【クワガタ採集⑩】今年最後!&キックキックキック!

こんばんは。(くもり、時々晴れ)レモンパイです。ここ数日、何をしていたのかよく分からないまま一日が終わっていく感じがしています。毎日を充実させるのは難しい・・・ものですよね? 今夜は和風の料理をいくつか作りまして、メインは鶏の照り焼きでした。今回もそうしましたが、鶏肉は塩糖水(塩と砂糖を混ぜた水)に浸けて調理するようになってから、どんな鶏料理もジューシーで美味しく作れるようになったと思います。(^^*)

数週間前の印象的な出来事について思い出したので、書いてみようと思います。その日、初めて降りた駅にてバス停の位置が分からず20代くらいの男性駅員さんにお尋ねしたところ、その方が吃音(きつおん)持ちであることが分かりました。症状でいうと「連発」という部類で、最初の1文字目が続いてしまう話され方。例えば「お、お、お、おはようございます!」みたいな感じです。

 

その駅員さん程ではないものの私も吃音持ちなのですぐに親近感を覚えましたが、会話の中では吃音について敢えては私は触れず。その場を後にしてから吃音についてあれこれ考えるようになり、「あの駅員さんは私より程度の酷い吃音でも、ちゃんと接客出来るんだなぁ...。」と思って何だか悲しくなりました。きっと人柄も評価されて鉄道会社に就職されたのでしょう。同じ吃音持ちでも私とは全然違う。

 

吃音は、社会人として生きる上で障壁になる要素だと考えられているものの、私は自分の性格の悪さ(笑) を自覚するようになってからは、自身の吃音ことを些末なものと捉えるようになり悩まなくなりました。性格が悪いことは生きる上で役立つこともあるけど、やっぱり人柄の良さって物凄く大切なんだなと改めて思いましたね。

 

今年最後のクワガタ採集登山!

それでは、本題に入ります。「クワガタ採集記事」の投稿です。高山に棲むヒメオオクワガタやアカアシクワガタを求めて、今年2021年9月より始めた採集登山は今回が4回目になりますが、おそらくこれが年内最後の採集登山になります。その模様についてお話します。

 

今回が最後だというつもりで山登りをしたので、自分の殻を破ってあることにもチャレンジしてみました。

今更ですが持ち物について整理

私の住む神奈川県内にある某山地の別々の山に過去3回は足を運んでいて、今回もまた別の山を選んでみました。同じ山だと飽きそうですし。今までと違って何か特別な持ち物などは用意しませんでしたが、来年に採集登山を再開する際に参考にする記録として、何を持って行ったか書き出そうと思います。(^^)

必需品について

【4回目登山での必需品】
・スマホ
・財布
・眼鏡
・リュックサック
・ペットボトルのお茶500mℓ×6本
・総菜パン×2個
・カロリーメイト×2箱
・シースナイフ

・まず必需品に分類するとしたら上記の通りかな?私は口の中が乾くとえずきやすくなってしまうこともあって昔から水はガブガブ飲むのですが、日帰り登山だとおおよそ3ℓはないと不安です。また手が汚れた際にいちいちウェットティッシュを取り出すよりも、ペットボトルのお茶や水で洗い流した方が楽だったりしますし、遭難時のことも考慮すると重たくても水分はケチらないようにしています。

コロンビアのリュック

リュックについては、この度新しい物を持っていきました。過去3回で持って行ったリュックは、小さ過ぎたりチャックがすぐ壊れたりでイライラしていましたが、今後数年大事に使い続けるということでこれまでのとは値段の桁の1つ違う商品をコロンビアで購入しました。ただ物を入れて背負うだけの袋じゃないんだなと、今回使ってみてリュック選びの大切さを実感しましたね。(^^*)

シースナイフ

シースナイフは朽ち木から幼虫を採集する際に必要なので購入したものですが、今回は材採集するつもりはなかったので必需品として持っていきました。銃刀法や軽犯罪法に引っ掛かる可能性にビクビクしていたこともあったけど、山登りをする人が背負うリュックの奥にナイフをしまっていても捕まることはないなと、今は冷静に思います。

採集関連グッズについて

【4回目登山での採集関連グッズ】
・虫捕り網(100均の伸縮タイプ)
・成虫捕獲ケース(100均の “ SIKIRI 10 ” )
・ヤナギハンドブック(柳の図鑑)
・昆虫マットを詰めたボトル

