知らずのうちに、累代や世代間交配が進むリスクがあるから..(2020/8/12)

こんばんは。(晴れ、一時雷鳴)レモンパイです。相変わらず暑い一日となりました。ギリギリくもりの天気にはならなかったものの、午後に雷鳴が聞こえてきました。終日自宅に居ましたが、簾のセットによりまとまった室外メダカ方面の作業が出来ないので、簾を外せる午後、特に作業のしやすい夕方でないとメダカを弄れません。

前澤友作さんの現金配布企画についてあまり詳しくないのですが、個人的には現金のプレゼント企画には参加しないようにしています。端的に理由を言えば、 “ 面倒くさい ” から。

 

具体的には、

・自分のフォロワーさんに現金配布企画のリツイートを見せたくない。
・自分のツイ垢のコンセプトを破りたくない。
・応募対象から外されそうな「捨て垢」を作ってまでやりたくはない。
・個人情報の扱いが心配。
・万が一大金が当たったら、贈与税(または所得税)が発生するので面倒くさい。

といった理由になります。この部分書いてて、改めて私って本当に面倒くさがりなんだなと思いました。(笑) ちなみに、私は宝くじは定期的に購入しています。当選しても当選金は非課税になるので、気を遣わなくて済みますし。

 

それでは、本題に入ります。今回は真面目なメダカのお話をしようかなと思ったので、メダカ飼育現場で起こり得る “ ある可能性 ” についてご説明します。以前にも、このブログで似たことを書いたような記憶があって、でも自分でその記事を見つけられなかったので、まだ書いてないテイでこの記事を作りました。(笑)

青メダカ F2 水槽のイラスト ①

例えば、大きな水槽で1種類のメダカの稚魚を飼い始めたとします。そのメダカは便宜的に、青メダカ F2 ということにします。上の1枚目のイラストは、青メダカ F2 の稚魚用水槽だとお思いください。

青メダカ F2 水槽のイラスト ②

数か月後、稚魚たちの淘汰が進むものの、一部が大人メダカにまで成長出来ました。大人になった青メダカ F2 の一部のメスは、徐々に抱卵するようになります。

青メダカ F2 水槽のイラスト ③

更に数か月後、水槽内では F2 世代の繁殖の結果 F3 世代が発生することになります。 F3 世代は卵・針子の姿のうちは F2 世代に食べられる危険に晒されますが、運よく一部の F3 世代は生き残ることになります。

青メダカ F2 水槽のイラスト ④

更に更に数か月後、再び繁殖シーズンが到来し、水槽内では F2 世代のベテラン個体F3 世代の大人になった個体が繁殖を行います。

青メダカ F2 水槽のイラスト ⑤

その際、水槽内で発生する卵には大きく分けて4パターンの親の組み合わせが考えられます。イラスト内に書き込んだように、 F2 世代同士の交配の可能性F3 世代同士の交配の可能性もあれば、 F3 と F2 による世代間交配の行われる可能性もあるのです。また、更に細かく見ると世代間交配では【 F3 世代×親】【 F3 世代×おじ/おば】のケースに分けられます。

青メダカ F2 水槽のイラスト ⑥

更に更に更に時の経った将来、元々 青メダカ F2 しか飼っていなかった水槽では、様々なバックグラウンドを持った個体群が形成されます。・・・飼育者の立場からして、彼らの出自の判別が出来ますでしょうか?

今回イラストでご紹介したようなケースは、

・水槽内のメンバーを飼育者が弄らない
・針子が生き残れられる程の大きな水槽で飼う
・針子が隠れられるよう水草を投入する

といった工夫をすることにより、再現することが出来ます。

 

今回私が何をお伝えしたかったのかというと、私のように “ 抱えるメダカの出自を常に明白にしたい飼育者 ” からすると、こんなことが起こってしまっては困るわけです。正体が分からないから。家系図が作れないから。家系図を作っても注釈を付けないといけないから。誤った事実を元に、メダカ飼育における誤った知識を得てしまうかもしれないから。

 

だから、私は200以上のメダカ水槽を抱えている現在でも、1つ1つの水槽で飼うメダカを対象にした ※ 成長度合いによる水槽分けの作業による手入れ(介入)を大切にして、イレギュラーな交配が起こったり、メダカの出自を誤認識しないよう注意しているのです。

※ 参考記事 → 2019年8月1日の投稿:メダカの成長度合いによる「水槽分け」の作業について 

もちろん、私のメダカ飼育方法は私用の飼育方法になりますし、絶対的な正解はありません。ただ単にメダカを観賞したいだけの飼育者であれば、イラストでご説明したようなケースが現実に起こっても何ら問題ないわけです。そもそも、水槽ごとにメダカの種類を分けなきゃいけないルールもないですから。

 

本日の写真

蝮メダカ ①

今日は全然写真が撮れませんでした。撮れたものも写りが悪い。(≻≺) 写真は、昨日のブレンド系統の「系統記事」でもご紹介した、蝮メダカ(←仮称)になります。兄妹の半数は両親と同じ黒系体色ですが、上の世代にて様々な種類のメダカの血を取り入れてきた経緯もあり、写真のようなヒメダカ体色の個体も出現しています。

蝮メダカ ②

この個体を本日初めて見た時「フナの稚魚みたいだな」と思って、顎の下の部分が腫れぼったいことに気が付きました。水カビ病なのか、傷跡なのか、腫瘍のようなものなのか。この個体が健康であろうとなかろうと、黒系重視のこの系統ではどのみち将来親魚に選ぶことはないものの、選別外にはせず様子見することにしました。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!