<第3回> “ 観察 No.007:紅帝メダカ F1 ” について

こんばんは。(くもり)レモンパイです。今日は風がほとんど感じられなくて、湿気が滞留しているようなムシムシ感が強かったです。梅雨らしいっちゃ梅雨らしいけど、例年に比べると気温の高さが足りないなと思います。メダカ稚魚の育成には、やはり気温が必要なので。今夜は、ガーリックライスを作ってみました。油分も味の濃さも妥協するとらしくならないので、つまり悪魔の料理ですあれは。(笑)

広島の方で、前法務大臣とその妻の捜査の関連で、地方議員の現金受け取りが問題になっていますが、あれが政治や選挙の現実なのかなと思います。結局、お金を持っていないと有利に選挙を進められないし、配る方も受け取る方も法律おかまいなしという。

 

何だか今まで夫妻の側にスポットライトが当たり続けてきたように思いますが、現金を配る側のバックにあるものとか怖く感じるにしても、一人の議員として大人として現金受け取っちゃダメでしょと思います。別に私は(私の嫌いな)綺麗事を言っているわけではなくて、単純に自分も罪に問われる可能性があるのだから、すぐに突き返す勇気がなかったにしても、後日現金書留かなんかで返せば良かったのになと。

 

観察No.007:紅帝メダカ F1 について

それでは、本題に入ります。このブログで最も歴史の浅いメダカカテゴリーである「成長観察記事」の投稿です。この「成長観察記事」では

“ あるメダカの一生の成長記録をまとめる ”

ことをテーマにしていて、この度は残念ながら一生を終えてしまった観察対象メダカが出てしまったことから、今回の投稿に至ります。

 

観察No.007:紅帝メダカ F1 とは?

まず、今回ご紹介するのは、今月2020年6月から観察を始めたばかりの、まだまだ針子サイズの個体でした。紅帝メダカ F1 です。

 

この子については、こんなに早く死んでしまうとは思っていなかったので、最近に ※1 メダカの卵の顕微鏡観察の記事を投稿した際の、モデルになってもらっていました。既にそちらで写真をたくさん載せてしまい、孵化後は全然写真を撮れていないです。(汗)

以下より、写真をまとめていきます。

 

No.007 の観察記録

~2020/6/1、親魚より直接採卵~

紅帝メダカ P

過去記事にて既に使った写真を使いざるを得ませんが...1枚目の紅帝メダカ P の母親から、スポイトで直接採卵したのが、今回の主人公『007』になります。

紅帝メダカ F1 ①

この採卵の時点では、まだ有精卵であるかどうかの確証は持っていませんでした。

~2020/6/1より、孵化まで顕微鏡で観察~

紅帝メダカ F1 ②

写真を重用し過ぎるのは嫌なので、孵化までの毎日の写真をご覧になる場合は、過去記事の方をご確認いただければと思います。2枚目は、採卵日の6/1撮影です。

紅帝メダカ F1 ⑤

3枚目は6/4のもので、卵内部の血流を確認出来ました。有精卵であることの確定です。

紅帝メダカ F1 ⑦

紅帝メダカ F1 ⑪

4枚目と5枚目は、6/6と6/10のものになります。暖かくなっていく時期という事で、卵の成長は早めに思えました。

~2020/6/11、孵化~

紅帝メダカ F1 ⑫

そして採卵から10日後の6/11に、卵を管理していたプリンカップの中で孵化しているのを確認しました!これより、この子だけの飼育容器に移し、飼育を開始していきました。

 

~2020/6/15、成長...してる?~

紅帝メダカ(No.007) ①

ここからが、初出しの写真になります。孵化から4日後の6/15に様子をよく見てみたところ、成長しているようには見えませんでした。まだ孵化後間もないからなのかもしれないなと、この頃は特に気にしていませんでした。

~2020/6/22、最後に収めた写真~

紅帝メダカ(No.007) ②

そして、孵化から11日後の6/22に撮影した写真が、この子にとって最後の写真になりました。6/15の写真と拡大具合が違うのでややこしいですが、成長が全く進んでいなかったです。泳ぎ方にも安定性がなく尻尾をばたばたさせていたので、これは難しいかもしれないと悟りました。

( 体型は保っていたので、全く栄養を摂取していなかったわけでもないとは思います。 )

~2020/6/24、力尽きました~

そして、孵化から13日後の6/24に、飼育容器内を確認してみたら底に横たわっているのを見つけました。これにて、『観察No.007:紅帝メダカ F1 』の観察は終了しました。

 

観察を振り返って

また ※2 別記事の紹介になるのですが、孵化する前の状態を顕微鏡で観察していた際に、小さなダニのような生物が卵殻にくっ付いているのを確認しました。その生物は孵化直前まで卵から離れてくれなかったので、もしかしたらその生物に吸血されるなどして、弱ってしまっていたのかもしれません。

※2 関連記事 →  2020年6月18日の投稿: メダカの卵にくっ付くダニ?

現時点までに観察対象にしてきた個体は全7匹で、生存中が1歳に迫る4匹になります。卵の生育段階で力尽きてしまう者もいれば、今回の『007』のように孵化後間もなく最初の山場を乗り越えられない子も当然います。普段は親魚メダカから大量に採卵をしているので、結果的にたくさんの子孫を確保出来ますが、 “ 大人になれるのが当たり前ではないこと ” を改めて認識させてくれますね。

本日の写真

元魔王メダカ F5

「本日の写真」は、元魔王メダカ F5 になります。繁殖用水槽で活躍してもらっていたメスなのですが、今日は水槽の手入れついでに観察してみたら写真のような状態になっていました。各ヒレが閉じ気味で痩せています。また、立ち泳ぎをしていました。何でこうなってしまったのかは分かりませんし、前回観察した際に異変は感じ取れませんでした。

 

経験上、こういう立ち泳ぎをする個体は余命が見えているのですが、本日から彼女を塩浴させてみることにしました。最期までそっとしてあげる観点も大切に思いますが、治療に挑戦しないと飼育者としての腕が上がらないので、全てのケースではないものの余裕があれば積極的に治療をしていくことにしています。

【2020年7月10日】追記:写真の個体は、3日後に力尽きました。(汗)

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!