかな?」と思って、周囲の人や遠くの人を見ることがあります。

○ 何か一生を懸けてでも到着したい境地があるのか?
○ 短期的な未来にある、望む “ ひと時 ” を体験したいのか?
○ 誰か守りたい、守ってあげたい人がいるのか?
○ 誰かに必要とされたいのか?
○ ・・・または生き甲斐なんてわざわざ考えないのか?

今空虚な感じになってみて思うのは、生き甲斐やそれに近いようなものは、常に3~4つくらいは持っておかないといけないのかなということです。よくよく考えたら昔の私も今の私も、生き甲斐はほとんど持っていなかったので、頭や心の切り替えが難しいのかなと。ちなみに、私にとって「メダカ」は生き甲斐ではないです。 “ 私が生きてるからやるべきこと ” の筆頭ですね。

 

では、本題に入ります。今日の早朝、変な時間に起きてしまったので、録画していたテレビ番組等を消化することにしました。そして実際に観たのが、たしか先々週?にWOWOWで放送されていた「チワワちゃん」という映画なのです。2019年1月に公開されたばかりの邦画で、コミックが原作になっています。R-15指定です。

そもそも何で「チワワちゃん」を録画したのかというと、「麒麟が来る」を観ていて気になりだした俳優・門脇麦さん主演の映画だと、番組表からの番組情報を見て知ったからです。近年よく聞く名前の俳優さんだなと思っていて、でも今までお顔が記憶に残らなかったですし出演作を全然知らなくて、麒麟以外ではどんな演技をされるのか興味を持ちました。(^^)

【以下、ネタバレ注意です!m(_ _)m 】

一応前置きしますが、私は原作を読んだことはありません。

 

冒頭にまず「えっ!?」と思ったのが、タイトルの「チワワちゃん」という役を、主演の門脇麦さんが演じていたわけではないことです。吉田志織さんがチワワちゃんという愛称(自称)の女性を演じていて、彼女と仲良かったグループの一人が門脇麦さんの役(=ミキ)。ミュージックバーを舞台の中心に、残酷な姿となってこの世を去ったチワワちゃんの素性や彼女との思い出などを、主人公のミキがいろんな友人知人に聞いていくという展開。

( ・・・こういう映画の感想を書く記事はたしか初めてなので、どう書いていったらいいのか戸惑っています。あまり文字数多めにもしたくないので、とりあえず印象的な部分を書こうかな。 汗 )

成田凌さん演じるヨシダという人物が、(私あんまこういう表現使わないですけど)クズの中のクズ(笑) といった感じでした。「コードブルー」出演時の気弱そうな役のイメージや、バラエティ番組出演時の落ち着いたイメージしか持っていなかった私には、ギャップが大きくて心に刺さりました。でも、クズはクズなんだけど、救いようのない心の弱さとか、今の私にも通ずるような空虚感を抱えていて、ゲスな行為は受け入れられないけど理解は出来るなと思って観てました。

ヤバい人間はヨシダ以外にも出てくるんですけど、個人的に一番強烈だったのは浅野忠信さん演じるサカタという人物です。モデルとなったチワワちゃんを撮る際に言葉で責めるシーンとか、バーでナガイ(村上虹郎さん)を黙らせるシーンとか、サイコパス?変態?な面が抜きん出ていました。出演時間は僅かだったものの、演技力に圧倒されました。

 

20歳前後の様々な若者が登場する映画ですが、私自身は登場人物の誰とも似ていないと思います。でも、「大学時代に多分こういう人は周囲にいたよね?」という感覚を抱きました。当時は理解しづらかった大学時代の周囲の人たちのことに対する見方が、この映画を通して少し変わったような感じもします。

 

物語全体としては、「チワワちゃんってどんな人物だったんだっけ?」というのを、一番親しかったというわけでもないミキが探っていくものの、結局最後までチワワちゃんの本当の人物像はボヤけて分かりません。ヒントはちょくちょく出てきますけどね。

 

私が記事の冒頭での生き甲斐の話の中で挙げた “ 「誰かに必要とされたい」願望 ” の強い女性だとは思うものの、それが彼女の全てではない。・・・そもそも人間って多面性があるのが普通だと思うので、チワワちゃんが様々な友人知人に見せていた表情だったり、それぞれのエピソードだったり、全てが本当の彼女の姿なのかなとも思いました。

 

そして、チワワちゃんの亡くなった事件についても、犯人が誰なのかとかどんな最期だったのかも全く分からず(描かれず)、ミュージックバーで出会った友人たちと共にチワワちゃんを追悼して物語が終わるという・・・個人的には観ていてどんどん惹きつけられた映画だったけど、モヤモヤ感も多分に残る映画でした。

 

最後に、私の目当てだった門脇麦さんについてですが、今回の映画を観てより好きな俳優さんになりました。(*^^*) 満島ひかりさんに似た雰囲気(実際に似てる?)なのかなと思いましたし、シンプルにお芝居が上手かったです。

・・・改めて、映画の感想書くのって大変ですね。(汗)今度は、5000時くらいのもっと踏み込んだような論評記事を、何か別の映画を観た後に書いてみようかなと思います!

 

本日の写真

錦メダカ F4 ①

この記事で初めて私レモンパイのブログを訪れた方は驚かれるかもしれませんが、一応メダカブログなのでメダカ写真載せます!(笑) 今回は錦メダカ F4 を撮りました。自宅の錦はオリジナルでも何でもなく、「錦メダカ」として売られていた個体を購入したのが始まりなのでそのまま「錦」系統と呼んでいて、三色透明鱗メダカという名称でアクアショップ店頭に並んでいるような見た目です。

錦メダカ F4 ②

本当は、自宅の錦系統は彼ら F4 世代を最後に断絶させる(畳む)予定だったものの、個人的な価値観として大事にしてきた系統の血を完全に断絶させるのがやっぱり嫌ということで、異種交配の形で子孫を残させることに決めました。飼育系統数はどんどん減らして、力を入れる系統を絞らないと、まともな改良や新種作出に向けた “ 効率 ” は上がらないんですけどね。(汗)

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!