飼育水の色

こんにちは。(くもり)レモンパイです。

 

とうとう10月になってしまいました。もう4月から半年が経過したことになりますね。また、当ブログの記事を書き始めてから1ヶ月が経ったということでもあります。当ブログの管理者レモンパイが、どのようなテイスト・切り口で記事を書いているのかについて、読者の皆様にお伝えすることは出来たかなと思っています。読者の皆様がいてくださる限り当ブログを末永く続けることが、今の私の一つの人生の目標です。

 

メダカの飼育水の色

では、本題に入ります。メダカの飼育水の色に関する内容です。 “ グリーンウォーター ” と、 “ 飼育水の色の変化 ” についてお伝えします。

 

グリーンウォーターの活用

グリーンウォーターとは、植物性プランクトンの発生によって緑色に見える水のことです。大きい水槽に水を張り、日当たりのよい場所に水槽を2~3週間置いておくと、簡単に入手することが出来ます。また、一度濃いグリーンウォーターを入手すれば、他の水槽に出来上がったそれを分けるだけで簡単にグリーンウォーターを増やすことも出来ます。

 

よく聞く、メダカ飼育にグリーンウォーターは有効だという情報に間違いはありません。濃いグリーンウォーターで飼育していれば、メダカに与えるエサは少量で済みますし、メダカの成長が少し早くなります。また、生後間もない稚魚の育成を手助けしてくれる効果もあります。

 

何回かブログで紹介しているアルビノメダカの稚魚の場合、人工餌に気付いて食べることが他の普通種よりも苦手なので、アルビノ稚魚の飼育水は、必ずグリーンウォーターになるようには気を付けています。

( 欲を言えば、アルビノメダカの水槽内にはミジンコやゾウリムシもいた方がいいです。 )

 

“ 緑の水 ” の注意点

しかし、緑の水であれば全てが理想的な飼育環境になっているとは限りません。私の経験上、水槽に手を入れたときに、飼育水がべた付かない手触りならば問題ありませんが、 “ 手触りがヌメヌメ且つ水槽の底にヘドロのような堆積物が溜まっている場合 ” は注意が必要です。それは、単純に水質が汚染されている可能性があるからです。

 

水槽内に何かの堆積物が発生すること自体は普通のことなのですが、グリーンウォーターの場合、水槽の底が見えにくいという欠点があるので、透明な飼育水よりも定期的に水質のチェックをする必要があります。

 

色の変化と危険信号

最後に、飼育水の色の変化についてですが、水槽を維持し続けていると、必ず飼育水の色の変化が起こります。それは、水槽内に存在する微生物のバランスは毎日変わり続けているからです。グリーンウォーターを作ったとしても、メダカを投入した2週間後にはほぼ透明な飼育水に戻っている場合もあります。

 

飼育水の色の変化について、それが「放置していいことなのか?、それとも何かの危険信号なのか?」を見分けることは難しいです。しかし、飼育水の色が一晩で急に変わるようなことがあれば、それは危険な状態とみて間違いないと思います。

 

今年の3月のことなのですが、室外の幹之水槽で、グリーンウォーターが一晩で薄い茶色に変わったことがありました。その後、その水槽にいた幹之が次々と体調不良になっていったのです。今でもあれは不思議な事象?事件?だったと思いますが、何かをきっかけにその飼育水内の微生物バランスが崩れたことが原因だと私は考えています。

 

本日の写真

梵天メダカ

写真は、梵天メダカの若魚です。 F1 です。2016/9/12の記事:「今心配なメダカ」では、梵天メダカさんの様子がおかしいというお話をしました。相変わらず水面近くにいないなとは思うのですが、エサの食い付きの悪い個体はいなくなったので、どうやら私の杞憂だったようです。(笑)室外水槽では、現在この梵天の水槽が一番濃い緑色ですね。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!