【自転車転倒】駐輪場で他人のバイクを破損させてしまいました。(泣)

こんばんは。(くもり)レモンパイです。ここ数日の中では、今日は特段に寒かったなと思います。暑いと寒いの行ったり来たりが続くような状況では、室外メダカ達へのエサやりも飼育作業もやりづらいです。今夜は久々にパクチーを買い、炒飯や香味ソースの具材として消費してみました。(^^*)

昨晩は、福島県沖を震源地とする震度6強の地震がありましたね。あの時間はベッドの上でゴロゴロしていて、しばらくは水槽の飼育水の揺れをウォッチしていました。揺れる時間の長く感じられたことがとても不気味だったものの、水槽含め自宅では被害がなくて良かったです。当たり前のことだけど、人間世界でどんな大変なことが起こっていようが地震は関係なく訪れますね。

 

駐車中の自転車が倒れてバイクを破損させてしまいました

それでは、本題に入ります。「ひとりごと記事」の投稿です。先日ハンドメイド(プラバン)について投稿した際、記事の冒頭で『物凄く落ち込む出来事があった』と書きましたが、その内容がこの記事のタイトルになります。気持ちの整理が出来たので、記憶の鮮明なうちに事故発生から解決までの流れについてお話することにしました!

 

登場人物との会話の一語一句までは憶えていませんが、出来るだけ当時の状況に近い会話内容も書き起こしているので、似たようなトラブルを当事者(加害側&被害側)として経験される方の何かご参考になれたら幸いです。

 

事故発覚から警察が来るまで

2022年3月上旬の某日のこと。私はいつものようにトレーニングジムへ自転車で通い、専用の駐輪場に停めて運動をしていました。筋力トレーニング(無酸素運動)を終えて、フィットネスバイクを漕ぎながらイヤホン&スマホ弄りをしていたら、入会手続きの際に対応してださった女性スタッフの方に肩を叩かれました。聞くと、

スタッフ「すみません、今日は○○(←特徴)の自転車で来られましたか?」
私「あっ、はい。それたぶん私の自転車ですけど...」
スタッフ「なんか、自転車が倒れてバイクが傷付いたと言う方がいるので、その方とお会いしていただけませんか?」
私「・・・あっ、はい(頭真っ白)」

ということで、底知れぬ恐怖心を抱きながら店外へ出ました。駐輪場に着くと、私の自転車が倒れていて、そのすぐ傍に前方タイヤのカバーパーツの破損したバイクが停まっており、40代くらいの男性が待っていました。スタッフはさっさと店内へ戻り、私とその男性だけに。

男性「帰ろうとしたら自転車が倒れていて、(バイクが)こうなっていたんですけど・・・」
私「あぁ~っ・・・はい、そぉーぅ..ですねぇ・・・」
男性「(スマホを持って)とりあえず警察呼んだ方がいいですか?」
私「・・・あっ、はい。よろしくお願いします。申し訳ありません」

との会話になりました。とりあえず私は自転車を起こしてぶつかった箇所のチェックをして、自転車を隅の方へ移動させました。

私が現場の状況を見てまず思ったのは、「本当に私の自転車が倒れたの?この男性がそう見せかけているんじゃないの?」ということでした。今まで私の自転車が駐輪中に倒れたことなんてなかったですし、その時の駐輪スペースはスカスカだったので「(慎重な性格の)私がわざわざバイクの近くに駐輪するか???」と思ったからです。つまり、男性が弁償金で儲ける目的で自作自演の言い掛かりを付けてきたのではないかと、一瞬疑いました。それで、男性との会話の第一声にて謝罪の言葉は出せませんでした。

 

でも冷静に考えるようにしたら、私には普段から、自転車は駐輪場内の同じエリアにとりあえず置く(←周囲に他のバイクや自転車があろうとなかろうと)という癖がありましたし、その日は急いでジムに来ていたので周囲に他のバイクや自転車が停まっていたかどうかの記憶が全くありませんでした。また男性が本当に悪い人間なのだとしたら、自らが警察を呼ぶのは矛盾するなと思い、まだ確証は持てないけど男性の主張通りのことが起こったのだというテイで、その後のやり取りを進めることにしました。

 

緊張していたからか、警察官の到着までが物凄く長く感じられました。その日は寒かったので、男性に許可をもらってジム内に置いていた上着を取りに行き、また現場へ戻りました。

男性「何か自転車保険は入っていないですか?」
私「あぁ...そのぅ...購入した際に入った保険はあると思うんですけど...」
男性「保険があったら全額の弁償とかも出来ると思うんで」
私「あぅ・・・ちょっと家帰って調べてみないと分からないです(汗)」

