ザリガニの脱走対策

こんにちは。(晴れ)レモンパイです。

 

今このことを書くのはタイミングとして中途半端ですが、旧ブログの開設日が 2016/5/10 だったので、あと20日程でレモンパイのブログ人生の1年目が終わる計算になります。幸いにも、こんな初心者ブロガーの拙い文章でも、読んでくださる方々がいてくれたので、ブログの毎日更新を続けることが出来ました。

 

余程の事情がない限り、メダカの飼育は一生続けていきます。そして、メダカの飼育が続く限り、メダカブログの運営も続けていきます。でも、この先どんなコンテンツを発信していこうかということに関して、特に案が思い浮かばないので少し不安です。(笑)

 

ザリガニの脱走対策

それでは、本題に入ります!久々のザリガニ記事です。最近はありませんが、私は過去に何度もザリガニの脱走を経験してきました。その脱走を防ぐ方法などについてお話します。

 

「ザリガニは脱走する生き物」

ザリガニは、自ら水槽外へ出る( =脱走することがあります。彼らからすれば、単にエサを探したり、より快適な隠れ家や居場所を求めたり、足りない酸素が欲しいだけなのかもしれませんが、元いた水槽やその他水のあるところへ自力で戻れなければ、いずれは乾燥によって力尽きてしまいます。

 

よって、ザリガニの飼育者は、彼らの脱走対策を講じる必要がありますし、実際に脱走されてしまった時は早急に見つけなければいけないのです。

 

脱走対策①:水槽に蓋をする

一番の脱走対策は、水槽に蓋をするということです。これは、ザリガニ水槽の飼育水の水位に関係なく行った方が良いことになります。ザリガニは、大きなハサミ( 第1胸脚 )を力強く且つ巧みに使って周囲のものに掴まり、残りの胸脚や尻尾を使ってボディバランスを取りながら、水槽の上部へ登ることが出来ます。

( 特に、外掛け式のフィルターは、彼らにとって格好の取っ手や足場になるので注意しましょう。 )

 

水槽に専属の蓋があればそれを使いますが、なければ板状のもので代用しましょう。また、蓋が軽かったり、水槽との間にザリガニが通れそうな隙間が出来る場合は、蓋の上に重しとなるものを置いたり、隙間を埋める工夫をしましょう。私は現在、母ザリ水槽ではプラスチック製のバインダーを蓋の代用にし、重しとしては使う機会のない国語辞典を置いています。(笑)

 

脱走対策②:水槽内で隔離飼育をする

2017/3/8の記事:「水生生物の隔離飼育」にて、ザリガニのことについて触れましたが、ザリガニの共食いを防ぐ為に水中で1匹ずつを隔離容器に閉じ込めて飼育するなら、脱走も防ぐことが出来ますね。

 

ただし、ザリガニを水中( 水没 )飼育する場合は、エアレーション機器を必ず付けましょう。

 

脱走対策③:ハサミを取り除く

3つ目の対策は、ザリガニの脱走に最も重要なハサミを取り除いてしまうことですが、オススメは出来ません。それは、ザリガニに傷を付けて出血させることになるので、結果として衰弱させてしまう可能性がありますし、場合によっては二度とハサミが再生しないことにもなりかねないからです。

( 複数匹を一つの水槽で飼育する際に、共食いのリスクを抑える為にハサミを取る方もいらっしゃいますが、ザリガニは単独飼育が望ましいです。 )

 

脱走後の想定

ここまで脱走を未然に防ぐ対策を綴りましたが、時には対策が失敗してしまうこともあります。例えば、エサやりの為に開けた蓋を戻し忘れたり、飼育者の思いもよらない経路を使われて脱走されること等です。

 

脱走された時を想定すると、水槽の周囲は整頓された状態に保つようにしましょう。極端な例ですが、水槽の周りに生活ゴミや衣類が散らかっていると、ザリガニの捜索が大変なものになります。

 

また、ザリガニは陸上でも隠れ家のように暗い場所に移動したがるので、敢えてそういう隠れ家の代わりになるようなものを、水槽の付近や部屋の四隅に置いておくのも良いかもしれません。

 

最後に

様々な事情で蓋を使えない/用意出来ない場合は、飼育水の水位と水槽の口( 淵 )が大きく離れるような飼育環境にしましょう。

 

まだ筋力の弱い稚ザリが、水槽内を登って脱走することはありません。目安としては、体長が 6 ~ 7cm になるまでは、よほど飼育水を満杯に張らない限りは脱走対策は要らないと思います。

 

本日の写真

メダカ水槽の稚ザリ

写真は、メダカ水槽の稚ザリです。『稚ザリの成長を綴るシリーズ』の最終回では、メダカ水槽に稚ザリ3匹を野放しで飼育することにしたとお伝えしましたが、現在も  4匹全員無事です。皆一回り大きくなりました。

3月末の時点では3匹でしたが、【 グラス 】で飼育していた1匹をメダカ水槽に移しました。

 

ちなみに、写真のメダカ水槽は濁っているように見えますが、それは昨日第1のリスクヘッジ水槽のメダカたちを引っ越しさせたからです。その際に、濃いグリーンウォーターの飼育水も一緒に投入したので、あのようになりました。(笑)

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!