こんばんは。(晴れ)レモンパイです。今回は、昨年2023年12月より私がドハマりしている鮮魚店「角上魚類(かくじょうぎょるい)」についてご紹介することにしました!何かご参考になる情報がありましたら幸いです。
神奈川県で最推しの鮮魚店「角上魚類」について
角上魚類とは、新潟発祥の鮮魚直販店(鮮魚スーパー)になります。私は2023年の年末に初めておせち(お重)を作ったのですが、海の幸の料理をいくつか用意するにあたり、新鮮な素材を購入する必要がありました。そういう事情で探し出合ったのが、角上魚類なのです。
神奈川県には現時点(2024年1月)で2店舗があります。写真1枚目は、大和市にあるつきみ野店。
2枚目は相模原市の相模原店です。両店舗を比べると相模原店の方が売り場面積が広いので、より珍しい鮮魚をお求めの方には後者がオススメです。
角上魚類の魅力について
基本週6で家族の夕飯作りをし、食材も全部自分の足で調達するような私から見て、角上魚類の何が魅力なのかというと以下の4点になります。
② ↑の割りに決して高くはない
③ 丸々の姿で買える魚が多い
④ 珍しい魚にもたまに出合える
⑤ 接客態度がコミュ障に丁度良い
神奈川県にある他の鮮魚店(&鮮魚コーナーを持つスーパー)もいくつか知っているのですが、贔屓なしに角上魚類は魚の新鮮さがホントに凄いです。分かりやすいポイントとしては、魚の目の透明度が違います。新鮮な魚を使うとどんな料理にしても美味しいので、ついついまた買いに行きたくなってしまうのです。(^^*)
他の鮮魚店やスーパーと比較すると、全体的に価格は安くも高くもないといった印象です。お寿司はやや高めかな? ただ、ハイレベルな鮮度という付加価値を考慮すれば、総合的にコスパが良いという評価になると思います。
そして魚介の新鮮さと同じくらい大きな魅力に映るのが、鮮魚を選んでいる際の店員さんの接客態度(圧の無さ)です。例えば漁港の市場で魚を買う際は、店主の方の圧(←圧を掛けている気がないのは重々承知していますが)を感じてゆっくり考えることがしづらいのに対し、角上魚類の場合は基本話掛けられません。
視線を外した「何かお決まりでしたらお声掛けくださいね~」くらいの声掛けがあるくらいなので、視線恐怖な気質の私は心置きなく魚を選ぶことが出来ます。意図的にそういう接客を指導しているのかな? 私は魚を捌くスキルを磨きたいので、選んだ魚介はそのままでビニール袋に入れてもらいますが、オーダーで刺身用や煮付け用に捌いた状態にしてもらうことも可能です。
角上魚類でオススメの商品について
ここでは、私が実際に購入した商品についていくつかご紹介します。
まず1つ目が、本鮪入りねぎとろ(まぐろのたたき)です。今まで様々なお店でネギトロを買ってきた中で、赤身と脂の味が濃厚に感じられて3本の指に入るくらい美味しいネギトロでした。
2つ目は、定塩銀鮭の名称で売られている冷凍の塩鮭です。価格は現時点(2024年1月)で1切れ税込み 180 円。我が家はコスパからして ave(エイビイ)の塩鮭を重宝していて、ave と比較するのは酷ですがそれでも安い方ですし、しっとり食感の上品な味わいで美味しいですね。
あとこれは開店後すぐに売り切れるのだと思いますが、尾びれの付け根が少量売られています。同じ 180 円なのに、普通の切り身より明らかにボリューミーなのでこちらもオススメです。カマの部位もちゃんと売られています。
3つ目は、銀鮭西京漬けになります。価格は現時点(2024年1月)で税込み 300 円。塩味と甘味のバランスの良く、味付けとして濃過ぎずやはり上品な印象です。こういう切り身を漬けた商品は他にもいくつか用意されているので、今後いろいろ試してみようと思います。
