メダカの繁殖計画

こんにちは。(晴れ)レモンパイです。

 

ここ1、2ヶ月の間、「メダカや稚ザリ以外にスポットを当てた記事を作成出来ない」ということに悩んでいました。しかし、これからはもう悩むのをやめます。というのも、もともと当ブログは私のメダカについて語ることがメインですし、無理して何か別の記事を作る必要はないからです。

 

過去のメダカ記事を振り返ると、メダカ初心者向けの基本的なことから、一部のメダカ玄人にしか伝わりづらいこと、一見どうでもいいような細かいこと(笑) まで、様々なことをテーマにした記事を作ってきました。これからも、「メダカのことを見つめ続ける人間だからこそ出来ること&伝えられること」をメインにブログ運営を続けていきたいと思います!!

 

メダカの繁殖計画

では、本日のお題に入ります。当ブログでは最近、「繁殖計画」という言葉を使っています。その言葉の意味や目的、去年の繁殖計画のこと等についてお話します。

 

メダカの繁殖計画とは

メダカの繁殖計画とは、読んで字の如くです。私の抱えるメダカ達について、「繁殖をさせるのかどうか?」「どのような方向性でペアリングさせる個体を決めるのか?」「どのくらいの数の卵( 稚魚 )を確保するのか?」「異種交配を試みるのかどうか?」等の項目を、種類ごとに決めていくことです。

 

一昨年までは繁殖計画なんて立てる必要はなかったのですが、「抱えるメダカの種類数が多くなってきたこと」や「飼育スペースに限界が見えてきたこと」から、メダカの繁殖を計画的に行い管理する必要性が出てきたのです。繁殖計画を立てることで、繁殖シーズンに入る前に、新規稼動させる水槽や畳む水槽について目星を付けたり準備することが出来ます。

( 私は、季節の流れに沿う自然繁殖を目指す飼育者です。私は今年も、基本的に各種類一年に一回までの繁殖を目安にするつもりです。 )

 

繁殖計画の立案の時期

殖やすメダカ等について、実際にメダカが繁殖可能になってから決めてもいいのですが、場当たり的には決められないことや出来ないこともあるので、事前に繁殖計画を立てるのです。そうすることで、スピーディーにメダカの繁殖に取り組むことが出来ます。

 

繁殖計画を立案し始める時期についてですが、私の場合は室外メダカの越冬中の時期としています。飼育者としては、メダカを越冬させている時は一番  “ 暇な ” 時期なので、その頃からゆっくりと綿密に考えていくのです。

 

去年の繁殖計画とその結果

私が実際に繁殖計画を立てるようになったのは、去年の繁殖シーズンからです。当時はあまり細かいことまで決めず、採卵する卵の数だけを決めるといった単純なものでした。いくつかの異種交配にも取り組んだのですが、どの組み合わせも前々から考えていたわけではなく、繁殖シーズンが始まってから決めていったものばかりでした。

 

そして、その繁殖計画についてなのですが...はっきり言って失敗でした。具体的に何をどう失敗したのかというと、

① 採卵予定数を多く見積もり過ぎたこと

② 採卵予定数を守らず多く採卵したこと

採卵期間を長引かせてしまったこと

などですね。

 

①と②については、確保する卵&稚魚の数に保険をかけ過ぎていたということです。

 

私は心配性ですし、初めて立てた繁殖計画だったので仕方ないと言えば仕方ないのですが、必要以上に採卵&孵化させてしまったが為に、稚魚の育成水槽が極度に過密な状態になってしまいました。結果として、彼らの世話などに多くの手間をかけなければいけないことになったのです。

 

③については、①と②も影響しています。つまり、ダラダラと採卵を続けてしまったが故に、同種の稚魚間の成長格差が深刻になってしまい、まともな選別基準での選別が出来なかったということです。

 

理想を言うと、同じような体格の稚魚~若魚を並べて “ 比較 ” しながら選別をしたかったのですが、繁殖可能な個体から針子レベルの大きさの個体までが同時に存在する状況になってしまいました。

 

最後に

去年の繁殖計画について上述しましたが、反省点については他にももっともっとあります。(笑) せっかく立てた繁殖計画でしたが、繁殖シーズンの途中から計画を放棄し、感覚だけで繁殖を進めていくことになりました。

 

まだまだ考え始めたばかりですが、今年の繁殖計画については、去年の反省を踏まえて現実的な数字目標( 採卵予定数など )を設定し、出来るだけそれに忠実に従うようにしたいと思います。

 

本日の写真

ピュアホワイト光メダカ F1

写真は、当ブログのヘッダー画像になっているピュアホワイト光メダカ F1 です。

 

昨日の記事の冒頭では、 “ 戻し交配 ” について触れましたが、その言葉の本来の目的とは違う目的で、今年はピュアホワイト光の F2 と F1 を掛け合わせることになるかもしれません( おそらくそうなります )。それくらい、 F2 の飼育状況が壊滅的なんです。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!