メダカの求愛行動

おはようございます。(晴れ)レモンパイです。

 

以前に数回、冒頭でタロットカードについて触れてきましたが、実は既に実物を購入しています( なかなかのお値段 )。初めて自分を占ったのは、ちょうど1ヶ月前の4月29日でしたが、シャッフルの仕方やカードの引き方については、教科書の内容よりも自分の感性を大切にして1回だけやってみました。

 

その時に引いたのが、正位置の “ 吊された男 ( The Hanged Man )” でした。・・・タロットブログではないので、深くは解説しませんが、(笑) とにかくタロットに出逢えて良かったなとは思えました。大切に保管をし、何かの節目の時や自分だけでは決めかねる問題がある時に、また頼ってみようと思います。

 

メダカの求愛行動

では、本題に入ります。私はメダカのことを毎日観察している中で、求愛行動を見かけることがたまにあります。求愛行動そのものについて、ブログ内であまり触れる機会がなかったので、今回のテーマ記事にしてみました。

 

メダカの求愛行動

メダカでいう求愛行動とは、メスが卵を産卵してそれをオスが受精させる行為に至るまでの過程になります。メダカは生涯のパートナーを持ったり、決められた相手としか繁殖が出来ない生物ではありません。オスの求愛行動が始まり、それが上手くいけば、メスが身を委ねて産卵するというかたちで応えます。

 

具体的には、オスがメスを追い、メスの下をぐるぐると旋回するのが求愛行動です。そしてオスの行為が実った時に、オスは背びれを使ってメスを下から抱えて体勢を安定させて、メスの産卵が始まります。

 

求愛行動の時間帯

求愛行動の起こる時間帯としては、自然繁殖の状況だと、朝の明け方から7時~8時くらいまでの時間帯が一番多いです。続いて多いのは、午前中になります。日の沈んだ夜だと、自然界では求愛行動は起きません。

 

ただし、太陽光の当たらないような場所で観賞魚専用の照明を使ってメダカ水槽を管理している環境下では、求愛行動の見られる時期や時間帯が不規則になる傾向があります。

 

また、今までオス( またはメス )のいなかった水槽にメス( またはオス )のメダカを投入した際は、すぐに求愛行動が始まることがよくあります。

 

求愛行動を成就させる為に

メダカの繁殖を望む場合は、普段から健康的に飼育するように心掛けましょう。オスのコンディションが悪いと求愛行動は起こらないですし、メスのコンディションが悪いと、オスの求愛行動が最後まで行っても産卵までには至りません。

( 病気や体調不良などで動きの鈍いメスのことを、オスメダカは相手が受け入れたと勘違いすることがあります。 )

 

水槽内のメダカの飼育密度が高かったり、オスだけが極端に多い環境だと、求愛行動に対する障害が多くなってしまいます。  私の場合、メダカの繁殖用水槽には数リットル程度の容量のものを使うことが多いという事情もあり、オスメス1~3匹ずつでのペアリングを基本としています。

関連記事 → 2016/12/19の記事:「メダカの繁殖用水槽」

 

最後に

求愛行動が確認出来ても、オスが延々と求愛を続けていることメスの産卵にまで至らないことがありますが、オスメス両者に何か健康上の問題が見られなければ、飼育者としては特に何もする必要はありません。

 

求愛行動とその結末を確認したい場合は、出来るだけじっとしながら観察するようにしましょう。飼育者がエサを与えたり、メダカから見える人影の動きが多いと、求愛行動が中断されやすくなります。

 

本日の写真

( 幹之×出目ラメ )F1

写真は、( 幹之×出目ラメ )F1 です。過抱卵の予防の為だけに投入していた幹之メダカ F2 のオスと、本当は今回繁殖させる予定ではなかった出目ラメメダカとの間に生まれた子ども達です。

 

自宅の出目ラメメダカは、普通体型のヒメダカ体色です。背中光の有無出目形質かどうかという点よりも、子ども達の体色がどのようになるのかが、一番気になります。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!