こんにちは。(晴れ)レモンパイです。
現在、ヒメツメ水槽ではヒーターを稼動させているのですが、水足しを毎日行っています。それは、冬場のヒーター水槽では、その水温の高さと外気の乾燥等によって飼育水の減りがとても早くなるからです。
室外の風当たりの多い場所の水槽よりも、ヒーターやフィルターを稼動させている室内水槽の方が水の減りが早かったりもしますね。
メダカの冬眠と寿命の関係
では、本日のお題に参ります。当ブログでは、何回かメダカの ※1 越冬について記事を投稿してきましたが、今回は「 冬眠する/しない 」という観点によるメダカの寿命についてお話します。
生き物の冬眠に関する一般論
「生き物」というざっくりとした表現にしてしまいましたが、(笑) 冬の時期になると冬眠やそれに似た状態になる生き物が数多く存在します。
生き物が冬眠をするのは、「恒温動物」か「変温動物」なのかによって性質は異なるのですが、寒い冬に心拍数を少なくさせたり、活動量を極端に減らしたりするなどして、暖かい時期の訪れまでを耐える体に変えているからです。
しかし、その越冬の時期を、飼育などによって暖かい環境下に置かれて冬眠をしなくなった生き物の場合は、冬眠をした生き物よりも寿命が短くなる傾向があることが知られています。例えば、成虫になってから数年生きるオオクワガタの場合は、越冬期間中も加温機器などで飼育容器内の温度を高めに保つと、一年中活動を見られるようになるのですが、寿命は確実に短くなってしまいます。
メダカの冬眠と寿命
比較実験はしたことがないのですが、メダカの場合も、冬に【 冬眠せざるを得ない室外の環境下に置かれた個体 】と、【 ヒーターや暖房で加温された室内水槽の個体 】とでは、確実に寿命に差が出てくるはずです。
よって、飼育者が ※2 多くのメダカを長生きさせたいのであれば、冬は室外で冬眠させるべきなのです。
メダカの冬眠に対する私の考え
私の場合は、「冬眠させる/させない」という視点についてはあまり意識していません。どっちでもいいですね。(笑) というのも、冬眠させなくても、健康な個体であればほとんどが1年半は生きてくれるので、子孫を残す為の繁殖を行う期間は十分に確保出来るからです。
現在、私が抱えている多くのメダカは冬眠中なのですが、そうさせているのは室外で越冬させた方が管理が楽になることと、冬に水槽を加温して繁殖は試みようとは思わないからです。
本日の写真
写真は、昨日撮ったピュアホワイト光メダカ F1 さんです。繁殖自体は上手くいったのですが、私が若魚を選別し過ぎてしまったことや不運もあって、今では F2 の若魚が全然いません。やや緊急事態ですね。
もしかすると、来春に F2 だけで繁殖を行うことが出来なくなるような事態にもなりかねないのですが、長生きしてくれる親魚がいると、もう一度繁殖で活躍してもらうことが期待出来るので、そういう意味では親魚は大切な存在ですね。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!