メダカの卵を管理する “ 本当の意味 ”(2020/5/28)

こんばんは。(晴れ)レモンパイです。今日は昨日よりかは涼しかったかな?でもマスクをしてると顔が蒸れますし息苦しくなりますね。今夜は、私の大好きな鰻巻き(うまき)を作ってみました。昔はどうだったか憶えてないですが、スーパーでは外国産の鰻の蒲焼きが小分けパックで売っているので、鰻巻きを作る用の鰻を買うだけならお手頃価格で入手出来ます。(^^)

ジャニーズ事務所のアイドルグループ「NEWS」の手越祐也さんが、活動自粛を発表され、また退所の可能性も囁かれていますね。個人的に、手越祐也さんへの特別な思いはないものの、何だかご本人が可哀そうに見えてしまいます。手越さんみたいな才能豊かで突き抜けてる人を、常識にとらわれない稀有な人を、社会的に排除していって良いのかなと思うのです。手越さんなりの “ 生きづらさ ” を、私は感じました。

 

あと、外出なり何なりの自粛要請ってあくまでも “ 強制 ” ではなく “ お願い ” に過ぎないことを、どれだけの方が理解されているのかなと疑問にも思いました。私自身、緊急事態宣言下では自粛に努めてきたつもりではありますが、何が「不要・不急」で何が「要・急」なのかの定義が曖昧で、最終的には個人の裁量に委ねられている中、誰かが誰かの行為を強く咎めることが果たして出来るのかなとも思うのです。休業しないパチンコ店が、本当に100%悪いのかという話と同じです。

 

緊急事態宣言は一旦は解除されたものの、私は国民の同調圧力が目に見えやすくなったように思え、やっぱり日本って生きづらい国なのかなと思いました。(≻≺)

 

本題に入りますが、今回は私(飼育者)が ※ メダカの卵を管理する “ 本当の意味 ” について少しお話することにしました。ここでいう管理とは、産卵床などを飼育者が回収して、卵専用に用意した容器で孵化直前のタイミング孵化するまで見守ることになります。

※ 「メダカの卵」の参考記事はこちら!
→ 2017年4月10日の投稿:メダカの卵の集め方
→ 2018年6月1日の投稿:卵の管理のやり方

メダカの卵の管理容器が複数(プリンカップ)

上の写真は、本日2020年5月28日に撮影した、私の卵の管理容器になります。昔からプリンカップを使っていますね。カビ予防にメチレンブルー水溶液を使っているので、水が青くなっています。夜中に撮影したので周囲が暗いものの、卵の管理容器は日当たりの悪い場所に置いています。それは、直射日光の当たる場所だと卵が死にやすくなったり、カビの生えた卵のカビの拡大スピードが速くなってしまうからです。

 

産卵床から集めた卵を、1個ずつ指で摘まんでプリンカップ内に入れていくのが日課になっているのですが、実はこの “ 卵を管理する作業 ” というのは無くても問題ありません。産卵床にある程度の数の卵が付いたら、産卵床をそのまま誰もいない水槽(=稚魚用に用意した水槽)に移すだけで勝手に稚魚は孵化してくれるからです。また産卵床すら使わなくても、親魚の繁殖用水槽から親魚を引っ越しさせれば、元の水槽の床に溜まっていた卵が孵化してそこが稚魚用水槽になりますね。

 

更に、飼育者が卵を管理したからといって、上記の方法よりも孵化率が高まるとも言い切れません。飼育者がちゃんと管理容器の手入れをしないと、密の状態なので卵間で一気にカビが広まる可能性がありますし、孵化の迫る卵は柔らかくなるので、飼育者が誤って卵を潰してしまう事故も起こりやすいです。

 

では、何でわざわざ卵を専用の容器に移して管理する手間をかけるのかというと、私の場合は卵の状態をチェックしたいからです。具体的には、

・有精卵/無精卵の割合はどうなのか?
・親魚がちゃんと繁殖しているか?
・黒目/アルビノの割合はどうなのか?
・孵化しない有精卵は多くないか?

といったことを把握したいのです。例えば、繁殖用水槽の親魚の数からして、卵が思ったほど入手出来ていないと分かれば、繁殖用水槽のメンバーを更に増やしたりします。無精卵の割合がずっと高ければ、父親となるオスのメンバー交代を考えたりします。つまりは、「繁殖における今の課題は何なのか?」を知るには、卵の管理が大変有意義なのです。

あと、卵を管理する他の理由としては、卵1個1個に「生まれてきてくれてありがとう~」という感謝を伝えることが挙げられます。これは真面目な話です。私はメダカの品種改良や新種作出を目指す飼育者であるので、膨大な数のメダカを入手して育成し、理想の姿に届かない大半の個体は選別によって育てることを止めます。残酷なことをしています。だからこそ、せめて生まれてきてくれたことには感謝したいのです。

 

本日の写真

紅帝メダカ F1 ①

写真は、本日初めて誕生の確認された紅帝メダカ F1 になります。オレンジの丸で囲った2か所に針子が見えますね。本当は昼間に稚魚用水槽へ移す予定だったものの、ちょっとドタバタして23時台の作業になりました。(汗)

紅帝メダカ F1 ②

2枚目は、スマホ用マクロレンズによる接写です。最近は中学時代に買った顕微鏡で卵や針子を撮ったりするものの、あまり拡大し過ぎても全体像が撮れないので、スマホ用レンズはちょうどいいなと思います。(^^)

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!