そうか、選別基準の “ 項目 ” を絞ればいいんだ!(2020/1/23)

こんばんは。(雨、時々くもり)レモンパイです。今日は何だか不安な一日でした。明確に対象物のある不安と、そうではない漠然とした不安の入り混じる一日。この先、「長生きしても良いことあるのかな?」とか考えてしまいます。そういえば、今夜は数年ぶり?にナポリタンを作りましたね。

最近、アクアショップでメダカを見てよく思うことの一つに、「何で上見(横見)だけしか客に見せないんだろう?」という思いがあります。

 

例えば幹之メダカを売っているアクアショップがあったとしても、目線の高さにガラス水槽があるだけのことが多くて、わざわざ上見用の水槽を足元に用意してくれたりはしないですよね?その逆の、上見用の水槽だけの場合もあります。パック詰めの場合は、上見も横見も満足には出来ないですね。(笑)

 

個人的に、メダカは横見を見れないと買いたくないです。上見だけだと、私が特に気にしている背曲がりの有無を確認出来ないですし、メダカは横見の方が好きだからです。じゃあお店にどうして欲しいのかというと、現実的な対応としては “ 地面から 1m の高さに蓋のないガラス水槽を置いて ” もらえたら、上見も横見も好き勝手に出来るのになと思います。

( 一方でメダカ専門店の場合は、横見でも上見でも店主さんに声を掛ければだいたい詳しく観察させてくれます。アクアショップでも可能だと思うものの、頼みづらいかなと。 汗 )

今回は、ある単純な事実に気付いたので、そのことをお話しようと思いました。メダカの選別に関して “ 選別基準の項目を絞れば、少ない育成数でも結果は出せるんだ! ” ということです...以上です。(笑)

 

2週間前に投稿した記事内において、東天光メダカを例に「どれくらいの子孫を確保しないと、理想の個体に出合えないか?」といった旨のお話をしました。

※ 関連記事 → 2020年1月10日の記事:当ブログ初! “ 先に本日の写真を載せてみた。 ”

東天光メダカであれば、選別に全く興味のない飼育者でなければ、自然と【体型の美しさ】や【体色の濃さ】といった点を重視して選別を進め、次世代の親魚候補を決めることになると思います。でも、その2点の選別基準について、細かくみると

【体型の美しさ】の内訳
・全体のバランスが自然かどうか?
・背曲がりがないかどうか?
・頭の形が自然かどうか?
・尾筒は太いかどうか?
・尾びれの形は上下対象かどうか?
・各ヒレの大きさは十分かどうか?
【体色の濃さ】の内訳
・体色全体が濃いオレンジ色かどうか?
・体の一部(頭部など)は濃いオレンジ色かどうか?
・尾びれにオレンジ色の筋が入っているかどうか?

といったように、多様な項目に分けられるはずです。この多様な項目の中から、飼育者自身がどうしても「改良したい形質」や「理想の形を保ちたい形質」を厳選して、その選別基準の項目だけに懸ければ、何とか限られた理想だけはいずれ叶えられそうなわけです。親魚から入手した子孫数が少なくても、何とか限られた理想だけはいずれ叶えられそうなわけなのです。

引き続き東天光メダカを例に考えると、私であればどうしても背曲がりの個体を次世代の親魚に選ぶことに抵抗があるので、「背曲がりがないかどうか?」の選別基準の項目だけは譲れません。他の項目を捨てて累代を続けたとすると、体色が薄かったり尾筒の細い個体は生まれやすくなるかもしれませんが、とりあえず背曲がりを起こしにくい系統には固定化させられるかもしれません。

 

いずれにせよ選別基準の項目を細分化してみると、自分のやりたい改良や固定化の方向性が見えてくるかもしれないですね。

 

本日の写真

白虎メダカ F1

今日は来月(2020年2月1~29日)のメダカ記事用のアイキャッチ画像を用意することに決めまして、どういう写真を撮ろうか悩んだ結果、バレンタインデーのある月ということで上のような写真を撮っていました。写ってる3匹は、白虎メダカ F1 のメスになります。

 

正直、月ごとのアイキャッチ画像をメダカ写真で用意するのって、撮りたいアイデアがないとだいたい苦痛(笑) なんですけど、2016年の9月からずっとその方針を貫いてきたので今後も用意し続けると思います。でも、本当は “ 止め時 ” って大切ですよね。(汗)

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!