こんばんは。レモンパイです。今日は業スーで買った生地を使ったラザニアを作ってみました。
基本的にミートソースとホワイトソースと生地を重ねて焼くだけなので、案外手軽に作れるごちそうです。(^^*)
美味しく食べる目的のテナガエビ釣り!
それでは、本題に入ります。「釣り&罠記事」の投稿です。先日は※ 焼酎ボトルを使った小魚&小エビの自作罠についてご紹介しましたが、捕まえたスジエビを飼育していたら段々テナガエビ(手長エビ)を採ってみたくなりました。とはいえ飼育スペースはないので、美味しく食べる為にテナガエビを釣ってきたので、その後の料理までについてお話します。
テナガエビを釣ってみよう!編
今回、食べる用のテナガエビを釣りに行ったのは、神奈川県川崎市と東京都大田区の間を流れる多摩川(下流の汽水域)です。釣りをする際は【釣りをしてはいけない場所】と【釣り等をしてはいけない生物種】についてチェックするようにしましょう。『〇〇川 漁業権』で検索するのがオススメです。車で向かう際は、駐車場の有無や料金についても把握する必要がありますね。
釣りをするにあたり、今回持って行ったものが以下の通りになります。
・手長エビ用釣り仕掛けセット
・ピンセット(針を外す用)
・電池式エアレーション
・釣り用バケツ(持ち帰り用バッグ)
・餌(かまぼこ/魚の内臓)
釣り竿は、極端な話そこら辺に落ちている木の枝でも構いません。大事なのは、重たくなくて先端に釣り糸を結び付けられること。今回はヤフーショッピングにて、 40cm くらいに仕舞えるタイプのものを購入しました。最大で 180cm になるのですが、実際に使ってみたら長過ぎる感じがしたので、手長エビ用なら 150cm くらいが丁度いいように思います。
私自身、あまり釣りをやらないですし仕掛けの作り方も分からないので、上州屋でこちらの仕掛けを買ってみました。針もウキも全部揃っているので、竿先に結び付けるだけで大丈夫。釣り針にかける餌については、蒲鉾も悪くはないのですが冷凍しておいた真鯛の内臓(弾力のある腸?)の方が食い付きが良かったです。ミミズが一番良いらしいけど、後でその釣った手長エビを食べることまでを考えると使う気にはなれなかったです。(汗)
釣りに行ったのは2025年5月中旬。そしてこちらが、私が今回初めて釣ったテナガエビ。テトラポッドの積んである、テナガエビが隠れやすそうな隙間のある場所&基本流れの緩やかな場所で探してみました。
釣り自体のコツとしては、エビ本体 or 視認出来ないならウキを観察し、引っ張る動きが止まったなと思ってから1分間は待つこと。早く釣りたいうずうずする気持ちと闘って、30 秒ではなく1分間です。その後「クイッ!」と軽く手首のスナップを利かせて引っ張ると口内で針が引っ掛かるので、後はゆっくり引き上げると上の写真のようになります。
今回は3時間弱で4尾が釣れました。 “ 出来るだけ美味しく食べる ” 為には、持ち帰った後に綺麗な水で泥抜きする必要があるので、ちゃんとエアレーションを使いながら釣り用バケツ(バッグ)に移していました。ちなみに、電池式のポータブルエアレーションはうるさいので、生きたまま持ち帰るのであれば電車移動はオススメ出来ません。
テナガエビを食べてみよう!編
それでは、テナガエビを持ち帰った後の料理までについてお話します。
先ほど4尾捕まえたと記述しましたが、残念ながら自宅に着いた時点で1尾が死んでしまっていました。とりあえずその1尾は、爪楊枝で背ワタを取って素揚げにしてみました。泥袋の除去を忘れてしまったので頭部は食べなかったのですが、腕や尻尾の部分はエビの風味が濃くて美味しかったです。
この後で作ることになるエビフライとの味の違いで気付いたのは、塩もみで体表の汚れやぬめりを除去することの大切さです。1尾目の素揚げではそれをやらなかったので、もしやっていたらより美味しかったはずだなと思います。塩もみのやり方は、塩をまぶして腕や脚が取れない程度に優しく揉むことです。
