こんばんは。(雨&強めの風)レモンパイです。台風16号と一緒に10月が訪れましたね。終日薄暗く怪しい風の天気でした。今夜はハウス食品の「バーモントカレー 甘口」のルーでカレーライスを作りました。このルーのカレーを食べると、小学生の頃通っていた幼稚園のOB&OG限定の乗馬教室にてお昼に出たカレーを思い出します。味は全然違うんですけどね。(笑)
自作のフォレイジングトイ2号をご紹介!!
それでは、本題に入ります。「ハンドメイド記事」の投稿です。以前、自宅で飼っているマメルリハ達に向けて ※1 フォレイジングトイの第1号を作ったことを記事でご紹介しまして、今回は最近制作した第2号についてお話することにしました!
ポイントは、基本的に木材(木片)をたったの4つ使うだけという手軽さになります。(^^*) ただ、今回使用した材料や工程をご紹介する前に注意事項について書いたので、先にそちらをご覧ください。m(_ _)m
今回の記事をご覧になる上での注意事項
今回のフォレイジングトイ作りにおいては、 ①MDF材と ②原材料の分からない木材、③木工用ボンドを使用しております。
MDFとは、中密度繊維板(Medium Density Fiberboard)のことで、木材チップを粉末状にして接着剤(合成樹脂)で固めた板のことです。表面がツルツルしていて使い勝手が良く、身の回りに溢れている木材であるもののインコが体内に摂取した場合に良くない影響の出る可能性があります。ただし、私自身が「MDFがインコにとって危険」ということについて具体的に根拠の示された文献を目にしたわけでもありません。
原材料の分からない木材とは木ダボのことです。過去に同じ木ダボを使用したおもちゃ(アスレチック)を自宅のマメルリハ達に試してきた中で、私の手元にある木ダボは安全だと判断しています。
木工用ボンドとは、コニシ株式会社の「ボンド 木工用 多用途」という商品です。ボンドについてはインコが口にすると危険だという文献がたくさん存在しています。とはいえ全くボンドを使用しないとなるとフォレイジングトイ作りの幅がかなり制限されてしまうことから、私は
② 傍で見守れる場合にのみ、ボンドを使用したトイ類を遊ばせる
上記の2つの自分ルールを守ることにしています。
誠に恐れ入りますが、この記事をご覧になってフォレイジングトイ作りのご参考にされる場合は、読者の皆様の飼われるインコの身に何があっても自己責任であることをご理解ください。私の思いとしては「こういう作品アイデアもありますよ!」ということをお伝え出来ればと考えながら、この記事を作成しました。
フォレイジングトイ第2号の制作工程
今回のトイ作りを始めるにあたって用意した材料は、上の写真に写る4つの木材になります。円形のMDF材が3枚と、木ダボ1本。ペットショップで様々なフォレイジングトイを見てきた中で、「マメ達が自分の力で蓋を回せる設計にしたいな」という思いを抱くようになり、今回のトイ作りに至りました。
他に使用したものは、<鉛筆><定規><500円玉><電動ドリル><ノコギリ><ヤスリ><木工用ボンド>の7点になります。今回はヤスリで削る部分に曲線が多かったので、上の写真にある半丸タイプのヤスリを使用しました。
それではフォレイジングトイ作りの工程をご紹介していきます。上の状態が基本的なトイの構成になります。加工を施すのは【蓋(上段)】と【中段】の部分です。
まずは【蓋】の部分。鉛筆と定規を使って直径の線を引き、軸となるダボを挿す中心を決めます。今回使用した板の直径は 10cm とのことでしたが、ピッタリ 10cm ではなく少し大きかったので中心が分かりづらかったです。正確な中心位置が分かってもどうせ電動ドリルで穴を開ける際にズレたりするので、だいたい中心なら大丈夫。(笑) とはいえ何も線を引かないで穴を開けようとすると、大きくズレるリスクがあるのでこの工程は必要です。
【中段】については円形の餌入れを彫りたかった(穴を開けたかった)ので、いろいろな物で型を取っていました。最終的には500円玉で型を取っています。
続いて、軸となるダボを挿す部分の穴開け作業です。【蓋】と【中段】を重ねて、【蓋】の部分の中心の目印に電動ドリルを当てて穴を開けます。上の写真は載せる為に撮ったもので、実際に開ける際は
○ 下にあるものを傷付けないよう、板を浮かせる形にする
( 同じ厚さの本を2冊を下敷きにし、中心付近は空ける )
といったことをして貫通させました。
