私はメダカに使わない “ CBF1 ” 表記

こんばんは。(晴れ、時々くもり)レモンパイです。今日は珍しく一日を通して頭が痛かったです。起床時に頭痛が酷かったのでロキソニンを飲んで、その後も若干頭痛の残る感じがして22時以降から痛みがまた盛り返してきました。(汗) 今夜はマイブームの海苔巻きを作ったのですが、冷凍の「さばの竜田揚げ」を揚げて、しょうがマヨと一緒に巻いたら美味しかったです。(^^)

最近はあるものの “ 市場調査 ” 名目で、地元中心にペットショップへ積極的に足を運んでいます。検索エンジンに「神奈川県○○(←市区町村) ペットショップ」と入力してお店を探し、行ける範囲は自転車でも車でも電車でも行っています。

 

私は元々方向音痴で地理には弱かったのですが、この市場調査名目の調査や行動のおかげで地元周辺の地理にかなり詳しくなりました。(笑) 自転車では今まで行かなかった方角へ行く機会が増えて楽しいですし、運転している時は通ったことのない道路を走っていてもいつの間にか馴染みのある道路に繋がったりすると嬉しい感じがします。(^^*)

 

それでは、本題に入ろうかなと思います。今年2021年からは、私のペット飼育の原点であるカブトムシクワガタムシの飼育に本腰を入れることに決めて既にいろいろ動き出し、来月2021年4月からはカブクワ関連の記事の投稿が増えてくるのかなと思っています。そしてカブクワの知識に触れる中で、とある “ 累代表記 ” について関心を持ちました。 “ CBF1 ”“ CBF2 ” といった表記についてです。

 

メダカ界隈でよく目にする累代の基本知識について一応整理すると、「P(=parent)」という表記は親個体を指し「F1(=filial 1)」はその子供たちの群を指します。「P」から見て子の第一世代である「F1」の、兄妹同士の交配で生まれる次世代が「F2」となり、「F2」と呼ばれる個体同士で更に交配をすると「F3」が生まれます。更に同じように累代を進めれば、 F の隣の数字は大きくなっていきます。

( 累代表記に関しては生物によっても飼育管理者によっても定義が多様で曖昧なので、上記のご説明はあくまでベーシックな範囲になります。 )

そして私がヤフオクで、現在はどんなカブトムシやクワガタムシが売られているかのチェックをした際によく目にしたのが “ CBF1 ” という表記。調べてみると「CBF1(=captive breed filial 1)」の略でして、これも生物/飼育管理者によって定義は様々に変形するのですが、飼育管理下での繁殖がベーシックな意味になります。ベーシックな意味だと、一見「F1」と「CBF1」の表記をわざわざ使い分ける必要性はないように思えます。

 

そこで、日本のカブクワ市場における共通認識的な意味が何なのかを調べたのですが、どうやらカブクワ世界における「CBF1」とは

“ 同じ種類の同じ産地出身の、別の系統同士の交配による子第1世代 ”

のことを指すようです。そして “ CBF1 ” の間で累代を行うと “ CBF2 ” が生まれます。

カブクワの世界では同じ種類とされている個体間でも産地ごとに微妙な形態や遺伝子の相違のある事実から、同じ産地出身の同種の個体間で交配を行うことが一般的ですし、出身産地を守ることで商品としてのブランド力を保ち、違う系統の血を積極的に混ぜることで奇形個体等の出現リスクを抑えています。

 

カブクワ飼育の経験者、またはカブクワと似たような累代表記をされるペットの飼育経験者がメダカ飼育者でもあった場合に、メダカにおいても単なる “ F1 ” 表記ではなくわざわざ “ CBF1 ” という表記を選ぶこともあるのかなぁ~と思いました。例えば小田原の野生のメダカを累代していて、新たに同じく小田原の野生のメダカを捕まえてきて両者を交配させたら生まれた子どもは “ CBF1 ”表記になることもあるだろうし、楊貴妃メダカの系統をいくつも抱えている人が、ある時楊貴妃の「A」という系統と「B」という系統の交配を行ったら生まれた子どもは “ CBF1 ”表記になることもあると思います。

 

私の場合は、メダカに関しては面倒臭い(笑) ので今後もシンプルに “ F1 ” 表記を使うつもりです。

 

本日の写真

今月2021年3月にお迎えしたものの、具体的な特徴の分からないままのメダカがいたのでご紹介します。

カイジメダカ ①

カイジメダカ ②

この個体なのですが分かりますかね?答えはカイジメダカです。カタカナで「カイジ」なので、あの藤原竜也さんが主役を演じられていた漫画のカイジ由来でしょうか?実はアクアショップでお迎えする際に、私が指定した個体とは別の個体を店員さんが選んでしまって(←ちゃんと確認しない私も悪いですけど)、その本来購入したかった個体は頭部に色抜けがあって面白い表現だなと思っていました。

 

誤って購入し自宅にいるこの個体についても、よくよく見ると腹部の色が一部抜けているような、逆の見方をすると腹部に濃い黒色が侵入しているような・・・ネット上で調べたところ情報量が少なくて私の力量では作出者さんにまでたどり着けなかった(汗)のですが、体色における “ 黒色のまだら ” が特徴なのかなと個人的には思っています。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!