こんばんは。(晴れ)レモンパイです。最近膝を痛めてしまい、小幅でのっそのっそ歩く日々が続いています。下半身に問題があると有酸素運動も難しくなるので、改めて気を付けなくてはと思いました。今夜はハンバーグを作りました。
「シーソー型フォレイジングトイ」作りをご紹介!
それでは、本題に入ります。「ハンドメイド記事」の投稿です。私はこれまで、自宅で飼うマメルリハ用にフォレイジングトイ(餌探し玩具)を2つ作ってきましたが、今回は新作を作ったのでそれをご紹介することにしました。制作時間はボンドの乾燥を含めて3時間程度で、トイの仕組みも簡単なのでご参考にしていただける点があればと思います。(^^)
今回用意した材料など
まず、今回最初に用意した主な材料はこちらになります。
後で追加する材料も出てきますが、基本的にはこの4点です。使用した工具等もまとめると、
★ 木管
★ 支柱用の棒
★ 木ダボ
( ★ 餌入れ用木片 )
( ★ 不要になった止まり棒 )
☆ 定規&鉛筆
☆ ノコギリ
☆ 彫刻刀
☆ 電動ドリル
☆ ヤスリ&紙ヤスリ
☆ 爪楊枝
☆ 木工ボンド
☆ 金槌
☆ 釘
木の種類について、土台板が「ヒノキ」ということしか分かりませんが、他の材料については今まで使用してきて問題がなかったので今回も使うことにしました。
シーソーの本体部分になる木管です。ホームセンターでこれを見つけたことにより、今回の作品作りを発案しました。この中におやつ(エン麦等)入れて、木管を傾けた際におやつが土台に落ちるようにしたいのです。
トイ作りでもアスレチック作りでも大活躍の木ダボ。今回はシーソーの軸として使います。それでは、工程についてご紹介します。
フォレイジングトイ作りの工程
まず、材料をノコギリでカットします。木管は土台の長さと同じ 20cm で、これだとおやつが土台から零れ落ちる可能性が高いので少し短くします。支柱用の棒は2つに分けます。
ノコギリでカットした部分の ※1 ささくれは、ヤスリや紙ヤスリで綺麗にしました。最終的に木ダボは、木管を貫通させ両サイドの支柱に埋まる形にします。
木管のおやつの出る側の加工をします。インコ達がクチバシで引っ掛けやすくなるようにしたいので、彫刻刀で溝を掘っていきます。
このような感じで、溝を一周分作りました。ご参考にされる場合は、彫刻刀でお怪我をされないよう十分お気を付けください。m(_ _)m
続いて、電動ドリルを使って軸を通す穴を開けました。木管は中心に空けるように、両支柱は同じ高さに開けるように意識しました。見栄えのことを考え、支柱は貫通まではさせませんでした。
電動ドリルで出来たささくれも、紙ヤスリで綺麗に除去しました。
次は、木管の中におやつを留めるスペース(底)を作ります。ひまわりの種など大きいおやつであれば、軸部分で引っ掛かるので「底」は不要ですが、基本的におやつはエン麦を想定していたので今回は「底」が必要でした。木材ストックの中から、木管の内径より僅かに細い程度の棒を見つけたので、その先端をノコギリで切り取りました。
爪楊枝の先に ※2 ボンドを付け、木管の軸を通す穴から内側にボンドを塗り、「底」部分を内側に設置しました。
軸の加工に移ります。自宅の電動ドリルの太さでは木ダボは通らなかったので、木ダボをヤスリで削っていきます。
最終的にこのような形にしました。木管にハマる部分はしっかり固定したいので太めにし、支柱に入る部分は細くしました。ダボ(軸)の細くした両サイドについて、
● 綺麗な円柱形 ⇒ シーソーが上下に動きやすくて、私が扱いづらい
という特性があるので、角々しくなり過ぎないよう、綺麗な円柱形にならないように意識しました。摩擦の問題ですね。
各材料の加工が終わったので、組み立てていきます。まず支柱の1本の底にボンドを付け、土台に接着させました。上述した通り、ボンドははみ出ないように気を付けました。
木管に支柱を挿しました。キツかったのでこのままでも良かったですが、何となく気になるので木管の内側部分にボンドを塗って固定力を上げました。
まだ接着していなかったもう1本の支柱にもボンドを付け、軸を挿した木管と一緒に設置しました。ボンドが乾いて接着力が上がるまで少し待ちます。
完成したトイを持ち運ぶ際に支柱を掴みたいな思い、更に丈夫にする為に土台の裏側から支柱の位置に釘を打ってみました。釘も、金属の種類によってはインコの体内に入ると良くないので注意が必要です。今回は土台の裏側ということで、露出しない&齧られない部分だったので使いました。
これにて完成!・・・と思いましたが、想像していたよりシーソーの軸の高さを高めにし過ぎてしまったように感じました。(汗) マメルリハ達に背伸びを強いるかもと思い、足場を用意することに。
また木材ストックの中から適当な材料がないか探し、インコのケージ用の止まり棒を選びました。現在使っているケージのサイズに合わない不要な棒です。ノコギリで短い棒を3本作り、ボンドが露出しないよう注意しながら組み立てて足場にしました。
これで本当の完成です!!(*^0^*)♪♪
実際に試してみました
全てのボンドが乾いてから、実際にマメルリハ達に試してみました。
最初に試したのは、現在飼う5羽の中で一番フォレイジングトイに向いているあめちゃん。頭を使うのが好きな子です。シーソーの先端にエン麦を1粒入れ、先端が下がることでエン麦が出てくる様子を私が見せることに。
エン麦を食べてもらっている間に、シーソーに次のエン麦を装填して、食べ終わる頃にまたシーソーからエン麦を排出する・・・というのを数回繰り返していました。
しかしここで、一緒に出していたチコちゃんが乱入し、あめちゃんを追い払ってしまいました。(汗) エン麦が気になっていたようです。彼もフォレイジングトイ向きの子ではあるので、このまま彼に仕組みを見せ続けました。
すると、数分も経たないうちにシーソーの先端に興味を持ち始めて・・・
見事、エン麦を入手しました!(^-^*)♪♪ 比較的に理解難易度の低いトイなので、今までフォレイジングトイに挫折してきた子に向いているのかなと思いました。
最後に
今回ご紹介したフォレイジングトイは、マメルリハインコ(小型インコ)用に自作したものです。アイデア等をご参考にされる場合は、あくまで自己責任であることをご理解ください。インコに良くないとされる種類の木材があることや、ボンドや釘(金属)を口にしてしまうことのリスクを事前にお調べください。
自作のフォレイジングトイをインコ達に試す場合は、必ず飼育者の監視下で使うようにしてください。ケージの中に入れっ放しにしたり、目を離すのは危険だと思います。また、おやつを食べさせ過ぎないようにもご注意ください。
本日のメダカ写真
今日は、私が二重あご個体(=口元に突起がある)と呼んでいるメダカ水槽の手入れをしました。
1枚目に写る5匹が、各アクアショップで集めてきた二重あご個体になります。2枚目の手前に写る女雛メダカが他の4匹に対して威張るような行動を見せていたので、気になって掬って観察してみました。元々性別はよく見てなかったけど、威張っていた女雛がメスだったことに少し驚きました。威張るメダカって、必ずしもオスとは限りません。
また他の4匹の性別も調べてみたら、今更オスがいないことに気が付きました。(汗) 他の水槽から二重あごの血を継ぐオス個体を引っ越しさせてきたので、数日以内に産卵してくれることを期待しています。現時点2022年4月27日において、自宅ではまだ産卵(抱卵)するメスは発見出来ていません。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!