軸となるダボの加工へ。今回用意した1本のダボは、直径 6mm で長さ 5cm のものでした。これをノコギリで半分にして、そのうち1本をトイの軸に。【蓋】と【中段】に挿す形にしますが、上の写真にあるように挿し込んだ際に【蓋】の部分はキツキツで【中段】の部分は余裕があるようにヤスリで削ってみました。【中段】の部分を細くするのは、蓋だけ回るようにする為です。
少し削って挿してみて、少し削って挿してみて・・・の繰り返し。予想通り中心は貫けなかったので、【蓋】を回すと【中段】とのギャップではみ出てしまう部分がありますが、これは後で【蓋】の周囲を削って解消するので大丈夫。(^^)
【中段】に設ける餌入れスペースも、電動ドリルで穴を開けて作っていきます。厳密には “ 餌入れケースの壁部分 ” ですね。今回は上の写真のようのに、蜂の巣状に穴を開けていきました。
開けれるだけ開けたら、先ほどご紹介した半丸ヤスリで削っていきます。周囲に電動ドリルによる穴がたくさんあれば、中心はヤスリで強く押し込めば抜けますね。後はひたすらヤスリで削っていって・・・
こんな感じに仕上げます。そして【蓋】の部分も同様に、【中段】と同じ位置に穴を開けるようにします。500円玉で型取りしたらすぐ開けるのではなく、【蓋】と【中段】とを合わせて軸を挿し込んでみて、その型取り通りに開けてもズレがないか慎重に確認してから穴を開けます。
【蓋】の部分にも円形の穴を開けることが出来ました。再び軸を挿してみて確認。今回のフォレイジングトイ作りに限らず、何か加工を施したらその都度その都度不具合が生じないかチェックする必要がありますね。
次は、【蓋】の部分にレバー(取手)を取り付ける為の穴を電動ドリルで開けます。
穴はどの位置でも構わないですが、私の作ったトイの周囲をマメ達が行ったり来たりする光景を見たいので、餌入れに繋がる穴とは反対の場所に開けてみました。
そして、最初ノコギリで半分にした際に残っていたダボの残りを、挿し込む部分だけヤスリで削って挿してみました。中心からみてやや外側に反る感じに。マメ達はこのレバーを引っ張ったり押すことで、簡単に【蓋】を回せるわけです。削り過ぎてブカブカになると後でボンドをたくさん使わないといけないので、ここはキツキツにしてください。
上述しましたが軸の位置が完全な中央ではないので、【蓋】を360度回した際に【中段】より外に出っ張ったりする部分が出来ており格好悪いです。そこで、【蓋】の部分の周囲を削ることで【蓋】が完全に【中段】の内側に収まることを目指しました。ノコギリで周囲をある程度削ってから、尖った部分をヤスリで削ったりして整えました。注意点としては、餌入れに繋がる穴よりも内側までは削らないこと。
あとは仕上げの工程です。今まで出番のなかった【土台】と【中段】をボンドでくっ付けます。大切なのは、ボンドが外にはみ出ないようにすること。外郭の隙間や、餌入れの底の隙間から「むにっ」とボンドが出ないように考えながらボンドを使いました。
最後に、【蓋】の部分のレバー挿し込み用の穴の壁に少量のボンドを付け、レバーを挿し込んで完成です。材料を手にしてから完成までに2時間半ほど掛かりました。
フォレイジングトイ2号の使用感
現在自宅には6羽のマメルリハがいて、その中で一番賢い? IQが高い?であろうあめちゃんに試してもらいました!
最初怖がりましたが、餌入れの中のエン麦が見える状態にしてそこから数粒食べてもらったら、すぐに慣れてくれました。「また飼い主が何か作ったぞ!♪♪」という感じで、蓋の穴や軸、レバーを中心に嘴でチェックするように。彼女の興味が薄れてきたら、私が蓋を回してまたそこからエン麦を食べさせてみて・・・の繰り返し。
流石はあめちゃん、試してみて15分程で自力で蓋を回してエン麦に辿り着きました!(^^*) ただ綺麗に一周回すことまでは出来なくて、とりあえずレバーを嘴でガシガシ弄って左右に動かすくらいです。そしてどんどん慣れてきた結果、軸を掴んで蓋そのものを外すまでになった(笑)ので、蓋を重くする改良をしようかな~と考え中です。
本日の写真
今日は台風対策やらでほとんどメダカ作業が出来ませんでした。撮ったのは、卵1個の時から単独飼育を続けてきた楊貴妃メラーメダカ F1 です。
拡大しても分かりにくいですよね?(汗) メラーの特徴である、ヒレの裂けが確認されます。昔は喉から手が出る程に欲しかった種類だけど、いざ手にしてみると飼育難易度は高いわ見慣れちゃうわで「何であんなに欲しかったんだっけ?」と現在思うくらいです。熱烈に欲しいと思うものって、追い掛けている時が一番幸せなのかもしれません。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!