こんばんは。(晴れ)レモンパイです。日中と夜中の寒暖差の気になるこの頃です。今夜は冷凍のアジフライを揚げたのですが、大きいので揚げ物鍋に入れると油の温度が一気に下がりますし、内部まで火を通すことと衣を焦げさせないことの両立が難しいです。
さて、最近は自宅に新しいマメルリハインコの幼鳥をお迎えして更に彼らについて考える機会が増えたので、今回はマメルリハについてお話することに決めました!!
飼っているマメルリハをご紹介!(2021年2月3現在)
それでは、本題に入ります。「マメルリハ記事」の投稿です。今回は私が現在飼っているマメルリハインコについて、個々の基本情報やご飯等について整理してみることにしました。これからマメルリハを飼うことを検討されている方、飼い始めて間もない方のご参考になれればと思います。(^^)
まず最初に、マメルリハの特徴などについてお話します!
マメルリハの特徴等について
マメルリハインコは、南米のエクアドルやペルーに生息する小型のインコになります。ノーマルカラーはグリーンとされていますが、品種改良によって様々なタイプの子がいますし、メダカのアルビノ同様に目の赤い子もペットショップで見かけることがあります。体重はだいたい25~40gの範囲です。温暖な地域出身なので、寒い時期には空調や専用のヒーターによる温度管理が必要です。
見た目でいうと体色が鮮やかですし、他のインコに比べると目元や口元がクセのない印象なので “ シンプルな美しさや可愛さ ” が魅力的だなと思います。オスの場合は、基本的に目尻後方や羽に青系の挿し色が入り、人間の言葉を真似してお喋りすることが多いです。メスでも少し喋れる子はいます。
私はこれまで小鳥はマメルリハしか飼ったことがないのですが、計16羽を飼ってきた経験から語ると性格は全員我が強いです。せっかくオスメスを番(つがい)に出来ても、いずれケンカが激しくなって夫婦関係が破綻してしまう感覚があるので、繁殖目的でない場合は単独飼育が無難。気に入らないことがあると、飼い主に対して好意を寄せていても容赦なく咬みついてきますしその力も強いです。鳴き声が甲高く、肩に止まった状態で大きく鳴かれると耳の鼓膜に負担を感じます。(汗)
それでは、現在飼っている子達ついてご紹介したいと思います。この記事の投稿日である2021年2月5日現在では、合計6羽を飼っています。
現在飼っている子達について(大御所順)
マメちゃん(♀)
★年齢:約11才(2021年12月23日没)
★最近の体重:31~33g
★出合い:幼鳥(東京のペットショップ)
★番いの相手:なし(未亡鳥、産卵経験あり)
★主食:シード、ペレット
★病院へ行った回数:0回
★病歴:―
現在自宅で一番の古参が【マメちゃん】になります。かなり昔にマメルリハの自家繁殖に成功したことが一度だけあって、その際に生まれた2羽兄弟の兄(=チョコちゃん)のお嫁さんとして迎えました。お迎え当初は、チョコちゃんと仲良くくっ付いてくれていたと思います。
チョコちゃんとは交尾にまで至り数回産卵しましたが、残念ながら当時は殖やせる余裕がなくて卵は回収していました。次第に夫婦関係が悪くなって互いに追いかけ回すようになり、ある日別居させた数日後に夫のチョコちゃんが5才の若さでショック死してしまいました。それ以降、マメちゃんは1羽だけで飼い続けています。
お迎え後すぐチョコちゃんと一緒にしたこともあり、人の手に対する苦手意識が強いです。ただ1羽になってからは少しずつ心の距離を詰めることが出来て、現在は指の上に止まらせたまま頭や首をカキカキ(掻かせて)させてくれます。基本的には温厚な性格かな? 6羽の中では唯一肩に乗せるとじっとし続けてくれるので、私のパソコン作業時の可愛いお供です。(^^*) 写真から分かるように上の嘴が伸びがちなので、たまに爪切りを使って切っています。