【2024/2/4追記】4つ目はメカジキたれカツ丼です。脂が乗って臭みがなく、ボリューミーで噛み切りやすいメカジキカツと、甘辛だれとの相性は言うまでもないですね。まだ他の種類のお弁当は食べたことがないので後日確かめようと思いますが、少なくともこのお弁当は超オススメです。(*^0^*)♪♪
実際に買った魚介&作った料理(随時更新)
最後に、これまで実際に購入してきた魚介の写真(価格)と、それらを使った料理をいくつかご紹介したいと思います。私のドハマり具合が伝わるはずです。
売られている鮮魚の側には名札があって、そこにオススメの食べ方が添えられていることからそれを参考に料理しています。『刺身』と書いてあれば刺身で食べることをメインとし、刺身で食べ切れない分はフライにしたり、身アラを何かの出汁用に干物加工したりします。また、料理で使えない内臓類は釣り餌用に冷凍保存することもありますね。
下記では魚の写真に税込みの価格を書き込んでいるものの、それらはあくまでその時の入手価格です。同じ種類の魚でも日によってサイズや価格は異なりますし、品揃えにあったりなかったりします。私は事前に買う魚を決めてお店を訪れることはなくて、その日何があるのだろうとワクワクしながら、普段より安いなと思った魚や珍しい魚を選ぶことが多いですね。
穴子はわざわざ目打ちをする為に、ホームセンターで専用に木のまな板を買いました。まだ上手に捌けないので修行が必要です。角上魚類で初めて穴子を丸々買ったのを機に、継ぎ足しの “ ツメ(たれ) ” を持ち始めました。(^^)
太刀魚は塩焼きにして食べました。まだ刺身にしたことはないですが、比較的に捌きやすい種類です。
爪先の欠損等の理由で安かったずわい蟹です。購入してからしゃぶしゃぶ用に捌くまでの7時間、普通に生きていました。蟹脚を割ってみて身の詰まり具合に感動。角上魚類ってほんとハズレの魚介を売っていないんですよね。しゃぶしゃぶではしっかり蟹身の味を感じることが出来ました。
寒サバは味噌煮にしてみました。ただ新鮮な状態で買うだけでなく、ちゃんと保冷した状態で持ち帰ったりすぐ捌いて調理するといった “ 購入者側の工夫&努力 ” も必要になるものの、全く臭みのない鯖の味噌煮を自分で作れた際の感動を是非味わってもらいたいなと思います。
ホッキ貝は興味本位で1個買ってみました。まだまだ私の力量では可食部を綺麗に取り出して刺身にすることは出来なかったので、土鍋の炊き込みご飯にしてみました。
スズキ(シーバス)ってサイズの割りに安価に入手出来る魚ですよね。お刺身とフライの両方を楽しみました。
初めて存在を知ったその日に購入したゴチ(真こち)。高級魚と謳われるだけあってお刺身が家族に好評でした。食べきれない分は唐揚げにしました。
真ホッケは、開いて塩麹による干物にしてみました。一般的な塩水による干物よりも、明らかに旨味が増すのでオススメです。
イサキのお刺身美味しかったです。
サワラも美味しいのですが身が崩れやすかったので、刺身にならない崩れた部位はグリルで焼いて混ぜご飯にしてみました。
イワシ(真いわし)は安くて美味しいですし、背骨ごと食べられて健康的なことから何度も買っています。生姜煮も美味しいのですがオススメは醤油味の丸干しです。一番の弱火でもグリルすると頭の部分だけ真っ黒に焦げやすいので、頭だけアルミホイルを巻いてからグリルすると仕上がりの見栄えが良くなります。
イナダはコスパの良いお魚です。お刺身で食べ切れない量をフライで楽しめるだけでなく、身アラでブリ大根ならぬイナダ大根にすることだって出来ます。安いのに、刺身&フライ&煮物の3種類に変化させられました。
大きな生たこあしは、ずっと前から作りたいと思っていた生蛸キムチにしてみました。新鮮だと分かっているからこそ作れた料理です。
