【クワガタ採集⑨】3度目登山で初種類の○○!!!!!

こんばんは。(晴れ、時々くもり)レモンパイです。まずは今夜作った料理のご紹介!

生栗から作った雑モンブラン

スーパーでは生栗の流通する季節となったので買い、今夜は栗ご飯を作ることにしました。ただ栗ご飯だけでは私らしくないと思い、形の悪い栗や面取り作業で出た端くれを使ってマロンクリームも作ったのです。カステラに乗っけて雑モンブランの完成。(笑) マロンクリーム作りは初めてでしたし洋菓子店の味には程遠いけど、これはこれで美味しいデザートになりました。(^^*)

 

3度目の採集登山で初種類のクワガタゲット!

それでは、本題に入ります。 「クワガタ採集記事」の投稿です。クワガタ採集の経験値を積みたいけど、今年でもう40回以上も足を運んでいる地元の雑木林には行きたくないということで、今月2021年9月からは高山性のクワガタを探しに山登りを行ってきました。今回は3度目の採集登山についてお話します。

今回の登山では人生で初めて採集することになる種類に、出合うことが出来ました。(^^*)

 

今回持って行った新たなアイテム

1回目の登山の際は、銃刀法等の違反を恐れてナイフ類は持っていきませんでしたが、2回目はシースナイフ自作のハッカ油スプレー(←虫除け)を持っていきました。そして3回目となる今回、新たに持って行ったアイテムがこちらになります。

ヤナギ ハンドブック

吉山寛氏・茂木透氏著の「ヤナギ ハンドブック(文一総合出版)」という本です。日本に生息するヤナギの種類について、写真を用いて紹介してくれている内容です。

 

クワガタやカブトムシの採集方法について調べていると、頻繁に『~柳の木に集まりやすい~』といった情報を見かけるのですが、ヤナギの画像を調べているうちに

“ そもそもヤナギって何だ? ” 

という疑問に至りました。実は、私にとってヤナギというと「シダレヤナギ」のイメージしかなくて、「葉っぱが細長く垂れている植物がヤナギだ!」という先入観がずっとあったのです。今回ハンドブックを読んでみて、ヤナギの仲間には様々な葉の形葉の付き方のあることが分かりましたし、今更ではあるもののこれまでのクワガタ採集ではたくさんの種類のヤナギを見落としてきたんだなということに気付きました。

全ての種類のヤナギにクワガタが集まるわけではないと思いますが、ヤナギだと分かってルッキング採集するのと、何の植物を見ているのかよく分からないで採集するのとでは、採集結果に違いが生まれるはずです。

 

登山当日について

2021年9月中旬。今回登ることにしたのは、前回&前々回と同じく地元神奈川県の某山地にある、別の標高1500m以上の山です。3度目の正直ということで、何かしら満足出来る結果を出したかったことから高めの標高を狙いました。また本当は前日の方が都合が良かったけど、登山では好天が何よりも大事な要素なので登山日をずらしました。クワガタ採集の為に命を落とすリスクを上げるのは馬鹿馬鹿しいですし。

 

自宅を出たのは午前5時台。今回は電車とバスを乗り継いで向かい、最後のバス移動で1時間以上も掛かる場所からの登山スタート・・・でしたが、運悪く車の事故によって交通渋滞が生じていて、結果的にバスに2時間弱も乗っていたことに。(泣) あくまでクワガタ採集目的の日帰り登山なので、最初から登頂までは考えていなかったけど、帰りの時間も考えるとあんまり標高稼げないかもなとガッカリしました。

( バスの中では暇だったので、ヤナギハンドブックを読んでいました。車窓からたくさんのヤナギを見つけることが出来ましたが、山の中となるとヤナギは水辺のごく一部に限られました。

登山口では、まず登山届の記入&提出。1回目の登山の際は登山届の用紙がなかったので、今回が2回目の記入となりましたが、内容はほぼ同じでも管轄する警察?団体?によって書式スタイルが違うんだなと分かりました。今回もまた、えずきながらヒル下がりのジョニー(ヤマビル忌避剤)をトレッキングシューズや靴下等に噴射しました。(笑) 仕上げに塩も靴下に使って準備完了。いざ出発!

3度目のクワガタ採集登山 ①

登り始めて数十分後に撮影した風景です。いかにもクワガタいそうな感じで興奮しました。(^^*) 1回目の登山が「ひたすら斜面を登るコース」で、2回目が「緩やかな歩道をひたすら進むコース」の印象だったことを振り返ると、今回3回目はその中間といった感じ。登山を始めて最初に会ったのは下山してくる人で、なんと走っていました。滑落とか怖くないのかな?

