こんばんは。(晴れ)レモンパイです。だんだん花粉症の症状が酷くなってきました。外出中は常時マスクを着用しているので特に気にならないのに対し、自宅だと室外メダカ達の様子を見に行った直後に激しいくしゃみが出やすいです。(汗)
今夜はルーを使わないスパイスカレーを作りました。昨晩のカボチャの煮物の残りや、熟れ過ぎたバナナをミキサーでペーストにし混ぜるという試みをしたのですが、味はまずまずといった感じになりました。市販のルーを使い続けている以上はスパイス一つ一つの名前や香りは分からないし、スパイスから美味しいカレーを作ることが出来ないので、料理がアイデンティティの一端を担っている私としては今後もルーの使用は控えようと思います。
あと、スパイスから作ると塩を自分で入れることになるので、健康食に思われているカレーって案外塩分高いんだなということも分かったりします。
【観察No.005】というメダカの一生
それでは、本題に入ります。あるメダカ1匹の採卵から死亡までを観察し続ける(写真を撮り続ける)というコンセプトの「成長観察記事」の投稿です。先日、【観察No.005】という管理番号の個体が死亡したので、今回はその個体について写真やデータを整理してみることに決めました。
【観察No.005】とは?
「成長観察記事」というプロジェクトを始めるにあたり、観察を始めた個体から順に「【001】【002】・・・」と番号を付けていきました。累計10匹いる個体の中の、5番目の個体が今回の主人公になります。
まず2枚の写真を載せましたが、1枚目に写るのが赤虎メダカ F2 の親魚担当の2ペアになります。2枚目はオス2匹のうちの1匹。彼ら4匹の中に、【No.005:赤虎メダカ F3】の父親と母親がいます。自宅の赤虎メダカは※1 市場に流通している赤虎とは別のオリジナルでして、体色や斑表現の濃色化を目指した累代繁殖を行ってきました。
【No.005】の成長記録
それでは、【No.005】の成長記録(写真)をご紹介していきます。
~採卵&孵化後~
【No.005】との出合いは、2019年7月23日でした。当時のことは記憶にないですが、前日の夜に投入した産卵床を使っているはずなので、7月23日は親魚の産卵日でもあります。
産卵3日目。
産卵8日目。黒目と白目もはっきりしています。
そして産卵10日目の2019年8月1日に、【No.005】は無事孵化しました。卵時代からの個別隔離飼育は、最期まで継続していきます。
生後5日目。孵化後からの数日で明らかに体長の大きくなっている様子であれば、ご飯を採る(摂る)能力には問題ないと言えます。
生後10日目。上見撮影ではプリンカップの下に定規を置いていますが、正確な計測が出来ているわけではありません。ただ、同じスマホ用マクロレンズによる接写撮影だとピントの合う距離感は変わらないので、接写写真の比較(8/1↔8/10)だと成長が何とな~く伝わるかなと思います。8月上旬という稚魚育成の容易な気候の助けもあり、【No.005】は順調に成長していました。
~成長の過程~
ここからは最期までの写真を、111枚連続で載せることにしました。日付の入っている写真(上見)と、その一つ下にある写真(横見)は、同じ日付に撮影したものになります。
生前の姿は、上の写真で最後になります。冬という時期もあって2022年2月は様子を見る機会がなく、たまたま3月1日に様子を見た際には生きていることをチラッと確認していました。その日は、特別具合が悪そうには見えず気に留めてはいませんでした。
しかし翌日の3月2日の午後、たまたま「成長観察記事」用の観察個体たちの水槽手入れをしていたら、【No.005】がこと切れていたのを見つけました。死亡日は推定でこの日とし、彼の寿命は944日となりました。
最後に
前回取り上げた【No.002】の寿命が飼育下での最長記録となる882日だったので、今回の【No.005】の944日は記録更新となりました。2年半は超えましたね。産卵日から孵化するまでの日数は9日間で、性別はオス、親魚に比べると体色や斑表現は薄かったです。 F3 世代の兄妹たちに比べると、整った体型でした。
今回の写真を振り返ると、生後1年3~4か月までが “ 全盛期” だったように思います。それ以降だと体表の張りや艶感が弱まってきたり、体型変化も分かりやすくなっているように見えますね。痩せの気になる時期は数回あったものの、特別な健康問題を抱えた記憶はありません。
2021年12月9日の撮影時(上見)から、背骨が固まってしまったのか少しくねくねしたような体勢になっていました。正直【No.005】より危なそうな個体がいた(←現在も生きている)ので彼が先に逝ってしまったのは意外でしたが、越冬期間から春へと移行する “ 季節の変わり目 ” に脱落する個体は、メダカ飼育全体の経験からして目立つような印象があります。
本日の写真
自宅の赤虎系統が主役の記事だったので、「本日の写真」にも赤虎を用意しました。最新世代である2021年生まれの赤虎メダカ F5 です。【No.005】は “ おおおじ ” であり、逆に【No.005】からすると彼ら F5 世代は従甥孫(じゅうせいそん) or 従姪孫(じゅうてっそん)にあたります。
私が長らく抱いていた理想は、彼ら赤虎系統の累代をひたすら続けることでした。しかし、今後のメダカ飼育全体を再考した際に、飼育系統数を絞って ※ メダカ飼育への私自身のモチベーションを回復させることが何より重要だという判断になったので、その影響で今年2022年の繁殖では紅帝メラー系統との統合を行うことになりました。まだ見ぬ新系統 “ 赤虎メラー ” を大切に累代していきます!(^_^*)
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!