私は自転車の購入時に、店舗で案内された保険に加入した記憶はありました。でもそれは、かれこれもう3~4年以上前のことで、しかも今回のは走行中に起きた事故ではないことから適用される保険はない(あったとしても入っていない)だろうなと思いました。一応、その場で購入した店舗に電話をしたところ、「あなたの具体的な契約内容についてもう店舗にデータはないので分からないが、その保険を更新していないなら切れていると思います」とのことでした。

 

電話後、ネットでそのお店の提供する保険の契約内容をいろいろ調べたところ、いずれの契約だったにせよ今回の事故のような走行中ではない物損案件に対応する補償はなさそうだなと分かりました。保険会社のきっちりした保険というより、その自転車会社のサービスという感じでした。

私「すみません、あの、自転車を購入した店舗に電話をしたんですけど、こういう駐輪場で倒れてという事故に対する補償をするような保険には入っていないです(汗)
男性「あぁ、そうですか・・・」
私「はい・・・」

~少々の沈黙~

私「・・・ご迷惑をお掛けして申し訳ございません」
男性「まあ、今日は風強かったですもんね」
私「・・・申し訳ございません」

このあと、ようやく1人の警察官がバイクに乗って現れました。

この記事を書き始めるまで勘違いしていたのですが、私の住む神奈川県では2019年10月1日から自転車保険への加入が義務化されていました。まだ義務化されていないものだと思い込んでいました。(汗) この記事投稿の前日に、楽天損保の自転車保険に加入をし直しています。

警察が来てからのこと

男性の警察官でした。まずは、バイクの所有者(=男性)の確認、そして倒れたとされる自転車の所有者(=私)の確認。男性と私それぞれに近寄って、名前や電話番号の聞き取り、身分証提示の要求、そしてバイクのナンバーと自転車の防犯登録シールの情報のメモをしました。

男性「これって交通事故とかの扱いになるんですか?」
警察官「今部署で確認中ですが、おそらく事故の扱いにはならないと思います」

印象的だったのは、警察官の方が事故当時の状況について全く検証をしなかったこと。自転車は元々倒れていた場所からずらしたということも、私自身の口から伝えましたが、その警察官は特に興味がないようで、こういう事故は “ よくありがちなこと ” として認識されているのかなと思いました。その後、警察官は男性と私の距離を離してから、個別に職業を聞いてきました。そして、

警察官「部署から連絡がありましたが、今回の件は事故としては扱わないことになりました」
男性「そうですか。この弁償についてはどうしてもらったらいいでしょうか?」
警察官「お互いに連絡先の交換をして、話し合って解決してもらえればと思います」
男性「分かりました。こちらの方(=私)誠実そうなので逃げることはないと思いますが、もし音信不通になったりした場合はどうすればいいでしょうか?」
警察官「警察は民事不介入なので、踏み込んで何かすることまでは出来ません...(私の目を見ながら)お互いに大人の対応をするように」

と言って、警察官は帰り支度を始めました。そこで、

私「あの、LINEってやられていますか?」
男性「はい」
私「では、LINEによる連絡先交換でもよろしいでしょうか?」
男性「分かりました・・・QRコードを見せればいいですか?」
私「あっ、はい。ありがとうございます(QRコードを読み取る)」
男性「ではお名前と住所、電話番号を送ってもらえますか?」
私「はい」

警察官が帰りました。

男性「修理の見積もりが出たら(費用情報を)送るので、それで(口座へ)振り込んでもらう形でいいですか?」
私「はい、それでお願いします」
男性「(修理は)必要な箇所だけにして、出来るだけ安くなるようにするので」
私「あっ・・・この度は申し訳ございません。よろしくお願いします(頭ペコペコ)」

というやり取りをし、男性は帰り支度を始めたので私はジム内に戻りました。一時は男性のことを疑っていましたが、もう男性のことを疑う気持ちは一切なくなり、本当に申し訳ない気持ちが溢れてきました。私に対して思うところがいろいろあったかもしれないけど、興奮や怒りの感情を一切表に出すことなく終始冷静に対話してくれました。私にとっては不幸中の幸いというべきか、男性が良い人だったことが一つの救いでした。(泣)

その後の私は、「弁償額は一体いくらになるのか?」ということに怯え続けることになりました。調べたところ、私が破損させてしまったのはバイクのフロントフェンダーというパーツ。破損程度からするに全交換が妥当かなと思いました。素材は樹脂(プラスチック)が多いらしく、安い物は数千円程度なのだとネットで調べて分かりました。

 

でも、バイクに関する知識も興味もほとんどない私には、男性が乗っていたバイクの価格帯が分からない・・・おそらく原付だから高いバイクじゃないはずだけど、私が知らないだけで高級なバイクなのかもしれない・・・フロントフェンダー以外にも修理の必要な箇所があったらどうしよう・・・なんてあれこれ考えていたら、最悪10~20万以上を請求されることもあるのかなと不安に苛まれました。

 