 

安全第一の意識は当然のこととして【登山8:クワガタルッキング2】くらいの割合で進んでいましたが、登り始めて40分経過した辺りで、立ち枯れの木の隙間に “ クワガタらしきもの ” を見つけました。

3度目のクワガタ採集登山 ②

・・・ほほぅ、これはミヤマクワガタの頭部ですね。オスとしては立派な方なのかな?おそらく今月中に死んだ個体で、頭部の中はほぼスカスカに見えました。そういえばミヤマクワガタを採集したことがなかったので、記念に持ち帰ること。(^^) やっぱりこの山にはクワガタがたくさんいるなという期待を抱かせてくれて、また更にテンションが上がりました。⤴⤴

登山口から山頂までのルートを分割した際に、だいたい4合目の辺りから本格的な険しい山登りへと変わっていきました。鎖場もあって神経を尖らせる場面が多くなったけど、ブナの木もちらほら見られるようになって更に胸が高鳴りました。そして5~6合目辺りで・・・

ミヤマクワガタのメス(3度目のクワガタ採集登山 ③)

んんっ!?!?

ミヤマクワガタのメス(3度目のクワガタ採集登山 ④)

クワガタだぁ♡♡ 私の腰の辺りの位置で、木を下から上にのっそのっそと登っているところを発見したのです。私のようにクワガタを探している人でなくても、見つかりそうな位置に居てくれたと思います。これもミヤマクワガタだと思いましたが、先を急ぎたかったので捕まてすぐ登山を再開しました。

成虫を捕まえた際、普段は仕切りのあるプラケースにそのまま入れますが、登山による上下動で怪我をしたり体力を消耗する可能性があると思ったので、持参してきた昆虫マットもプラケースに入れてこのメスを埋める形にしました。

ミヤマのメスを捕まえた後、しばらく進むと特別保護地区に突入することになりました。ここでは登山者への制限が強くなり、クワガタ含め動物を捕まえることが一切禁止に。そういう事情や帰りの交通機関の都合もあってやはり登頂することは完全に諦めて、特別保護地区外へまた戻ってクワガタ探しに集中することに。

3度目のクワガタ採集登山 ⑤

私が登頂を諦め折り返すことにした地点にあった、ヘビイチゴのような植物

3度目のクワガタ採集登山 ⑥

下山中に見つけた

3度目のクワガタ採集登山 ⑦

同じく下山中、足下を何かが跳ねたのでよく見てみると・・・

3度目のクワガタ採集登山 ⑧

擬態が素晴らしくて少し感動しました。(^^) これはヤマアカガエルでしょうかね?

3度目のクワガタ採集登山 ⑨

今回の登山で最後に撮った写真。これは何の植物でしょうか?? とりあえず、今回も無事に下山することが出来ました。

 

帰宅後のクワガタ整理

今回の採集登山で出合ったのは、ミヤマクワガタ2匹(生体&頭だけ)になりました。これまで様々なクワガタを飼育してきたけど、実は採集したことがあるのはコクワガタノコギリクワガタだけだったので、私にとってミヤマが3番目の採集種に。(*^^*)

( 本当は3番目の採集種をヒメオオにしたかったのですけども、それはもうどうでもいいです。汗 )

採集登山で捕まえたミヤマクワガタのメス ①

帰宅後に改めてミヤマメスを撮影。帰路も帰宅後も、ずっと元気そうに見えました。

採集登山で捕まえたミヤマクワガタのメス ②

裏側の太もも(腿節)の色表現なんかを見るとミヤマだなと確信を持てますが、普段ノコギリのメスを見ている私からすると顎の太さがとても特徴的に思えます。ミヤマの繁殖は難しいそうですが、交尾済みの個体だという前提で繁殖に挑戦することにしました!

採集登山で拾ったミヤマクワガタのオスの頭部

一方、頭だけのミヤマオスについてはシリカゲルで乾燥を進めることにしました。標本にしようかとも思いましたが、私のことなのでおそらくハンドメイド作品の素材として活用するかな~と思います。姿そのままを活かした作品作りですね。

 

最後に

標高の高低に関わらず、登山では遭難したり命を落とすリスクがあります。天気予報のチェックや体調管理、登山ルートの把握など事前準備が物凄く大切です。また私のようにクワガタ採集を目的に登山される場合は、採集に夢中になって滑ったり転んだりしないようご注意ください。m(_ _)m 気になるポイントがあれば、歩きながらではなく立ち止まるようにしましょう。

 

クワガタを「採集してもいい場所」と「採集してはいけない場所」については、予め自身でよく調べて把握するようにしましょう。

 

本日の写真

今回は同一個体の写真を2枚載せます。1枚目は過去写真。

白虎メダカ F1 ①

「成長観察記事」という記事を将来投稿する為に、繁殖させる際を除いて卵の時から1匹だけで飼い続け、どのような一生を辿るのかたまに写真を撮り溜めている観察対象個体になります。白虎メダカ F1 。生まれは2019年7月2日で、1枚目の撮影日は2019年10月23日

白虎メダカ F1 ②

そして2枚目が、本日2021年9月22日に撮影した同一個体になります。元々頭部が「くいっ」と突き出たような見た目でしたが、 “ 老い ” によって背曲がりが進行しこのような姿に。透き通っていた肌の濁った感じ?なんかが、人間みたいで親近感が湧きますね。おそらく来年までは生きてくれるんじゃないかなと期待しています。(^^*)

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!