メダカの転倒

おはようございます。(晴れ)レモンパイです。5月になりました。

 

昨日の夜、ブルーチーズ君が27日ぶりに脱皮をしました!!彼の体長から考えれば、1ヶ月未満での脱皮というのは間隔がとても短いですが、そうなったのは、私が急激な水替えを何回か行って脱皮を促したからです。

 

今回は敢えて脱皮をさせることにより、腹部に症状( シミ )のあったバーンスポット病を治そうと試みたのです。

 

まだ脱皮をして間もないので、病状については何とも言えません。場合によっては、また3週間~5週間の感覚を目安に、もう一度脱皮させることもあり得ます。とりあえず、無事に成功して良かったです。(*^0^*)

 

メダカの転倒

それでは、本題に入ります。メダカの「テーマ記事」です。今回は、メダカの転倒について書いてみることにしました。メダカが転倒する時や、その時の対処法などについてお話します。

 

メダカの転倒とは

まずはっきりとお伝えする必要がありますが、 記事は、メダカの「転覆病」について書いた記事ではありません。以前にもお話しましたが、私には転覆病の定義がよく分からないですし、 転覆病だと断定できるような個体を飼っていた記憶はないです。

 転覆病の疑いを持つ個体は、過去に何匹もいましたが、いずれも「治療の必要な病気」だとは一度も思ったことはないです。

 

“ 転覆 ” や “ 横転 ” などの言葉を使うか迷いましたが、ここでいう転倒とは、体が斜めに傾いたままになるなど、メダカが数秒以上、その個体にとって不自然な体勢をとっていることとします。メダカは基本的に、体を水平に保つ生き物です。

 

転倒する時①:水位が低い

これは当たり前と言いますか、(笑) 飼育水の水位が低過ぎると、体勢を崩してしまうことがあります。転倒してしまう程の水位のままだと、メダカに大きなストレスが掛かりますし、水槽底の床材などとの接触で体が傷付く可能性が高くなってしまいます。

 

対処としては、大人メダカであれば、水位を最低でも 3cm は確保するようにします。背びれや尾びれの長いタイプのスワローメダカであれば、水位はもっと確保した方が良いです。

 

転倒する時②:力尽きる間際

2つ目は、メダカが力尽きる間際の、弱っている状態です。体力が残っていないので、転倒した状態になりやすいですし、水槽底や水面近くで呼吸しかしていない場合もあります。

 

また、見た目は元気な体型に見えても、脳や神経に何か異常をきたしていると考えられるふらふら泳ぎをしている場合は、いずれ力尽きてしまいます。

 

これらのケースは、力尽きる前兆としての転倒なので、対処法はないです。個人的には、配慮として力尽きるまで隔離してあげたりはします。

 

転倒する時③:水温が低い時

3つ目は、飼育水の水温が低過ぎて、メダカが思うように体を動かせないです。メダカは魚類であり変温動物なので、あまりに寒いと体の自由が利かずに、ぎこちない動きや体勢( =転倒 )になってしまうことがあります。

 

例えば、私が越冬期間中にメダカを観察容器に掬い入れたりすると、ビックリして暴れまわった後に、逆さ立ちの状態で固まってしまうことがありました。

 

また、 ダルマ体型のメダカについては、もともと不安定で歪な体型だからか、水面近くで転倒していることが多いです。

 

水温が低いことによる転倒については、特に気にする必要はありません。一時的に転倒しても、時間が経てば自力で元の体勢に戻りますし、水温が上がれば直ります。

 

最後に

メダカの転倒について書いてきましたが、①のケースを除いて基本的に飼育者がやるべきことはありません。ただし、転倒していることによって、混泳する仲間のメダカや他の混泳生物から攻撃されてしまう場合は、隔離するなどの配慮が必要です。

 

水槽底のエサを探している際に、逆立ちの体勢になることがありますが、それは転倒ではありません。

 

本日の写真

青光ダルマメダカ F4

写真は、青光ダルマメダカ F4 の半ダルマっ子です。今日は、彼らについて作業をしました。ペアリングまでは出来ませんでしたが、選別も少し行い、写真の子は室外の「本ダルマっ子&半ダルマっ子専用のミックス水槽」に移しました。

 

余談ですが、当記事の本文はおよそ2ヶ月前に仕上げました。(笑) しかし、投稿のタイミングがズレたりして延期が続き、結局今日の投稿になりました。

 

また、この「本日の写真」のコーナーでは、元々体勢の傾いていた楊貴妃透明鱗スワローメダカさんの写真を載せる予定でしたが、彼は先々月に力尽きてしまったので、残念ながらそれは叶いませんでした。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!