<第1回> “ 観察 No.004:白黒相殺メダカ ” について

こんばんは。(くもり、のち晴れ)レモンパイです。今日は午後に、肌のジリジリ焼けるような強い日差しの晴れになって、そろそろ室外水槽の飼育水の熱湯化に気を付けないといけないなと思いました。

当ブログでは、メダカに関して今まで6つのタイプの記事を用意し、投稿してきました。初投稿の早い順から挙げると、

「テーマ記事」(開設以来~)
「飼育記録記事」(2016/12~)
「現状&予定記事」(2017/5~)
「系統記事」(2018/1~)
「ひとりごと記事」(2018/4~)
「らくらく記事」(今月2019/7/6~)

となります。

 

そして本日は、上記6つに次ぐ第7の記事の初回投稿日になりました。(^^) その記事の名は、

「成長観察記事」(2019/7/23~)

です。私自身、今日がその初投稿日になって驚いている部分があります(汗) が、そもそもの「成長観察記事」の趣旨からご説明していこうと思います!!

 

観察No.004:白黒相殺メダカについて

そもそも「成長観察記事」とは?

「成長観察記事」とは、 “ メダカのある個体の一生を、観察(撮影)し続けた記録をまとめる記事 ” になります。

 

ある個体の卵の状態から力尽きる(/観察可能な)時点までに撮り溜めた写真大事な情報などを、その個体が力尽きてから初めて一つの記事にまとめて投稿するという企画を思い付いたわけです。

 

重要なのは、特定の個体だけを追い掛けられる飼育環境を用意することです。卵の管理容器や水槽に、他の兄妹がいては追い掛ける個体の判別に自信の持てなくなる可能性があるので、繁殖で親魚に選ぶ場合などを除いて単独飼育が基本になります。

 

何で初回の記事なのに『No.004』?

そして、「成長観察記事」の初回投稿となるこの記事では、『No.004』という観察名を与えた、白黒相殺メダカという系統の1匹についてご紹介します。

 

実は、この「成長観察記事」のプロジェクトを始動したのが2ヶ月前の2019/5/21で、その5/21に「成長観察記事」用に初めて確保したのが、『No.001』でした。昨日時点までのデータだと、

『No.001』:「梵灯19」メダカ
『No.002』:「パンダ19」メダカ
『No.003』: 白虎メダカ F1
『No.004』: 白黒相殺メダカ

という計4匹の被観察メダカがいたわけです。上記のうち、一番若くて最近に観察を始めたのが『No.004』になるのですが、今日はその『No.004』の観察が不可能になってしまったことから、今回の記事の投稿が突如決まったわけです。(泣)

上述したように “ 観察対象の個体が力尽きるまで ” 観察を続けるので、今回のような2週間に満たない短いプロジェクトにもなれば、長生きすれば3年にも及ぶ壮大なプロジェクトにもなり得ます。(笑)

 

以下では、今回の記事のメインである『No.004』の観察についてまとめています!!

 

No.004の成長観察

~2019/7/11に採卵~

観察①

・写真1枚目の中央に写っているのが、『No.004』である白黒相殺メダカの最初の写真になります。産卵床に付着していた卵の時点から、成長観察を始めたわけです。

観察②

・マクロレンズで撮影すると、2枚目のようになります。あと、名前を見てポカンとされている方は大勢いらっしゃると思いますが、 “ 白黒相殺 ” というのは本日にようやく決めた系統名(ハウスネーム)でして、

【 黒三種メダカ♂×ピュアホワイト光メダカ F4 ♀ 】

の異種交配から生まれた子孫になります。分かりやすく説明すると、オロチメダカの血の混ざる自宅の黒系と、純白な体色が売りのピュアホワイト光を敢えて交配させてみたわけです。

 

・ある程度成長しないと分からないですが、「やはり先祖戻りをした黒メダカばかりが生まれるのでは?」と予想しているので、命名に悩んだ挙句「白と黒の相殺 ⇒ 白黒相殺」としたわけです。

 

~2019/7/16、採卵6日目~

観察③

・採卵日の次に撮影したのは、出合いから6日目の7/16になります。産卵床は毎日チェックしているわけではないので、『No.004』が何日に産み付けられたものなのかは分かりません。ただ、6日目の時点で黒目がしっかり確認出来ますね。

~2019/7/19、採卵9日目~

観察④

・今年2019年7月の上旬~中旬は、薄暗い梅雨寒の天気が続いていましたが、卵の内部での成長は順調に思えました。発見から9日目の時点で、白目も備わる完全な目を確認出来ました。

観察⑤

・上の写真だと、胴体が丸まって卵の中に収まっているのが分かりますね。

~2019/7/21、採卵11日目&孵化日~

観察⑥

・そして、採卵から11日目の7/21に、『No.004』の孵化が確認されました!マクロレンズのおかげで、体の黒い斑点左胸の赤い心臓部分?までよく分かります。

・孵化したことにより、予め準備していた『No.004』の為の水槽へ移し、育成をスタートすることにしました!!

~2019/7/23、孵化3日目、観察終了~

観察⑦

・・・これが最後の撮影になるとは思っていなかったのですが、上の写真が本日に撮影したものです。とても元気というか、動き回ることが多かったので撮影に物凄く苦労しました。

 

・そして、なぜ本日7/23で観察終了になったのかというと、『No.004』の撮影を終えて水槽へ戻す際に、誤って他の稚魚用水槽へ落としてしまったからです。(汗) 本日から2週間くらい経てば、成長した『No.004』を落下した稚魚用水槽の中から見分けられる可能性はありますが、無事に生きていてももう正体に自信を持つことが出来ないので、『No.004』の成長観察は終了となりました。

 

最後に

他の被験メダカである『No.001』~『No.003』については、『No.004』とは同じ理由で観察終了とならないようには気を付けたいです。(汗)

 

被験メダカへの体の負担や私の都合などを考えると、流石に毎日撮影するのは不可能です。でも、3日~7日の間隔での撮影を続けていけたらなと考えています。

白黒相殺メダカ(他の兄妹)

2019/10/24追記:白黒相殺メダカについて、無事に成長した他の兄妹は上の写真のようになりました。黒メダカの茶系体色とは違い、実際に白と黒の相殺されたグレー系になっています。

 

本日の写真

赤虎メダカ F3

写真は、本日の『No.004』の観察断念を受けて、新たに観察を始めることにした『No.005』になります。誰なのかというと、赤虎メダカ F3 です。

 

今の私は多忙ですし飼育スペースがカツカツなので、「成長観察記事」用の被験メダカや、彼らの為の飼育スペースの確保はあまりしたくないのですが、常に4~5匹は観察対象のメダカを維持していたいなとは思います。撮影は大変ですけどね。(笑)

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!