こんばんは。(晴れ)レモンパイです。今夜はハンバーグを作りました。冷凍のひき肉を使う場合は、冷蔵庫で時間をかけて解凍して、手ごねの際は手早く仕上げると、完成品に臭みが出なくて美味しくなります。(^^)
今日は私の身にもペットの身にもいろいろなことが起こりました。全部良くないことです。「良くないことは立て続けに起こるよな~」と思うのですが、単純に立て続けに起こった時だけ記憶に残りやすいので、そう思えるのかもしれないですね。明日の記事で詳しく書こうと思います。
話は変わりますが、10月に月が変わったことにより、【 第4回 】のプレゼント企画の応募期間は終了いたしました!当選された方も落選された方も、今回の企画に関わっていただけた全ての皆様におかれては、大変感謝しております。 m(_ _)m
いつの日にか、当選者様を10名くらい出せる企画をやれるくらい、お金持ちになりたいなと願っています。(笑)
「梵天17」メダカで試したこと
では、本題に入ります。だいたい毎月の1日は「テーマ記事」にすることが多いので、今回も「テーマ記事」です。
私がいくつか抱えているメダカ系統の中に、 “ 「梵天17」メダカ ” と呼んでいる系統があります。今回はその「梵天17」メダカに関して、今年2018年の4月~9月にかけて私が試していたあることについて振り返ってお話することにしました。
「梵天17」メダカで試していたこと
私が「梵天17」メダカを使って試していたのは、性転換の実験です。今年の3月末にツイッターのフォロワーさんから、「メダカには性転換をする可能性がある/性転換をさせる方法がある」と教えていただいたのがきっかけでした。その情報を知った時は、ここ数年で一番の衝撃だったかもしれません。(笑)
そこで、自宅のメダカを使って性転換の実験をしようと考えた際に、当時30匹以上いたもののオスが1匹もいなかった「梵天17」メダカに目を付けたので、彼らに “ 被験魚 ” になってもらうことにしたのです。つまり、【 メス ⇒ オス 】の転換を目指したのです。
ただ当時は、間もなく始まる2018年の繁殖シーズン序盤戦の直前の準備期間であり、他の系統のメダカ達の繁殖の為の飼育スペースを確保しなければならなかったので、実験する「梵天17」メダカの水槽は1つだけに限定し、その水槽に泳がせる姉妹を12匹だけ選びました。その1つの水槽を使って、いろいろ試すことにしたのです。
具体的に試したこと①:同じ水槽&メンバーで飼育し続ける
・私はメダカ飼育歴が今年の秋で6年目に入りましたが、今まで飼育してきた何万匹のメダカの中で、性転換をした個体や、性転換をした疑いのある個体を見たことは今までありませんでした。本当に性転換が行われるとしても、何か特別な飼育環境を設定する必要があるのかなと考えました。
・そこで、性転換の実験をする前にいろいろと調べたのですが、とりあえず「梵天17」メダカに “ 性転換する必要性を自覚させる必要がある ” と考えました。つまり、実験に使う「1水槽12匹」について、水槽や混泳するメンバーを変えたりせずに、出来るだけそのままの環境で飼育することにしたのです。
・メダカは、ちゃんと混泳する仲間のことをよく観ている生き物なので、
〈2〉同じ顔見知りの11匹の仲間、そして
〈3〉自分を含めてメスしかいない
ということをはっきりと理解してくれれば、誰かしらが性転換を始めるかもしれないと考えたのです。
具体的に試したこと②:エサのタンパク質の量の操作
・上記の①については、ただ飼育環境を固定するだけでしたが、ここで書く②については私からのアプローチです。「エサに含まれるタンパク質の量を変えることで、性ホルモン関連に何かしらの作用を与え、性転換を促すことが出来るのではないか?」と考えたので、エサの変更をしてみました。
・とりあえず、最初は乾燥赤虫ばかりを与えて、タンパク質を過剰に摂取させるようにしました。すると、被験魚の12匹はみるみる太っていきましたが、特に何かが起こるわけではなく、むしろメスのメダカらしい体型になっただけでした。(汗) 乾燥赤虫のエサやりは、1ヶ月ほど続けました。
・そして今度は、インコ用の、小松菜やクロレラがメインに入った栄養補助食だけを与えるようにしてみました。形はやや硬いフレークといった感じで、鉢などで細かく砕いてからエサとして与えていました。このインコ用のタンパク質の少なめの栄養補助食のみのエサやりも、1ヶ月以上続けてみました。
具体的に試したこと③:小さいメスメダカを混泳させる
・上記の②については、今年の7月辺りまでは真剣に取り組んでいたのですが、「もう性転換は出来ないかも...」と諦めかけ、それからしばらくは他のメダカ達と同じエサのエサやりに戻していました。
・でも、魚の性転換について更に調べてみた際に、「体の一回り二回り小さい同性メダカが混泳していると、性転換の促される可能性がある」という情報を入手したので、それを試してみることにしました。
・8月末からは、実験水槽内に「選別外になった梵天メダカ F3 のメス1匹」を混泳させています。これは現在( 2018/10/1 )まで続いていますね。
実験の結果について
他にも試しことはありますが、私が主に試してきたのは上記の①~③の方法で、結論を言えば性転換の実験は失敗しています。まだまだ性転換の実験や研究については、何かしらの形で続けていきたいなとは思うものの、「梵天17」メダカを被験魚にするのはもう止めようと考えていますね。
とりあえず、現在( 2018/10/1 )だと「梵天17」メダカの実験水槽には、 ※ メス10匹と、上記③で導入した梵天メダカ F3 の選別外のメス1匹の計11匹がいるのですが、その水槽自体はそのまま維持していこうと思います。
あと、これは興味深いことなのですが、「梵天17」メダカの12匹について、8月頃に1~2匹が抱卵していたのを確認したものの、実験期間中では抱卵する個体がほとんどいませんでした。「棲む環境内にオスがいないこと」を分かっていたから、体内の卵が成長しなかった( させなかった )のかもしれません。
最後に
結果としては、「梵天17」メダカのメス12匹を【 メス→オス 】へ性転換させることは叶わなかったワケなのですが、もしかしたら “ 「梵天17」メダカを被験魚にしたこと ” がいけなかったのかもしれないなと、思うようになりました。
どういうことかというと、「梵天17」メダカは、梵天メダカ F1 のオスと F2 のメスの間に生まれた世代間交配の子孫であり、私の抱える梵天系統の本来の姿と比べるとおかしな点が多いのです。体色が地味っぽい点や体外光を一切表現しない点が気になりますし、そしてそもそも生まれた時からオスが存在していなかった可能性もあります。
まだ他のメダカで実験をしたわけではないものの、イレギュラーな存在である「梵天17」メダカが被験魚だったからこそ、性転換の実験が上手く行かなかったのかなとも考えています。とにかく、他のメダカ系統で再チャレンジしてみるしかないですね!!
本日の写真
写真1枚目は、実験水槽で飼育し続けている「梵天17」メダカの10匹と、8月末に追加で混泳させている梵天メダカ F3 の選別外個体1匹です。こうやって上見で比べると、両者の見た目の違いが分かりやすいですね。
そして2枚目が、横見の写真になります。
本日の2枚の写真の背景が気になるかもしれませんが、洗面台で撮りました。(笑) 今日は室外メダカの台風対策の後始末に追われ、そして当記事の冒頭でお話した「良くないこと」も重なり、実験水槽の手入れを出来たのが日没後だったのです。暗いと何も出来ないので、お風呂場や洗面台で作業しました。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!