・採集関連グッズはこんな感じ。考え方によるものの、私はクワガタ採集可能な場所であっても他の登山者の前で虫捕り網を持ち歩くのは何となく気が引けるので、採集登山ではリュックにしまえるくらいの網を持っていき必要な時だけ使うことにしています。そもそも視力が悪いので、長い網じゃないと届かないようなところにいるクワガタに気付ける可能性が低い。(笑)

昆虫マットは第一に捕まえた幼虫の為という意味がありますが、成虫捕獲ケース(プラ製の仕切られたケース)に成虫を入れたままだと登山時のアップダウンの衝撃で弱ってしまう恐れがあることから、成虫を捕まえた際は成虫と一緒に昆虫マットを仕切りケースに詰める必要があるように思います。

他の持ち物について

【4回目登山での他の持ち物】
・ボールペン(登山届の記入用)
・熊除けの鈴
・お守り(阿波公方の蝮除けカード)
・ウェットティッシュ(お手拭き)
・ヒル下がりのジョニー(ヤマビル忌避剤)
・自作のハッカ油スプレー
・折り畳み傘
・日焼け止めクリーム
・ドライノーズスプレー(鼻腔乾燥による鼻血対策)
・ビニール袋 × 数枚
・手袋

・実は、神奈川県の某山地にはツキノワグマが棲息しているそうです。絶滅危惧種なので滅多に遭遇しないとされているものの、念の為に熊除けの鈴は持っていきました。これまでの某山地の登山経験からすると、登山客の8割以上は鈴を身に付けていたように記憶しています。

阿波公方・民俗資料館のパンフレット・チケット・蝮除け

・以前、父と四国の城址巡りをした際に入手した阿波公方(あわくぼう)の蝮除けは、地元雑木林でのクワガタ採集の際も常に持ち歩いています。効果を信じるか信じないかはその人次第だけど、ほんの少しでも不安を和らげる効果はあるのかなと思いますね。

服装関連について

【4回目登山での服装】
・帽子
・首に巻く細いタオル
・長袖シャツ(下に肌着)
・長ズボン(撥水性あり)
・長くて厚い靴下
・トレッキングシューズ

・服装についてはこんな感じ。今回の登山日は終日の晴れの予報で、降水確率0%となっていたことから雨が降った時用のレインコートは持っていきませんでした。遭難時を考えると、本当は持って行った方がいいんですけどね。

 

・ヤマビル対策として、今回も長ズボンの裾を、靴下の下に潜り込ませました。

 

登山当日について

4回目の登山を行ったのは、2021年9月下旬の某祝日です。2回目&3回目と同じく標高1000m以上の山。緊急事態宣言の解除の噂される時期だったことから人混みへの懸念(=クワガタ採集に集中しづらい)があったものの、降水確率0%の快晴の予報だったので安全さ採集成功率の両方を考えるとこの日がベストだと判断したのです。そもそも某山地でのヒメオオのシーズンがいつなのかは分かりませんが、もう10月の迫る時期ということで日が経つごとに採集が難しくなるなとも感じていました。

 

3回目と同じ場所からの登山スタートとなるので、今回も電車とバスを乗り継いで移動。目覚ましで起きれなくて予定より1時間遅い出発になりました。(汗) 登山口ではいつも通り登山届の提出をし、ヒル下がりのジョニーを噴射してヤマビル対策も行ってから登山開始。

4度目のクワガタ採集登山 ①

登山を初めて数分後の景色。夜中ここで光トラップをやってもたくさん集まるんだろうなぁと思いました。(^^*)

4度目のクワガタ採集登山 ②

登った山の情報についてあまり詳しいことは今回も書けませんが、写真からクワガタのいそうな雰囲気はお伝え出来ると思います。

4度目のクワガタ採集登山 ③

体力的な厳しさはあまり感じなかったものの、これまで登った山の中では最も危険度が高かったです。幅 30cm もないような道を歩いたり、橋のない川(渓流?)を渡る際に水没しかけている石を踏まなければならなかったり。クワガタのルッキング採集をしながら進むと本当に命に関わると思ったので、まずは標高1000m以上のエリアを目指してひたすら進むことを優先しました。ということで登山開始後のしばらくはほぼクワガタを探していません。

