おはようございます。(くもり)レモンパイです。
この間、都心のアクアショップに行った時にビックリしたのですが、田園風景で見られる昆虫が売られていました。オニヤンマのヤゴや、ゲンゴロウモドキ、ミズカマキリ等ですね。ほとんどがメダカを捕食する生き物です。(笑)
私はカブト・クワガタ以外の昆虫は NG なので、わざわざ飼育しようとは思いませんが、大きなガラス張りのアクアリウムにそういう生き物たちを投入したら、かなり風流な光景が出来上がりそうですね。
「水槽から湧く小さい虫」
では、本日のお題に参ります。以前、母ザリガニ&稚ザリの為に水槽を立ち上げたのですが、その水槽の中で謎の生物が湧いてきました。その現象があったのはザリガニ水槽ですが、別にザリガニ水槽に限って起こることではないので、今回はメダカ記事としてそのことについて書きます。
謎の虫の発生
私がその虫を発見したのは、水槽を立ち上げてから2週間ほどが経った頃でした。母ザリの様子を見ようと水槽の蓋を開けたときに、小さい何かが、浮かべてあるリシアの間から「ピョンッ!」と跳ねたのです。その時は特に気にもしなかったのですが、だんだんとそういう虫が水槽内のあちこちにたくさんいることに気が付いたのです。
そしてある時は、水槽内に落ちている稚ザリになれなかった卵( =脱卵 )に、その小さい虫が群がっているのを発見しました。私がピンセットを近付けると散り散りに逃げていったのですが、おそらく脱卵を食べていたのだと思います。
謎の虫の正体
その謎の虫はあまりにも小さいので、写真を撮ることが出来ないですし、肉眼でもどんな形をしているのかよく分かりません。今まで似たような虫を見た記憶がなかったので、少し不安になりました。
しかし、その虫の発生源については見当がつきました。それは床材です。私は、ずっと前から稼動している父ザリガニの水槽では床材を敷いていないのですが、母ザリ&稚ザリの水槽では水質安定の為に礫( 砂以上~砂利未満の大きさの床材 )を敷きました。その礫は1年半以上使っていないものでした。
つまり、以前その礫を使っていた時に水槽内にいた、ミジンコ系の生き物の休眠卵が礫の中に混ざってて、今回再び水槽の床材として水を得ることになったので休眠卵が孵化したということなのだと考えられます。
今後の対応
どうせ小さいままの生き物なので、母ザリや稚ザリに悪影響を与えることはないと思います。その小さい虫が力尽きた時には、稚ザリの貴重なエサになってくれる可能性が高いので、むしろ湧いてくれて好都合ですかね?(笑)
今回はたまたま礫から小さい虫が発生しましたが、床材を使い回していればこういったことはよく起こっているのだと思います。ただ、メダカ水槽で床材から小さい虫が発生した場合は、我々飼育者に見つかる前に虫がメダカに食べられて消えているのでしょう。
虫の注意点
自然発生による微細な虫なら、基本的に飼育している水生生物への影響を考慮する必要はありません。しかし、水草を購入する際に混入する可能性のある害虫には注意してください。最悪の場合、水槽内の水草が全滅したり生体へ何かしらの害を与える恐れがあります。
( 以前、某アクアショップの水草展示水槽で、ミズゲジが大量発生しているのを見たことがあります。もし自宅の水槽がそうなってしまったら、水槽をリセットしましょう。)
本日の写真
写真は、幹之メダカ F2 です。今夏の繁殖では鉄仮面個体がなかなか現れてくれませんでしたが、ほとんどがスーパー光表現でした。これからちゃんとデータを残す必要がありますが、選別のおかげで F1 よりも確実に F2 の方が弱光レベルが少なかったと思います。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!