たしかお迎え当初はシード(皮付き餌)のみ与えていましたが、その後間もなくペレットも試すようになり、現在は両方併用しています。ケイティのイグザクト(カラフルなペレット)はよく食べますし、黒瀬のネオフードもたまに食べる感じです。水入れには毎日ペレットが沈んでいて、ペレットをふやかしながら食べるのが好きみたいです。
レモンちゃん(♀)
★年齢:約11才(2022年7月8日没)
★最近の体重:37~39g
★出合い:若鳥(東京のペットショップ)
★番いの相手:なし(産卵経験ナシ)
★主食:ラウディブッシュAK(ペレット)
★病院へ行った回数:10回弱
★病歴:糖尿病
同じペットの間で優劣を付けるわけではありませんが、【レモンちゃん】は私にとって一番特別な子です。ブログで名乗り始めた『レモンパイ』というペンネームは彼女由来です。
昔王子にあった「ドキドキペットくん」というお店にて、一人餌に切り替わった段階で出合いました。全ての人間が嫌いで手を物凄い噛み付く子でして、プラケースから出される際に店員さんに尻尾を掴まれていたのをよく覚えています。(笑) 【マメちゃん】とは永遠のライバルで、隣り合わせの鳥カゴの中、お互い張り合いながら暮らしています。
お迎えしてからは私にだけ心を開いてくれるようになり、その後徐々に他の家族の人間にも態度を軟化させてくれるようにはなりました。頭や首を触られるのはずっと苦手で、2~3年前からようやく首を掻かせてくれるようになったくらいです。鈴の音が大好きなので、鈴系のおもちゃでよく遊ばせていました。6羽の中では一番のおもちゃ好きです。
去年、尿の量の多さが気になり動物病院へ連れて行ったところ、尿検査と血液検査の結果糖尿病だと診断されました。以降、ご飯はラウディブッシュのフォーミュラAK(←療法食)だけにし、飲み水には粉薬を混ぜています。本来はシードもペレットも大好きな大食漢なので、1週間に1度くらいの頻度でフォニオパディ等をほんの少しだけ与えています。
チコちゃん(♂)
★年齢:1歳2ヶ月
★最近の体重:29~31g
★出合い:若鳥(神奈川のペットショップ)
★番いの相手:なし
★主食:ペレット
★病院へ行った回数:1回
★病歴:—
近年の自宅のマメルリハは【マメちゃん】と【レモンちゃん】の高齢おばさんだけの状態が続いていましたが、そんな中およそ8年ぶりにお迎えしたのが【チコちゃん】になります。動物病院へ1回行ったのは、病気を持っていないかの検診の為です。
基本的には人懐っこい性格で、6羽の中では一番カキカキさせてくれます。一番毛量の密度が高いです。男の子ということもあってお喋り好き。手をかざすと飛び乗ってきてくれることが多いです。ただ急にヒステリック?になることがあって、こちらはワケもわからず思いっきり噛まれることがあります。(汗) 何を考えているのか分かりづらいけど私のことが好きで、私に対して吐き戻しをしてくれます。
グリーンちゃん(♂)
★年齢:1歳
★最近の体重:29~30g
★出合い:幼鳥(千葉のペットショップ)
★番いの相手:なし
★主食:ペレット
★病院へ行った回数:5回程
★病歴:マクロラブダス症
お迎え後しばらく女の子だと私が思い込んでいた【チコちゃん】の、番になってもらう相手としてお迎えしたのが【グリーンちゃん】になります。しかし実際のところ【チコちゃん】は男の子だったので、♂&♂になってしまいました。
パウダーフードによる挿し餌の必要な幼鳥段階でお迎えしましたが、私の至らなさが災いしてお迎え間もなく生死の縁を彷徨ってしまいました。動物病院へ連れて行ったところ ※ マクロラブダス症が発覚し、懸命に治療にあたってきました。幸運なことに、現在は元気な姿に成長しています。
家の中では一番お喋りが得意で、わざわざ別室で【チコちゃん】に個別レッスンしていた言葉をどういうわけか習得していたりします。(笑) 心の優しい男の子です。【レモンちゃん】に対してのみ吐き戻しをしますが、彼女にはいつも無視されています。
