異種交配の目的

こんにちは。(晴れ)レモンパイです。

 

私がプリンカップを愛用していることは、当ブログ内で何度もお伝えしてきましたが、「プリンの入っていたカップであれば、何でもいい」というわけではないです。そのことについて、詳しくお話したことがなかったので、今書きますね。

 

具体的には、底が浅くて脚?があるようなカップだと、底と脚の間から逃げない空気のせいで安定して水面に浮かべることが出来ないので、シンプルにカップの底が地面にくっつく形状のものを選んでください。また、プリンカップは出来るだけ透明のものの方が、中にメダカを入れながらオスメスの判別や選別を行うことが出来ます。

 

メダカの異種交配の目的

では、本題に入ります。メダカの異種交配そのものについて、記事を書いたことがないなと思ったので、今回のテーマにしました。私は理科系科目に苦手意識があり、遺伝に関する知識についてもまだまだ勉強中なのですが、私が異種交配を試みる中で得られたことを基にお話します。

 

“ 一般的な ” メダカの異種交配

「異種交配」という言葉だけだと、何か禁断な領域のようなイメージが湧きますが、メダカの世界では一般的に、変わりメダカ同士での交配のことを指します。 ※1 変わりメダカの原型は全て黒メダカなので、「異種交配をする」といっても、黒メダカの子孫の中で交配をしているに過ぎません。

※1 外国のメダカと日本のメダカとの交配例などについては、私には分かりません。

 

今日ではアクアショップで様々な変わりメダカを入手することが出来ますが、基本的にどのような変わりメダカの組み合わせ( ペアリング )をしても、異種交配を成功させることが出来ます。

 

では、ここからメダカの異種交配の目的についてお話します。

 

異種交配の目的①:新種作出

飼育者が異種交配を行う一番の目的は、やはりメダカの新種を作出することです。例えば、『A』と『B』というメダカがいて、その両方の形質を部分的に取り込んだメダカ『C』を作出したい時などに異種交配を行います。

 

自宅で行っている異種交配でいえば、「楊貴妃の濃いオレンジ色の体色をベースにした斑メダカ」を作出したいが為に、去年は(  オレンジ斑×楊貴妃 )の交配を行いました。

 

異種交配の目的②:血を薄める

二つ目は、品種改良などの閉ざされた集団内での交配を続けることによって、濃くなり過ぎたメダカの血を薄めることです。メダカは大人になるまでの期間が短く、1年に1回は世代が変わる生き物なので、もともとそういう狭い集団内での交配に強い生き物だとは考えていますが、異種交配が血の濃さの問題の解消法の一つになります。

 

血が濃くなり過ぎるたメダカに、具体的にどのような問題が出てくるのかについては、私にはっきりとは断言出来ません。しかし、有性生殖の生き物では血が濃くなり過ぎると、奇形の個体病気への耐性の低い個体が生まれやすくなることが一般的に知られています。

 

※2 異種交配の目的③:種類の削減

これは、私に限定された目的かもしれませんが、(笑) 2017年の繁殖シーズンの後半戦では、メダカの飼育種類数を削減する為に、2つの系統を掛け合わせて1つの系統にまとめることに臨みました。

 

※2 2017/7/30追記:この部分は、2017/7/30に付け足しました。

 

異種交配の目的④:形質の遺伝の研究

三つ目は、①の目的と関連していますが、メダカ遺伝学について研究( 実験 )する為です。形質表現に関わる遺伝子の中には、優性のものと劣勢のものがあります。また、子孫に受け継がれない形質というものもあるので、それらのことについて、実際に異種交配の F1 、 F2 、 F3 ・・・を得ながら調べていくというものです。

 

私が( アルビノ×魔王 )の異種交配を始めたのは、本当にアルビノ形質の個体が F2 の段階で出現してくるのかどうかを、自分の目で確認したかったからでもあります。

 

最後に

異種交配の注意点について書こうとも思いましたが、既に書いている記事があったので、今回は省略します。

( 関連記事 → 2016/9/4の記事:「今夏の異種交配」

 

メダカの異種交配を行う際は、メンデルの法則( 独立・分離・優性 )を踏まえながら、生まれてくる子孫( F1 や F2 )の形質を予想したりすると、メダカの遺伝についてより理解を深められると思います。

 

本日の写真

青光ダルマメダカ F2

写真は、この間選別を終えた青光ダルマメダカ F2 です。セルフィン系と同じく3ペアでペアリングを決めました。

 

去年の今頃だと P は全員天国でしたし、彼らの親魚にあたる F1 は2匹だけしか生き残らなかったことを考えると、本当によくここまで繋げられたなと思います。 F1 の2匹がオスメス違ったことも奇跡でしたね。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!