室外水槽と氷

こんにちは。(晴れ)レモンパイです。

 

新年ももう半月が過ぎてしまいました。あと23回の半月が過ぎると来年なのかと思うと、時間の流れが異様に速く思えます。

 

今年に入ってから既に6~7くらいのアクアショップにお邪魔しているのですが、最近はアベニーパファーという淡水で飼育できる小型のフグがブームなのかなと感じています。私も是非、飼育やその先の繁殖に挑戦してみたいなと思っているのですが、残念ながら他の水生生物との混泳には向いていないみたいですし、自宅の水槽の数は出来る限り減らし続けなければいけないので購入はしません。

 

室外水槽の水面に張る氷

では、本題に入ります。越冬前から越冬テーマについて書き、最近「越冬」のカテゴリーまで作った私ですが、室外水槽の脅威の一つである水面の氷についてテーマにしたことがなかったので、本日はそのことについてお話します。

 

私の住む地域の “ 氷 ”

私は神奈川県の東部に住んでいるのですが、冬の時期は室外水槽の水面に氷( の膜 )が張ることがあります。

 

2015年12月~2016年の2月頃だと、水面に氷が張っていた記憶がないのですが、その前のシーズンでは張っていた記憶があります。現在は過去最高数の室外水槽があるので、おそらく氷の張っている光景は近いうちに見られるかと思います。

 

昔近所の小川( 故・ザリ子を釣った場所 )へ早朝に散歩で行った時に、厚さが 3~5cm の氷を見たことがあるのですが、自宅の水槽だと最高で 2cm くらいだったと思います。私の住む地域では “ 極寒 ” という程の寒さにはならないので、メダカの越冬中に氷について心配することが、今まであまりありませんでした。

 

氷がメダカに及ぼす危険

氷のメダカに対する危険性についてですが、メダカは飼育水ごと凍ってしまうと力尽きてしまいます。メダカは 40℃ 以上の高温から氷点下 0℃ まで幅広い水温に耐えることが出来るのですが、氷の一部になってしまうと単純に呼吸が出来なくなってしまうのです。

 

越冬中の氷対策

そこで、飼育者のとるべき氷対策についてですが、まず ① 飼育水の水深を常に深く確保するようにしましょう。水深が確保されていれば、メダカは  水面の冷凍から逃げることが出来るので、深ければ深いほど良いです。

水槽自体の厚さや素材によっては、水槽の壁付近も凍ることがあります。よって、メダカを越冬中に、卒業証書を入れる筒のような幅の狭い水槽に入れるのはやめましょう。

 

しかし、どうしても寒い地域だと、いくら水深を深くしたところで水槽全体が凍ってしまう時があるかと思います。そういう場合は、 ② 水槽全体を寒さから守るようにしましょう。具体的には、密閉可能なフタ付き発泡スチロール水槽でメダカを飼育することや、小さい水槽であれば全体を保温シートのようなもので覆うこと等です。

 

あと、②よりは効果の薄い対策ですが、 ③ 雪が水槽内に入るのを予防するという方法もあります。具体的には、室外水槽を一箇所にまとめてビニールシートで覆うことや、屋根の下に水槽を置くこと等です。

 

また、④ 氷の膜を見つけ次第取り除く/溶かすという対処は、毎回行うのは大変かもしれませんが、大切なことですね。

 

最後に

自分のメダカについて、凍りかけているという経験をしたことがないのですが、もし実際にそうなってしまったら助けることはほぼ不可能かと思われます。

 

もし助命を試みるのであれば、水槽の側面にシャワーやホースの水を当て続け、流水解凍するイメージで “ 徐々に ” 氷を溶かしていきましょう。焦って熱湯を使うと、メダカが水温の急激な変化によるショックで力尽きてしまう可能性があります。

( 水槽内に直接水を流し込むと、水質の急激な変化が問題になってしまいます。 )

 

『室外水槽の水面に張る氷』というテーマで書いてきましたが、もともと寒冷で氷の張る危険性の高い地域にお住まいの方は、出来るだけ水槽を室内に置くようにしましょう。一部の水槽しか室内へ移動させられない場合は、容量の小さい水槽を優先的に移動させます。

 

本日の写真

( アルビノ×魔王 )F2 の非アルビノ個体

写真は、( アルビノ×魔王 )F2 の非アルビノ表現の個体たちです。とても元気に泳いでいたのでつい撮ってみました。彼らの中から、『どの個体を選んでどういう方向性に改良させるのか?』を考え続けているのですが、なかなか良い答えが見つからないですね。このままだと、単純に魔王メダカを復活させる方向になるのかな~とは思います。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!