あめちゃん(♀)
★年齢:8か月
★最近の体重:30~31g
★出合い:幼鳥(千葉のペットショップ)
★番いの相手:なし
★主食:ペレット
★病院へ行った回数:1回
★病歴:—
若い世代が♂&♂となり、若い女の子が欲しかったことや番を作りたい思いから【あめちゃん】をお迎えしました。【チコちゃん】同様、検診の為に一度動物病院へ連れて行っています。
挿し餌の必要な幼鳥としてのお迎え当初、全然食欲を見せず大人し過ぎて心配していたのですが、徐々に落ち着きがなくなってきて自宅で一番元気な子になりました。他の5羽に対してはケンカ腰で、番を作るどころではありません。(汗) 私に対してはデレデレで、私が遠くへ行こうと離れると肩や背中、お尻や脚に必ず引っ付いてきます。私に吐き戻ししてくれます。
ピッピちゃん(♀)
★年齢:2か月
★最近の体重:25~26g
★出合い:幼鳥(千葉のペットショップ)
★番いの相手:なし
★主食:あわ玉、シード
★病院へ行った回数:0回
★病歴:—
最後にご紹介する一番若い子が【ピッピちゃん】になります。様々な種類の幼鳥と同じケージに入れられて販売されていたのですが、最初見た際はウロコインコやモモイロインコに踏んづけられながらご飯を食べていました。(笑) お迎えから3日目までは、いろいろ浴びてたせいか臭かったです。
一人餌に切り替わりつつある段階で、お迎え13日目にあたる本日も挿し餌を作りました。ペットショップでの挿し餌があわ玉だったので、まずはシード類を使って一人餌へ完全に切り替えてもらってから、徐々にペレットに慣れさせようと考えています。
これまでのところ、性格についてパッとするような特徴は感じられません。強いて言うなら温厚タイプかな?手には自分から乗ってきてくれるものの、まだ頭や首を掻かせてはもらえてないです。
マメルリハに与えているご飯のこと
ペレットについて
2020年にお迎えした若い3羽(=チコ&グリーン&あめ)に与えているペレットについて、最近だと
ラウディブッシュ(アメリカ)
ネオフード(日本)
トップス(アメリカ)
ケイティ(アメリカ)
の5種類のペレットを主食として与えています。
上の写真にあるように、それぞれのペレットはこんな見た目です。ケイティのペレットには茶色いナチュラルタイプもありますが、何となく色味が欲しいなと思い昔からレインボーのものを使い続けています。撮影の為にペレットを分けましたが、鳥カゴ内に入れる際はよく混ぜています。
マメルリハ達にはラウディブッシュが一番美味しいと思われている(←混ぜても先になくなる)ので、だからこそラウディブッシュだけ与えていると他のペレットを食べなくなるかもと思い、他のペレットより割合を若干減らして与えたりしています。対照的にトップスはあまり好きではないみたいです。(汗)
何で5種類ものペレットを与えているかというと、何かあった時にどんなペレットでも食べれるような子達にしたいからです。大地震など自然災害によってペレットが買えなくなるかもしれませんし、実際コロナ禍において店頭から一部メーカーのペレットが姿を消したこともありました。また日本産ではなく外国産のものに頼っているのは、長年の検証により安全性の確認されているペレットは外国メーカーのものが多いからです。ただ、将来的に自宅で扱うペレットの種類については、3~4つに減らそうかなとも今は考えています。
シードについて
現在、「主食としてのシード」を食べているのは【マメちゃん】と【ピッピちゃん】だけになります。糖尿病の【レモンちゃん】以外の3羽については、1ヶ月に数日の頻度で少量を与えている感じです。
「主食としてのシード」というのは、ヒエやアワ、キビ、カナリーシードといったシードがメインに配合されている市販品のことです。上の2枚の写真は、現在自宅にあるエクセルと関根鳥獣店の商品になります。メーカーごとに配合されているシードの種類は違いますし、栄養補助の意味でシード以外の素材が混ざっている商品もあります。各種シードを個別に買い揃えて、ご自分でブレンドされている飼育者さんもいますね。
