おはようございます。(晴れ)レモンパイです。
カブトムシの幼虫のマット交換
早速ですが本題に入ります。「稚ザリの成長を綴るシリーズ」が終わってしまったので、何か違う記事を作りたいなと考えていたのですが、3日前にカブトムシの幼虫のマット交換を行ったので、そのことをお話します。
購入後~現在までの幼虫飼育について
今年の2月から、久々にカブトムシを幼虫1匹から飼育し始めたレモンパイですが、購入後から3日前までの2ヶ月間、一度もマット替えや水分補給を行ってきませんでした。
このまま放置を続けてもいいかなと思いましたが、 “ 飼育 ” をしている実感が薄いですし、最近の幼虫さんは飼育容器の壁側に姿を見せてくれることが少なかったので、幼虫さんを一旦外へ出して確認してみることにしたのです。そのついでに、マットの交換も行いました。
幼虫のマット替えのタイミング
カブトムシの幼虫の飼育マットを交換する間隔は、飼育容器内にいる幼虫の大きさや数、使っているマットの容量によって変わりますが、
② 一部の幼虫が力尽きてしまったとき
③ コバエなど他の生物が大量発生してしまったとき
などです。②と③については、今回は触れません。
①について、カブトムシの幼虫はマットの深さ( 15cm 以上は欲しいです )が足りない場合や、マット上で蛹になろうとする個体などの場合でなければ、マット上に姿を現すことはほとんどありません。しかし、普段マットの下層~中間層で過ごす彼ら幼虫が、マットを食べ続けて多くのフンを排出するようになると、マットの表面にフンが見られるようになります。
マット上にまでフンがあると、中の幼虫は不自由なくマットを食べ続けることが難しくなるので、大きい成虫を手に入れたい方は、マット上に新しいフンをいくつか確認したらマットの交換をオススメします。
マット交換の方法
マットを交換する際は、私の場合は手( ビニール手袋 )や割り箸、新聞紙、ふるいを使用します。マット交換の基本的な目的は、古いマットから幼虫のフンを取り除き、それに新しいマットを足し混ぜたものを飼育容器に戻すことです。
まず、飼育容器内のマットを2~3枚を重ねた新聞紙の上に全て取り出します。一番簡単なのは、容器をひっくり返す方法です。ひっくり返す際は、幼虫が地面に叩き付けられたり、転がっていかないように気を付けます。
幼虫の安全を考えてもっと慎重にマットを取り出す場合は、飼育容器を横に倒した状態にし、手や割り箸で少しずつマットを外に掻き出します。幼虫の位置が分かるなら、その付近までマットを手で取り除き、最後は幼虫を手で優しく土ごと掬い上げます。幼虫の位置が分からなければ、割り箸で “ マットの表面を舐めるイメージ ” で少しずつ削るようにします。
マットを全部取り出したら、ふるいを使って未食分のマットとフンに分けます。ふるいに関しては、網目がマットを通してフンを通さない大きさのものを選びます。また、ふるいから下に落ちない土の塊は手で潰します。未食分のマットを入手したら、未使用( 新品 )のマットと混ぜて、飼育容器に幼虫と共に戻して完了です。
マット交換に関する補足&注意点
マット交換をしている時は、マットにコバエの侵入する恐れがあります。コバエ避けシートなどで、普段からコバエの侵入を許していない方は、特に注意してください。
コバエの侵入の可能性や風に新聞紙が飛ばされてしまうこと、幼虫に直射日光を当ててはいけないこと等を考慮すると、マット交換は室内で行うのが望ましいです。私の場合、玄関やお風呂場で作業することが多かったです。
幼虫には、脱皮や蛹化の前後などデリケートな時期があります。その僅かな時期とマット交換のタイミングが被ってしまう可能性は低いですが、被ってしまわないように、マット交換は飼育容器の外から幼虫の様子が見える時に行うのが望ましいです。幼虫の様子に異変がなければ、マット交換を行って大丈夫です。
本日の写真
写真は、3日前に撮ったカブトムシの幼虫さんです。ちょうど古いマットを全部出し終わった時の光景です。幼虫さんを掬った直後は力尽きているフリをしていたのですが、数十秒経ったら下へ潜ろうとしていました。(笑)
次回のマット替えをする前に、幼虫さんが蛹になってしまう可能性も考えられるので、古いフンは丁寧に取り除きました。蛹になってしまったら、何か緊急の事情でもない限りマットは弄れません。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!