(私の)メダカの成長段階の定義

こんばんは。(晴れ)レモンパイです。今日から11月ですね。今夜は、人生でおそらく3回目の鶏もつ煮を作ってみました。かつてB級グルメのフィーバーがあった際に、甲府にたくさん人が押し寄せたあれです。近所のスーパーの肉売り場に、レバーキンカン砂肝がセットのトレーがあって安かったので、それを買って作りました。キンカン( 産卵前の卵、黄身 )が特に好きで、いくらでも食べれそうです。(笑)

さて話は変わり、もうここで断言しますが、数日以内にメダカの販売を開始します。販売するのは、当ブログ内で青光ダルマメダカ F5 と呼んでいるメダカの1ペアの1件です。

 

販売について、他の詳細情報もお話すると長くなるので、ここではお話しませんが、ご興味のある方は今後の当ブログの毎日投稿の記事、またはツイッターをチェックしていただければと思います。 m(_ _)m

( お取引は抽選ではなく、基本的にはご購入の意思表明が最初にあった方にさせていただく予定です。 )

メダカの成長段階の定義について

それでは、本題に入ります。今回は「テーマ記事」で、私が当ブログ内で使う「針子」「稚魚」などの、 “ メダカの成長段階に関する定義や使い分け ” について整理してみようと考えました。

 

あくまでも、メダカの成長段階について「私がどう捉えているか?」という視点であって、今回お話する私の考える定義が、実際にメダカ業界内で通じるわけではありませんのでその点はご注意ください。

 

メダカの成長段階における呼称

まず、メダカを成長段階によって大きく言い分けをすると、

【 卵 】→【 稚魚 】→【 若魚 】→【 成魚 】→【 老魚 】

ということになります。

 

また、成魚のことを「大人メダカ」、そして老魚のことを「高齢メダカ」と表現することもありますね。当ブログ内では、呼称をどちらかに統一してもいいかなと思ったりもしますが、文脈の流れ等で同じ表現を多用したくない時に、敢えて違う表現にすることもあります。

 

【 稚魚 】の定義について

今まで正確な定義付けをしてきたわけではなかったので、今回の為に自宅のメダカ達をいろいろと測ってみました。(笑) だいたい孵化後~体長 1.5cm くらいが、「稚魚」と呼ぶに相応しい大きさかなと思います。

赤虎メダカ F2

1枚目の写真は、 1.2cmくらいの赤虎メダカ F2 の横見になります。( 2018/9/11撮影 )

楊貴妃パンダメダカ F5

2枚目は、1.1~1.3cmくらいの楊貴妃パンダメダカ F5 の上見ですね。( 2018/11/1撮影 )

【 稚魚 】の大きさまでだと、様々な要因で簡単に力尽きてしまうことが多いです。

 

【 針子 】の定義について

・ここで、「針子」という言葉にも触れますが、私は “ 特に小さい稚魚 ” のことを針子と呼んでいます。おおよそ孵化後~体長 1.0cm くらいの稚魚のことです。稚魚の時期の中でも、最も脱落する可能性の高い成長段階に当たりますね。

オカメメダカ F4

・3枚目の写真は、ぎりぎり 1.0cm 未満のオカメメダカ F4 の横見です。( 2018/9/23撮影 )

元魔王メダカ F4

・4枚目は、0.8cm くらいの元魔王メダカ F4 の上見です。名前の通り、特に体の後方がみたいな細い体型ですね。( 2018/9/9撮影 )

【 針子 】という成長段階は、広義には【 稚魚 】だと私は捉えています。飼育作業や飼育環境において特に慎重さや繊細さが求められる時期ですし、エサの与え過ぎによる水質の悪化寒さには注意する必要があります。

【 若魚 】の定義について

“ 大人になりきれていないメダカ ” として「若魚」という言葉を当てはめています。だいたい体長 1.5cm ~ 2.5cm くらいが、若魚メダカと呼ぶに相応しいかなと考えています。簡単には力尽きない丈夫な大きさです。