「主食としてのシード」以外で、自宅の子達に与えている「おやつとしてのシード」をよく与える順に羅列すると、
だいたいこのような感じです。オーチャードグラスやフォニオパディといったシードは動物病院でもよく見かけるので、ないよりはあった方が良いのかなとは思います。ただ「おやつとしてのシード」は不可欠なものではないと思いますし、ヒマワリやサフラワー等は脂肪分が多過ぎるので滅多に与えられません。
「インコの主食はシードとペレットのどちらが良い?」論争がありますが、長生きや健康寿命を考えるなら栄養バランスの整ったペレットを主食にした方が良いのかなと個人的に考えているので、【マメちゃん】以外にはシードはあまり与えず、与える際は与え過ぎないように注意しています。
その他の食べ物について
ペレットやシード以外の食べ物について、生の物だと小松菜を与えています。栄養価が高いですし、好んで食べてくれる子も多いです。よく水洗いしてから、上の写真にあるように専用の水入れに挿して与えたりしています。
「○○の穂」は、食べ物の役割だけでなくたくさん齧ることでストレス解消にも繋がるのでたまに与えています。専用の入れ物が販売されていますが、自宅では鳥カゴ内の天井から、茎の先端を洗濯バサミで挟んで吊るす感じです。アワの穂を使うことが多くて、ヒエの穂やキビの穂を与えることもあります。
その他だと、
といったものを与えています。黒瀬ペットフードの「自然派宣言シリーズ」のものをよく買っています。
サプリメント等について
自宅で使っているサプリメント関連は、上の写真に写るコスモスラクト(乳酸菌生成エキス)とネクトンS(ビタミン類等の粉末)になります。両方とも飲み水に混ぜています。コスモスラクトは6羽全員に対して使い、ネクトンはシードが主食の【マメちゃん】と【ピッピちゃん】にのみ使っています。ペレットが主食の子達に対しては、ネクトンを使うとビタミン過剰等の問題が出てくる可能性があるので注意が必要です。
また、厳密にはペレットであるメディマルのきびしぼりは、栄養補助食の役割として主食のペレットにたまに混ぜています。【ピッピちゃん】の場合は、挿し餌に溶かして使ってもいます。
私がマメルリハ達にサプリメント系を使い始めたのはここ数年のことでして、現在の私の感覚だとペレットが主食の子にとってはどうしても必要とは思いません。シードが主食の子になら、こういった商品を試してみると効果が分かりやすいように思います。
最後に
今飼っている子達について軽くご紹介するつもりで書き始めた記事でしたが、餌のことなど詳しく書いてみました。マメルリハに限らずペットの飼い方について絶対的な正解はないので、今回の私の情報発信は参考程度に受け取っていただけると幸いです。
マメルリハに関して困ったことがあったら、検診を兼ねて動物病院で獣医さんに聞いてみるのがオススメです。小鳥専門の獣医さんなら尚更好ましいと思います。
本日の写真
一応メダカブログなので、メダカについても少しご紹介します。
1枚目は過去記事にて使った写真です。2020年8月にお迎えした天女(てんにょ)メダカのメスでして、お迎え以降痩せ気味で体調が優れず、2020年の繁殖シーズンでは繁殖が叶いませんでした。
そして2枚目が、本日撮影した同一個体です。「明らかに肉付きが良くなりました!(^^)」・・・と書きたかったところですが、冷静に過去写真と比べると思っていた程の太り具合ではないです。(汗) 今年2021年は無事繁殖出来るよう、この子の “ デブエット ” に励みたいと思います。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!