こんばんは。(晴れ)レモンパイです。今夜は餃子を作ってみました!
以前、浜松出身の母が昔よく食べていたという浜松餃子のお店に初めて行った際、餃子の上に乗せられていたもやしとのコラボが美味しかったので、それ以来自宅でももやしを乗せるようにしています。(^^*) 餃子と一緒に口に入れるとボリューミーですし、さっぱり感が出るのでオススメです。
対馬でキンオニ採れてた!&メスのコクワとの見分け方
それでは、本題に入ります。「クワガタ飼育記事」の投稿です。昨年2022年の末から年初に掛けて、両親の ※1 対馬&壱岐旅行に運転要員として同行しました。そのついでに、私は対馬の某山において正体の分からないクワガタ幼虫の材割りに成功し、合計10匹を持ち帰ることが叶いました。
そして先日、その10匹の幼虫がそれぞれ蛹化&羽化したことにより正体が判明したので、今回はそのことをお話することにしました!タイトルにもサムネにも答えが出ていますが、目標だったキンオニクワガタの採集が成功していたのです。(*^0^*)♪♪
対馬産幼虫たちのその後について
持ち帰った10匹の幼虫について、他の種類のクワガタ同様にプラボトルによるマット飼育を行ってきました。マットは幼虫達の安全を最優先にする為、添加剤を使っていない一次発酵マットを使用。本当にキンオニクワガタが含まれているなら夏場の高気温への対策は必要だと思ったものの、正体が分からないこともあって1~4月は特に温度管理は行ってきませんでした(←私は神奈川県の平野部に住んでいるので、彼らの生息環境より気温は高いです)。
そして4月のある日に対馬産の幼虫たちのボトルをチェックすると、蛹室を作っている個体を見つけました。気になり過ぎるので羽化まで待てずに掘ってみると・・・
キンオニであることが確定しました!(^^*) 採集していた時から2種類はいるだろうなと感じていたものの、やはり最終形態を確認するまでは自信が持てなかったので嬉しかったです。
上見だと小型のノコギリクワガタにも見えますが、横見だともう一目瞭然。(笑) この大アゴの反り立ち具合は、オニクワガタ特有のものです。
こちらは羽化後の姿。名前に「キン(金?)」とありますが、金色の要素は全く感じられません。オスは茶系統の渋い色で、アンティーク感が魅力的。本土のオニクワガタの仲間よりは大きいので、観賞性も高いように思います。羽化からおよそ2週間くらいじっとしていました。
大アゴの反り加減といい、アゴ先端の上方向への枝分かれといい雄々しさが感じられます。気性の荒さ度合いについては何とも言えないけど、よく歩いてすぐに飛ぼうとする種類だなという印象を受けました。
キンオニのオスは全部で3匹でした。サイズが小さいオスだと雄々しさはかなり薄れますね。(汗)
そして、キンオニのメスは全部で2匹ということも判明しました。オスとは違って体色が真っ黒で興味深いですね。また、キンオニクワガタであった5匹を除いた他の5匹についてですが、この記事の投稿段階ではまだ蛹の個体もいるものの全員コクワガタであることが判明しました。彼らコクワについても写真データが揃ったら、別記事にてご紹介しようと思います。m(_ _)m
キンオニクワガタとコクワガタの違い(メスの見分け方法)
キンオニクワガタのメスを羽化後に初めて観察した際、自宅にあるクワガタ図鑑を参照しても彼女らが本当にキンオニであるかどうかの自信が持てなかったので、ツイッターで詳しい方々に教えてもらいようやく安心出来たという経緯がありました。また、ネット上でもキンオニクワガタのメスの見分けに注力した記事が乏しいように感じたことから、せっかくなのでこの記事では私が迷ったコクワガタのメスとの比較をご紹介したいと思います!
上の写真に写るのが、キンオニクワガタのメスとコクワガタのメスになります。このコクワは対馬産ではなく、地元河川敷で捕まえてきた神奈川県産の個体です。体色がやや赤っぽいのは、羽化して数日のタイミングだったからなので、その点はお気になさらず。
まずはコクワから。キンオニとの比較でいうならば、
・頭部と ※2 胸部の隙間の輪郭がなだらか
⇒ 頭と胸に一体感がある
・胸部の ※2 腹部へ向かう輪郭に膨らみ(丸み)
⇒ 角々しさは感じられない
・胸部が一番ツヤツヤしている
⇒ 明らかに頭部と腹部とは質感が違う
主に上記のようなことが挙げられます。ちなみに、胸部のツヤの特徴については羽化して間もない段階から言えるので、「実は元々全身がツヤツヤで、時間が経つに連れて頭部や腹部のツヤだけが擦れて失われる個体もいる」ということはありません。キンオニに限らず、他の種類とコクワとを見分ける際にも “ 胸部だけの強いツヤ ” は有効な見分けポイントになるはずです。
続いてキンオニです。コクワとの比較でいうならば、
・頭部の付け根から胸部突起までの輪郭に幅
⇒ 頭部の幅の小ささ&胸部突起の鋭さ
・胸部の腹部へ向かう輪郭に凹み(えぐれ)
⇒ 角々しさが際立っている
・全身がツヤツヤしている
主に上記のようなことが挙げられます。改めて冷静に観察してみると、雰囲気はミヤマクワガタのメスにとても近いと思います。また、胸部後方の輪郭については、ヒメオオやアカアシを含めた山のクワガタ共通の角々しさが感じられますね。全体的なフォルムはコクワより細い印象です。
私のようにキンオニとコクワとで判別に悩む方がどれだけいらっしゃるのか分かりませんが、何か参考になれましたら幸いです。
今後の繁殖予定など
全部で5匹だったキンオニクワガタ。オス1匹が余ってしまいましたが、産卵セットを2つ組み、現在はワインセラー内で飼育を行っています。
用意したのは、「産卵一番」のバージョンと「Nマット」のバージョン。基本的には固く詰め、最上部を含め部分的に柔らかめの箇所も敢えて作っています。また、マットの中には ※3 産卵木も埋めています。産卵や繁殖が成功したら、またキンオニについてお話しますね!
本日のメダカ写真
今日は、メダカの針子を撮ってみました!
この記事の投稿日は2023年5月10日。今日は繁殖用水槽を組んでいる子達から採れた子孫の中で今年初めて針子を見つけました。赤虎メラーメダカ F1 です。 F1 世代は昨年に誕生していますが、今年は P 世代と F1 世代の両輪で子孫の確保(=F1&F2)に励んでいます。名前の通り、ちゃんとメラーの形質を再固定化させたいところです。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!