半ダルマメダカの重要性

こんにちは。(晴れ)レモンパイです。

 

強烈な眠気に逆らいながら記事を書いています。(笑) 単純に睡眠不足で眠いのではなく、寝ても寝ても眠気が引かないのです。こういう時期?期間?が、今年の春くらいからたま~に何回か訪れるようになりました。本物の病だったら嫌ですね。

 

以前、神社によく行くというお話をしましたが、私は目に見えないものの力を強く信じているので、身体に起こる異常とスピリチュアルなもの( メッセージ )を結びつけて考えてしまったりもします。こうやって、自分からスピリチュアルな原因を探っている時ほど、神社や先祖のお墓へお参りに行くようにしています。

 

半ダルマメダカの重要性

では、本題に入ります。ダルマメダカは今では人気の変わりメダカです。その見た目や動きの可愛さなどから、体型の縮み具合の激しい本ダルマメダカは高価で人気の高い種類になっています。

 

しかし、実際に飼育をしていると半ダルマメダカの方が重要な存在になることが多いので、今回はそのことについてお話します。

 

半ダルマメダカとは

【 本ダルマメダカ 】【 半ダルマメダカ 】の間に明確な定義があるわけではありませんが、半ダルマメダカとは、 “ 体長が普通尺体型メダカよりも短く、本ダルマメダカよりも長い種類 ” ということになります。

 

本ダルマメダカは、特に縮みの激しい個体のことを指しますし、一概に半ダルマメダカといっても、個体ごとの体型にはバラつきがあります。

 

半ダルマの良さ①:普通体型メダカとの混泳

2016/9/14の記事:「ダルマメダカの飼育難易度」で書いたことですが、本ダルマメダカを飼育する場合は、他の普通体型メダカと飼育容器は分けた方が望ましいです。それは、ダルマという形質が泳ぎの面で不利で、飼育水内でダルマメダカが弱者になりやすいからです。

 

一方で、体の縮み程度が軽い半ダルマメダカの場合は、普通体型メダカとの力の差が表れにくいので、本ダルマメダカよりも普通体型メダカとの混泳を安心して行うことが出来るのです。半ダルマメダカを抱えていた方が、本ダルマメダカよりも水槽の数を節約出来ます。

 

半ダルマの良さ②:繁殖

当ブログでは以前、唯一いた幹之メダカの本ダルマのメスを繁殖させようと、同じ兄妹の中から普通尺体型のオスを選んでペアリングさせたと書きました。しかし、結局まともに有精卵を確保出来ずに、繁殖計画は頓挫してしまいました。

 

有精卵を確保出来なかった原因は、そのメスの体型です。ダルマメダカは体の縮み具合が激しければ激しいほど、オスは理想的な体勢でメスの卵を受精させることが難しくなるので、無精卵が多くなります。

 

その傾向は、オスとメスの両方が本ダルマ体型であれば強くなりますが、オスとメスのどちらか一方が本ダルマ体型でも、有精卵が少なくなってしまいやすいのです。

 

そこで、半ダルマメダカが活躍します。半ダルマメダカは、相手が普通体型でも本ダルマ体型でも、普通体型同士の交配のパターンに近いレベルで有精卵を作りやすくなるのです。よって、ダルマメダカの遺伝子を残していきたい場合は、本ダルマではなく敢えて半ダルマを繁殖に使うことがあります。

( 品種改良で縮み具合の激しさを追求する場合は、本ダルマメダカを両親にする方が理想的かもしれません。しかし、ダルマ体型に関する遺伝子は、半ダルマメダカが親でも十分に受け継がれるので、半ダルマメダカを親にして問題ないのです。 )

 

本日の写真

青光半ダルマメダカ F2

写真は、兄妹に多くの半ダルマ or 本ダルマがいた青光メダカ F2 です。彼らの祖父母にあたるメダカは本ダルマだったのですが、本ダルマ体型だからといって、有精卵を確保するのが無理なのかといえば、必ずしもそうではありません。しかし、卵の採取や管理に多くの手間がとられてしまうことは事実です。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!