見積もりが出てから弁償まで

男性から見積もりの情報が届いたのは、事故翌日のお昼前。見積書の写真と共に、「指定の口座に振り込んでほしい」とのメッセージが届きました。その内訳は、

【見積もり内容】
フロントフェンダー:8450円
エンブレムマーカー:410円
工賃:5000円
部品送料:1000円
消費税:1486円
16,346円

というもの。ラインのメッセージが届くまで生きた心地がしなかったので、金額を見て胸を撫で下ろしました。(^^*) 見積もり書に車種が記載されていたので調べたところ、やはり原付(スクーター)だったそう。

 

早く振り込まなくてはと思い、間もなくATMへ向かうことにしたのですが、ここで「いくら上乗せで振り込むべきか?」という問題に悩むことになりました。

まず、今回は物損のみの事案にあたるので慰謝料的な意味合いの金銭を払う義理は全くありません。そして相手方の男性からは修理費だけの弁償を求められている状況です。それでも

○ 今後ジムでまた男性に会うかもしれない
○ おそらく修理費を安めに抑えてくれた良い人
○ 今回の件で時間と手間を取らせてしまい申し訳ない

といった要素を総合的に踏まえて、修理費ピッタリを払って終わり、という対応は “ 私なら ” 違うなと思いました。とはいえ、振り込む額が大きくなり過ぎるとそれはそれで男性に気を遣わせてしまうことも分かるので、丁度良い金額を考えていたのです。

 

結局、ATMでは2万円を振り込んで、振り込んだ証明である利用明細の紙の写真をラインで送り、メッセージでは

私「LINE:お詫び金も含めた額を振込いたしました。お納めください」
男性「LINE:修理費のみで結構でしたのにわざわざ申し訳ございません。ありがとうございました」
私「LINE:とんでもないです。この度は申し訳ございませんでした」

というやり取りをして、今回の【自転車転倒によるバイク損壊事故】は無事解決しました。あれ以来、ジムで男性に会うことはまだないですが、振り込んだ2万円という額は “ 今回の私の場合は ” ちょうど良かったのではないかなと思い続けています。

 

最後に

今回の事故は、他人の物を壊してしまったという内容なので対物賠償保険(賠償責任保険)に加入していると、保険適用により弁償費用をカバー出来た可能性があります。単独の保険だけではなく、自動車保険や火災保険といった他の保険契約の特約としても加入することが可能なので、ご興味のある方はお調べいただければと思います。

(ちなみに私の場合は、これから何か対物賠償保険に入る予定はないです。保険であらゆるリスクをカバーしたいという気持ちも金銭的余裕もないので。 )

事故後に改めてジムの駐輪場の様子を確認したところ、若干の傾斜があることに気が付きました。私の自転車が倒れた方向に向かって、地面が下がっていたのです。駐輪場が必ずしもご親切に平坦だとは限らないことを今回学びました。駐輪場では出来るだけ他の車両との距離を空けることと、距離が十分に空けられない場合は高級そうな車両の近くを避けることを、習慣付けることが大切だなとも思いました。また自転車用のワイヤー状のダイヤルロックチェーンは100均でも購入が可能なので、そういうグッズを使って駐輪時の自転車が倒れないように柵や柱に固定するという工夫も、転倒防止対策として考えられますね。

 

今回ご紹介したような駐輪場での事故について、私の対応が絶対的に正しかったとは思いません。事故の要点として、

○ 男性のバイクが先に駐輪場に停められていた(のであろう)
○ 風で私の自転車が倒れて、男性のバイクを破損させた(のであろう)
○ 男性は嘘を言うような人物ではない(のであろう)

といったことから、私が誠意を持って対応し弁償費用を払うべきだと判断した、というだけのことです。例えば先に停めていたのが私の自転車だった場合や、複数の自転車のドミノ倒しが起こった場合などは、弁償するのが妥当かどうか判断が難しくなったりすると思います。また、もし相手男性の言い分に対して何か不信感を抱いていたら、弁償費用を払わずに様子を見ていたかもしれません。

 

本日のメダカ写真

今日は、先日足を運んだ横浜市港南区(上大岡)にある野本養魚場さんでお迎えしたメダカを撮ってみました。

パンダ出目メダカ ①

パンダ出目メダカ ②

パンダ出目メダカです。店主の方にお伺いを立ててから、自分で網で掬って選んだ2匹です。何でお迎えしたのかご興味のある方は、 ※ こちらの過去記事の末尾の方をご覧いただければと思います。

複数の記事で同じような表現を使い続けると、検索上の問題の出る可能性があるので...。

野本養魚場さんを訪れたのは今回が2回目で、たくさんの金魚やメダカが売られているだけでなく養魚場としては気軽に入店しやすいのが良いなと思っています。上大岡の駅で降りる方には営業時間等をご確認の上、一度訪問されてみることをオススメします。(^_^)♪♪

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!