自宅メダカの絶滅を防ぐ方法

こんばんは。(晴れ)レモンパイです。今夜は親子丼を作りました。丼物は普段からあまり作らないですが、冷蔵庫に三つ葉がたくさんあって消費しなくてはいけなくて、それで親子丼を作って上に大量に乗せてみました。(笑) 美味しかったです。

この時期なので、就活関連のCMやニュースを見る機会が増えたのですが、毎年のように「充実した学生生活で楽しくて、乗り越えた山もあって~」といった描写が気になってしまいます。毎年見るあれが、世間一般の “ 大学生像 ” みたいです。

 

私の大学時代は、だいたい独りぼっちで誰かとわいわいした経験がほとんどないので、就活をしていた当時から「やっぱり自分は違う( 対象外 )のかな?」と感じていました。(笑)

 

大学入学当初は、悪夢の高校時代を取り返すかのように、いわゆる「大学デビュー」をしようと積極的にいろいろな場所に顔を出したり挑戦してみたりしたのですが、 “ どこへ行っても鏡に映る自分の姿は同じ ” なのだと段々気付いてきました。背伸びは続けられるものではありませんでした。

 

もし当記事をご覧の方の中で、大学入学が間近の方がいらしたら是非お伝えしたいのですが、周囲を気にして “ 大学生像 ” を演じる必要性は全くないです。何の為に大学へ進学し、何が自分にとって大切かを冷静に考えて、マイペースに生活した方が好ましいと思います。(^^)

 

自宅メダカの絶滅を防ぐ方法

では、本題に入ります。今回は、私が普段から意識して行っている、 “ 自宅のメダカ達( 各系統 )の絶滅を防ぐ方法 ” について、「テーマ記事」としてまとめてみました。

 

絶滅を防ぐ究極の方法は、無尽蔵に繁殖させて、無限な数の子孫を個体を飼育することです。しかし、実際の飼育の現場では「飼育スペース」等も含めた様々な “ 資源 ” が限られているわけなので、限られた条件の中で「どう工夫をして絶滅リスクを下げていくか?」が大切になります。

 

以下では、自宅メダカの絶滅を防ぐ具体的な方法を5つ挙げています。

 

絶滅を防ぐ方法①:たくさん殖やして飼う

飼育するメダカ系統の絶滅を防ぐ上で、一丁目一番地として大切なことは、

・たくさん殖やしてたくさん維持すること

になります。

どんなにメダカ飼育者としての経験値が上がっても、飼育する絶対数が少なければ、予期せぬトラブル事故に遭った際に、とても脆い飼育状況に陥ってしまいます。

 

絶滅を防ぐ方法②:オスメスの割合に気を付ける

一部のメダカ系統では、オスメスどちらかの出現率が高く、どちらかが低いといった現象の起こることがあります。また、ある系統において飼育者の理想的な形質表現の個体が、「オス( /メス )ばかりだった」ということもよくあります。

 

メダカを誰かに譲ったり選別するなどして減らす際は、

・手元に残す個体のオスメスの割合に気を付けること

が重要になります。基本的には、オス( /メス )の割合が全体の【 4~6割 】に収まるようにするのが望ましいと思います。

 

絶滅を防ぐ方法③:水槽を複数に分ける

続いて、

・飼育するメダカを複数の水槽に分けること

も大切なことになります。例えば、ある1000匹のメダカを一つの舟( 巨大な水槽 )でのみ飼育していた場合、その舟の底にいつの間にか穴が開いて水漏れしたら、気付いた時には舟の中のメダカが全滅しているかもしれないですよね?

 

絶滅リスクの分散として、 “ どんなに多く飼っている系統( 種類 ) ” でも “ 少ない数しか飼っていない系統 ” でも、水槽は出来るだけ複数に分けていた方が望ましいです。

 

絶滅を防ぐ方法④:水槽の置き場所を分散させる

上記の③の方法に関連しますが、あるメダカ系統の水槽をただ複数に分けるだけでなく、それら

・複数の水槽の置き場所を分散させること

も大切なポイントではあります。

 

メダカを飼育する「飼育スペース」には、場所ごとに違った環境条件( リスク )があります。具体的には、

・直射日光や風雨の影響を受けやすい場所
・飼育者の足や体のぶつかりやすい場所
・飼育者の目の届きにくい場所
・野鳥や猫、トンボに狙われやすい場所

等の条件が挙げられます。例えば、直射日光の当たりやすい場所に置いた水槽の場合、夏場は水面をすだれで覆う等の対策をしないと、水槽内のメダカ達が茹で上がってしまうリスクがあります。

せっかくあるメダカ系統を分けた複数の水槽を、一箇所の場所に固めて設置するのは、各水槽に似たようなリスクを背負わせることに繋がります。同じメダカ系統の水槽でも少しでも距離を離して設置したり、違う棚に乗せたりすると、それぞれの水槽が抱えるリスクを違うものに変えられるので、結果としてそのメダカ系統全体の絶滅リスクを抑えられるのです。

 

絶滅を防ぐ方法⑤:親魚世代や祖父母世代を維持する

5つ目の方法は、上述の①~④の方法とは違った観点になりますが、あるメダカ系統のある世代が絶滅してしまった場合の保険として、そのメダカ世代の親魚や祖父母の世代を維持することも、重要になってきます。

 

あるメダカ系統に最新世代が生まれると、飼育者としてはどうしても親魚以前の世代の維持を軽視してしまいがちだと思います。しかし、最新世代の飼育の安定しない系統では、敢えて親魚世代を多めに維持し、親魚世代に再繁殖してもらう可能性を考慮して大切に維持し続けることが望ましいです。

 

また私の自宅での経験だと、健康で元気な個体であれば生後2年くらいまでは繁殖能力があるので、仮に最新世代もその親魚世代も維持が危うい状況であるならば、生存している祖父母世代などにも、再繁殖をさせることを考える必要がありますね。

 

最後に

上記に挙げた4点以外にも、例えば病気の感染拡大の観点から、

・水槽ごとに網などの飼育グッズを使い分けること

も一つの方法として挙げられますが、そこまで徹底するのは非現実的なので私はやりません。

 

一昔前の私がそうだった(汗) のですが、メダカの種類をたくさん集め過ぎてしまうと、各メダカ系統( 種類 )に割ける飼育スペースが狭くなり、一系統あたりで飼育出来るメダカの絶対数が少なくなってしまいます。絶滅を防ぐことを考えると、飼育するメダカ系統数はある程度絞った方が良いです。

 

本日の写真

乙姫メダカ F2 ①

写真は、乙姫メダカ F2 になります。今年の繁殖シーズンでは、「レモンパイ18」メダカとの統合の異種交配を予定していて、今日は生存数の確認と選別をしてみました。1枚目が上見、2枚目が横見です。

乙姫メダカ F2 ②

祖父母の P 世代父母の F1 世代だと、体色表現の派手な個体が多かった気がしますが、 F2 世代では特に色揚げ処置はしていないので、それで全体的にあっさりしているような...。(汗)

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!