4度目のクワガタ採集登山 ④

ここは標高 1100m 付近だったかな?道幅の広い尾根に到着しました。タイトルにありますが、実は今回はクワガタのいそうな木を蹴るキッキング採集を本格的にやってみることに決めていたので、ここからは木を蹴りながら進むことに。今までキックを控えていたのは、スピリチュアルな物事を信じる私の感覚からして木を蹴る行為が罰当たりなことに思えていたから。

でも、木の精に呪われてでもクワガタを採集するという結果を出したかった(=覚悟をした)ので、心の中で「ごめんなさい」と呟きながら木を蹴りました。(泣)

4度目のクワガタ採集登山 ⑤

山頂に到着し、その場で撮ったです。空を撮ったのは見晴らしが皆無だったから。(笑) いつの間にか山頂に着いたなという感覚で達成感は無かったです。過去3回はいずれも登頂せずというモヤモヤが少しあったので、それが今回なかった点は良かったかな?帰りのバスの時間までたっぷり余裕があったので、ルッキングとキッキングによるクワガタ探しを優先しながら来た道をゆっくり下りました。

4度目のクワガタ採集登山 ⑥

話はクワガタから逸れますが、こちらの写真は下山中に撮影したものです。登山をしているとよく登山者の積んだ石を見かけることがあります。あれって休憩中の暇潰しの為だけにやっているのかなと思い込んでいたものの、今回の登山では親切心で道しるべを作ってくれていたんだなと気付きました。

 

今回の山は危険性も然ることながら登山道が分かりづらく、実際に迷ったり道を間違えたことがあって、そんな時に積まれた石の存在に助けられたのです。石が積んであるということは、そこを人が通った証だから。その優しさを “ 体感 ” して、とても感動しました。もちろんシンプルに暇潰しで石を積む人もいるはずですし、地形の変化が起こると積まれた石のメッセージが逆効果になることもあるので、その点の理解も必要ですけどね。

 

「帰りのバスの時間までたっぷり余裕が~」と上述したものの、標高 800m を下った辺りからクワガタを探す気力が尽きて1本早いバスで帰りたくなったので、最後は急いで下山することにしました。その日は暑かったので汗だくだくになり、バス車内では冷房で体が冷えたのとバス酔いとで体調が悪くなりました。(汗) ともあれ、4回目のクワガタ採集登山も無事に終えることが出来ました!(^^*)

 

採集の結果について

今回のクワガタ採集の結果について、残念ながら収穫は0ということになりました。20本くらいの木を100~150回くらい蹴ったように記憶しています。

 

下山を開始して間もなく蹴ったあるブナの木について、 ※ “ クワガタの落ちたと思われる音 ” が一度したものの、その音の方向を探しても見つかりませんでした。今になって思えば、もっと念入りに時間を掛けて探していればよかったかもと思いますが、クワガタでなかった可能性も否定出来ないので後悔はありません。

今年の6月からクワガタ採集を始め、これまで45回ほど地元雑木林へ足を運んでいる私からするとクワガタの地表に落ちる音は聴き慣れているつもりです。

最後に

冒頭にも書きましたが、今回の登山が2021年で最後の採集登山となるはずです。前回の採集登山で捕まえたミヤマクワガタ♀の繁殖に力を入れたいですし、今飼育していてまだ産卵木の割出しをしていないノコギリクワガタの幼虫の数がどえらいはずなので、これから運良く私の渇望するヒメオオを採集出来たとしても飼育スペースがないですし。(汗)

 

クワガタ採集をしに行く際は、事前にそこが採集していい場所なのかどうかを確認する必要があります。また採集者のマナーが悪いと、その場所での採集が禁止される事態に繋がる可能性もあることを理解する必要もあります。登山をする際は、事前の体調管理や情報収集、天気の確認を怠らず、無理をしないことを大切にしてください。

 

本日の写真

二重あご系統の子孫

この記事用に本日撮ったメダカはこちら。特に言及することのないような平凡な見た目ですが・・・

青光ダルマメダカ F6

祖父母にあたる血縁者は、2枚目の写真にあるように口の下(目の真下)に突起のあった個体です。私はこの特徴を、愛着込めて勝手に【二重あご】と呼んでいて固定化を目指しています。今のところ2枚目の個体の孫世代は50匹くらい孵化していて、まだ二重あごを見せる個体は見当たらないですね。私の感覚としては、固定は比較的に簡単は方かなと思っていますがどうなんでしょう?

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!