何だか雰囲気が私に似ているようなお魚に出合いました。函館の方では郷土料理に使われるというごっこ(ホテイウオ)です。ダンゴウオの仲間であり、お腹に吸盤が1個付いています。メスということで内臓はほぼ卵で占められていて、身もほとんどなくコラーゲンの塊という不思議な生き物でした。撮り忘れましたが竜田揚げが美味しかったです。
上記で先に載せたお刺身に使った、サヨリ&ホウボウ&オニカサゴです。サヨリって名前は知っているし回転寿司でも食べたことがあるはずだけど、捌かれる前の実物を見たのは初めてでした。比較的に安価なお魚を数種類買って、刺身の盛り合わせを作って食べ比べをすると楽しいです。
初めて丸々の姿で買ってみたマダイ(真鯛)は、昆布締めにして恵方巻に使ってみました。鯛は骨から良いお出汁が出るので、身アラは干物にして冷凍保存することに。
ある日は、ノドグロ&黒メバル&赤メバルのお刺身3種盛りを作りました。ノドグロは脂がギトギトに乗っていて、胃もたれしそう?なくらい美味しかったです。メバル2種の味の違いはほぼ分からないという発見がありました。ちなみにこの日は神奈川県の2店を梯子したのですが、同じ魚を入荷していてもサイズと値段が違ったりしていました。
ウマヅラハギ(馬面剥)&タカノハダイ(鷹羽鯛)&オオモンハタ(大紋はた)&アラはお刺身4種盛りに。ウマヅラハギの肝はボイルして濾したものを肝醤油にしてみました。タカノハダイは鱗が頑丈で取りにくいだけでなく、新鮮さでは乗り越えられない特有の臭みが若干あって総合的に苦手だなと思いました。高級魚のアラがやはり一番美味しかったですね。(^^*)
バイ貝(梅貝)はこれまで角上魚類で何度も見てきたのですが、今までで見た中で一番立派だったので初めて購入してみました。偶然ではないと思いますが、殻から身を取り出す際に穴を開ける箇所に、予め穴が開けられていてご親切。薄くスライスしてもこりこりした食感が美味しくて、父が舌鼓を打っていました。
サクラマス(本鱒)がヤマメと同じ種類の魚だとレシピを探す中で知り、にわかには信じ難かったです。寄生虫対策として生では食べてはいけないので、ホイル焼きにしたり、柵を冷凍後にマス寿司にしたり。柵を作る際の余りは厚めのまま漬け丼(←もちろん一度冷凍)にしてみました。よく食べるサーモンに比べると、あっさりしていて香りと旨味の濃厚さが魅力だなと思いました。
カンパチ(間八)と鰤(ブリ)が、別種の魚だと初めて知りました。ブリの出世段階に入っている名前なのかなと。(笑) 脂がさっぱりしていてシンプルに身の美味しさを感じられ、特にお刺身は頬っぺたの落ちそうなくらい感動しました。フライも作りましたが、鮮度の良い間八ではもったいない食べ方です。
ユメカサゴ(夢笠子)という、なんとも素敵な名前の大きなかさごを見つけて購入。お刺身で食べてみたい欲求を抑えつつ、今回は丸ごとの煮付けにしてみました。良いお出汁が身に染みていて美味しかったです。
ブリ(鰤)は今まで購入した魚の中では一番大きかったです。脂はあまり乗っていなくて、サイズ的にはワラサっぽかったかな? おそらく頼めば丸々を購入出来たと思いますが、流石に食べ切れないので半身を選択。ぶり大根を作る際、骨の内部など血を徹底的に取り除いてみたら、人生で一番臭みのないぶり大根を作ることが出来ました。(^^*) 血の排除って物凄く大事。
だんだん未経験の魚がなくなってきたので、気になり続けていたタイラ貝(タイラギ)を初めて買ってみました。可食部の貝柱は大きいものの、刺身とバター焼きの両方を作ろうとすると、どちらも量が物足りなくなってしまいます。ホタテに比べると繊維質で、刺身はタケノコ感があります。臭みはないけど旨味はやや劣るかな?