こちらは、生きている3尾を泥抜きしている(ただ飼っている)様子。毎日水換えをしながら、3日間待ちました。
それでは料理の開始です。3尾のエビ達について、締める為にボウルに移して料理酒に浸して冷蔵庫に入れました。10 分後に取り出して、今回は両手の揃った一番大きい個体を有頭エビフライにし、残り2尾を寿司用蒸しエビにすることに決めました。
まずは3尾共に長いヒゲをハサミで切り落とし、塩もみをします。続いて口の内部にある泥袋を除去します。狙いを定めて、爪楊枝を挿して慎重に引き上げると黒い塊が出てきます。一発で綺麗に除去出来るのが理想ですが、途中で切れて除去しきれないこともあって、これは運の問題もあるのかな? ちなみに、この泥袋が残っている頭部を食べるとやや不快な苦みと若干の臭みを感じるので、失敗したと思ったら頭部は無理して食べなくていいと思います。
続いて、尻尾の処理を行います。これはやらなくても構いませんが、やると加熱した際の色を美しくすることが出来ます。尻尾を半分に折り畳んで、写真のように包丁でカットします。
カットしたら、今度は包丁の峰(背)で矢印の方向にこすると汚れが抜けるのです。3尾共通の下処理はここまで。
先に有頭エビフライから。尻尾付近と頭部はそのまま、殻を剥いて脚を外します。そして揚げた際に丸まらないよう、内側にある筋を切りたいので写真にあるように包丁で切れ込みを入れます。この際、胴を半分の深さ以上を切らないように注意してください。その後、エビの向きを変えて外側からも胴を指で押さえながら、胴が切れない程度に伸ばしましょう。
エビ全体に小麦粉をまぶします。蒸しエビ用の頭部は出番がないので、一緒に揚げることにしました。
小麦粉の次は、胴の部分だけにバッター液を塗り、パン粉をまぶします。バッター液は、小麦粉と卵と水を混ぜた液のことで、素材とパン粉をくっ付ける役割のものです。面倒くさい場合は、溶き卵だけでもマヨネーズで代用しても問題ありません。
フライパンに油をひき、エビを揚げていきます。油の高さはエビの高さの半分程度までで構いません。火が通り、衣もきつね色に仕上がったら有頭テナガエビフライの完成です。手前味噌ではないのですが、今まで食べたエビフライの中で一番美味しかったです。普段食べているエビ身より味が濃厚。臭みなし。特に旨味の詰まった頭部とタルタルソースとの相性が抜群でした。(^0^*)♪♪
最後にお寿司を作ります。包丁で頭部を切り離し、胴体の背中側の身に爪楊枝を刺しました。これは蒸しエビを作るにあたり、丸まってしまうのを防ぐ効果があります。
鍋に水を張って沸騰させ、塩と味の素少々を入れて火が通るまで茹でます。実際には 20 秒も掛からないくらいかな? 茹で上がったら殻を剥き、エビ身の内側から包丁で爪楊枝に当たるまで切れ込みを入れ、爪楊枝を外すと写真のように開くことが出来ます。これにて蒸しエビ(厳密には茹でエビ)の完成です。
そして、シャリと蒸しエビでお寿司を作り、アボカドを乗せたらテナガエビアボカド寿司の完成です。美味しいことは分かっていたのですが、アボカドや酢飯に挟まれるとテナガエビを使うことの意義がだいぶ薄れてしまうように感じます。テナガエビだからこその美味しさという意味では、有頭テナガエビフライの方が料理のし甲斐があるように思いますね。
本日のメダカ写真
今日は頬透明鱗メダカを撮ってみました。こういう過抱卵の個体は毎年見られますが、症状が悪化し過ぎて死んでしまう例はあまりないような気がします。少なくとも断食させると悪化することはありません。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!