おはようございます。(晴れ)レモンパイです。
もうすぐ4月ですね。あっという間に、 2017年の4分の1が終わってしまったなと感じています。また、これから新生活が始まる人も多いですね。日本人にとっては4月はやはり大きな節目の月です。
私の場合、4月になってもおそらく何も変わらないと思います。(笑) 良い意味でも、課題的な意味合いとしても「変えられない」という表現の方が近いかもしれません。当ブログの運営を末永く続けること、そして出来るだけ毎日の更新を途絶えさせないことを、これからも大切にしたいです。
メダカの喉の詰まり
では、本題に入ります。「メダカの喉」という言葉を人生で初めて使いましたが、(笑) 他に適切な表現が見つからなかったので、あのようなタイトルにしました。
テーマ自体はとてもニッチかもしれませんが、たくさんのメダカを飼育し続けていると、たまに経験することではあります。
メダカの喉の詰まりとは?
読んで字の如くなのですが、メダカの喉に物が詰まることがあります。詰まってしまう物のほとんどは、メダカが食べようとして飲み込みきれなかった長いエサになります。
メダカをよく観察していると分かりますが、メダカは人間がエサを与えない時でも、水槽内のあらゆるものを突き、食べられそうなものであれば食べようとします。しかし、メダカは口に銜える対象物が食べきれるものなのかどうかを正確には判断出来ないので、「喉の詰まる」事故が起こるのです。
喉に詰まりやすいエサ
まず、飼育者が与える人工の顆粒状&粉末状のエサは、喉に詰まりようがありません。たまに、乾燥赤虫を与えると、しばらく口から赤虫が零れたままの状態になることもありますが、それは時間が経てばふやけて食べきることや、吐き戻すことが可能になるので詰まりはしません。
メダカが喉を詰まらせている状態について、私が見たことがあるのは、
○ 浮き草の根
○ 水面に浮いていた蚊
○ ※ 肉類( 鶏肉など )
などです。それらに共通することは、歯を持たずエサを飲み込むことしか出来ないメダカにとって、千切ることの出来ない長い食べ物だということです。
喉に物が詰まった時の対処
メダカの喉に物が詰まった状態が続くと、ストレスや体力の消耗、場合によっては呼吸の困難により、衰弱していってしまいます。もし、メダカの喉に詰まっているものが細かったり、口からはみ出ている部分が短い場合は、そのままの状態で様子を見ます。運が良ければ、食べ物を全部飲み込んだり、吐き出すことが出来ます。
しかし、喉に詰まっているものが太いものだったり、口からはみ出ている部分が長い場合は、可能であればハサミ等ではみ出ている部分を切除しましょう。具体的には、
● ピンセットでその口からはみ出ている食べ物を掴む
● メダカの口の際で食べ物を切る
というものです。ハサミを扱う際は、誤ってメダカの口元を傷付けないように注意してください。その後は、水槽に戻して様子見します。
物が詰まった時の対処で一番やってはいけないのは、メダカの口から食べ物を無理に引きずり出そうとすることです。食べ物がメダカの食道の中で、どのような形で収まっているのかは分からないので、引きずり出す際に、メダカの体内に致命的なダメージを与えてしまう恐れがあります。
最後に
飼育者が、メダカが水槽内の様々なものを食べないようにコントロールすることは難しいです。メダカが喉に食べ物を詰まらせるのは、一定の確率で起こる仕方のないことではあります。
この間、親ザリ水槽にいたメダカはザリガニの食べ残しの鶏肉を喉に詰まらせ、力尽きてしまいました。メダカと混泳させている水生生物の食べ残しの、大きい生のエサ等には特に注意が必要です。
本日の写真
写真は、楊貴妃パンダメダカ F2 です。私の抱えているこのメダカは、かなり固定率の確立されている種類だと思います。「もともと固定率の高いメダカ」の選別には困ることが多いですが、基本的な方向としては、彼らを少しでも濃いオレンジ色になるように改良を続けるつもりです。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!