幹之メダカ F5

5枚目の写真は、幹之メダカ F5 の横見です。写っているのは、およそ 2.0cmくらいの個体です。( 2018/9/17撮影 )

アルビノパンダ系メダカ

6枚目は、アルビノパンダ系メダカの上見です。こちらも 2.0cmくらいの大きさで、メスであれば産卵することも可能になります。( 2018/9/20撮影 )

【 若魚 】と言える段階だと簡単には脱落しないですし、飼育者としては病気や体調不良に気付きやすくなるので、とても安心して飼育することが出来ます。

ただ、「若い」という概念には、時間軸世代観も含まれていると思うので、生後12か月以降のメダカ私の繁殖計画によって子孫を入手した親メダカに対しては、例え上記にある 2.5cm 未満の体長であったとしても、若魚とは呼びにくいです。

 

【 成魚 】の定義について

当ブログでは「成魚」という言葉もたまに使います。およそ体長 2.5cm 以上のメダカのことを、ざっくりと成魚と呼んでいます。

「梵天17」メダカ

写真7枚目は、「梵天17」メダカの横見です。写っているのはだいたい 3.0cmくらいの個体です。( 2018/9/8撮影 )

オロチメダカ

8枚目は、オロチメダカの上見ですね。およそ 3.5cmくらいの大きさですが、この大きさになると貫禄があります。( 2018/9/9撮影 )

【 成魚 】にまで成長すると、体は最も丈夫になるのですが、その大きさ故に水槽内の飼育密度を抑える配慮も必要になってきます。

また時間軸で考えると見ると、だいたい生後18か月のメダカまでを成魚と指すことが多いと思います。1年半です。

 

【 老魚 】の定義について

「老魚」については、体長の基準はなくて、だいたい生後18か月以上のメダカのことをそう呼んでいます。私の飼育下だと、メダカの寿命は長くて3年くらいで、ごく一部がもう少し生きるかなといった感覚です。個体差はありますが、繁殖能力はだんだんなくなります。

“ 高齢メダカ ” と表現することもあります。 )

マルビノメダカ P

写真9枚目は、マルビノメダカ P の横見です。写真では分かりづらいかもしれませんが、肌の張りの弱さ背曲がり等に年齢が滲み出ているように思います。( 2018/9/11撮影 )

【 老魚 】の飼育では水槽内の飼育密度を抑え、出来るだけ飼育環境を弄らなくて済むような方法で飼育すると、健康的に長生きしやすくはなります。

 

ダルマメダカの場合について

体長の短い種類であるダルマメダカの場合は、上述の定義には当てはめづらいです。基本的には、普通尺体型のメダカと違いの出にくい “ 頭の大きさ ” 等を見て、成長段階を考えることになります。

青光ダルマメダカ F5 ①

写真10枚目は、青光ダルマメダカ F5 の横見です。体長はおよそ 1.4cmといったところです。( 2018/9/13撮影 )

青光ダルマメダカ F5 ②

そして11枚目が、10枚目の個体の上見ですね。( 2018/9/13撮影 )

 

上述の定義をそのまま当てはめると【 稚魚 】になりますが、体の縮み具合を考慮するならば【 若魚 】になります。

 

最後に

改めて書きますが、今回お話してきたことはあくまでも “ 私の中での定義 ” であって、世の中に統一された定義があるわけではありません。当ブログで使用する成長段階における表現は、私の定義によるものです。

 

本日の写真

マルビノメダカ F1

上記では P 世代の写真を載せましたが、この写真はマルビノメダカ F1 になります。( アルビノ×魔王 )F2 のアルビノ群 ⇔ マルビノ P 】としていて、 F1 世代は去年の繁殖シーズン前半戦に生まれました。彼らの血を継いでいる最新のメダカは、「レモンパイ18」メダカになります。

 

他の子も写っている写真にすれば良かったと今更ながら反省してます(笑) が、アルビノ系のメダカ達はアルビノのコミュニティの中だけで飼育するのが望ましいですし、実際にそうしています。体の大きなアルビノ成魚でも、同じ水槽内に黒目の若魚がいたりすると、力関係で負けて弱ってしまいやすいのです。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!