ミシマオコゼ(三島虎魚)。見た目や表面からはあまり美味しそうに見えないですが、美味しい白身でした。
ヒラマサ(平政)。ブリ&カンパチと並んで有名なブリ属ですね。時期にもよると思いますが、あっさり&お手事価格でした。比較すると一番好きなのはカンパチかな~。
白ミル貝は食わず嫌いな素材でした。湯引きしてあのはみ出た部分の皮を剥く感覚が面白かったです。美味しいことは分かりましたが、私はもう買わないかも。
赤貝はたしか1つで300円だったはずなのですが、店長?責任者?らしきお兄さんのサービスで、結果こんなに頂いてしまいました。(^^) 回転寿司でもよく頼む好きな貝なので、新鮮なお刺身で食べたらもちろん美味しかったです。
サザエ(栄螺)は貝殻をアクアリウムで利用することも見据えて購入。私の捌きスキルの不足により、可食部が少なくなってしまったのが悲しいです。網の上で焼く方が簡単で美味しいような。
今まで珍しい魚介ばかり探してきたので、アジ(鯵)を初めて買ったのがだいぶ遅くなりました。鯵はだいたいいつも売っていますね。
ニシン(鰊)はフライにして食べてみました。小骨がたくさんあってもフライにするとほとんど気にならなくなります。今度数の子作りに挑戦したいです。
マナガツオ(真名鰹)はかなり美味しかったです。お刺身の色も綺麗でした。
オジサン(老翁)はコイやナマズのようにヒゲがありました。美味しかったです。
鮮魚店で生きているカニはたまに見るけど、生きているエビを見たのは初めてだったかもしれません。クルマエビ(車蝦)は食卓に出す10分前まで冷蔵庫内で生きていたので、殻を剥いてお刺身にしたら激うまでした。超オススメです。
黄色のボディに目を引かれて買った松川ガレイ(松川鰈)。脂が乗っていてお刺身も唐揚げも当然美味しかったです。写真はないですが、えんがわ部分は昆布締めにして頂きました。
レンコ鯛(連子鯛)は真鯛ほどではないですが、比較的にスーパーで見かけやすい部類なのかなとは思います。変哲のない鯛の味。
イトヨリ鯛(糸撚魚)は皮付きのお刺身にしてみました。美味しいだけでなく、色彩が美しいですね。また、レンコとイトヨリのアラ(骨)を出汁に、鯛出汁ゆず塩つけ麺も作ってみました。鯛って専門のラーメン店があるくらい濃厚なお出汁が出るので、こういう食べ方もオススメです。
黒ムツも美味しいです。
紅ずわいがには茹でてチラシ寿司にしてみました。
イシダイ(石鯛)はちょっと特徴を思い出せません。鯛の仲間って臭みの有無を除くと、だいたいどれも美味しいですよね。
メジナ(目仁奈)はよく見かけるなと思います。脂が乗っていて美味しいです。
マトウダイ(的鯛)を自分で捌く際は、フックのような突起に注意が必要です。指先をそこそこ怪我してしまったので、店員さんに捌いてもらうのが無難でしょう。味は美味しい。
アカイサキ(赤伊佐幾)は普通のイサキと大して変わらない味です。個体にもよるのでしょうけど。
キハタ(黄ハタ)も美味しい。
ハチビキ(葉血引)はとてもあっさり。忌憚なく言えば旨味も脂も少ないので、お刺身ではイマイチかな。脂の乗った個体だととても美味しいらしい。こういうお刺身では弱いタイプの魚は、フライにしてタルタルを添えるのがオススメです。
本日の写真
今日はスズランメダカを撮ってみました。ラメ系のメダカなので基本ラメの多さを重視した選別をしているのですが、無数にあるラメを1個1個数えるわけではないのでぱっと見の印象で判断しなくてはいけません。ぱっと見で判別出来るくらいに(何となくの差異傾向を掴めるくらいに)殖やさないと、選別そのものが難しいです。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!