オカメメダカ(第10回)

こんばんは。(くもり、時々小雨)レモンパイです。似たような天気がここ数日続いています。9月下旬相応といった寒さでしょうか? 昨日の記事の冒頭では夜間の耳鳴りについて触れましたが、今日の午前も耳鳴りが気になって気になって辛かったです。(汗) 今夜は和食をメインとして、おかずに野菜炒めを作りました。塩コショウでの味付けは不味いイメージしかないので、結局豆板醤や鶏ガラスープの素、オイスターソースを使って中華風の味付けにしました。

昨日の夜、WOWOWにて「氷の微笑2」という映画を観ました。そもそも前作の存在を知らない中で、番組表を見て気になったので録画していたのです。シャロン・ストーンという名前だけは聞いたことのあるハリウッド俳優の主演作で、彼女演じる小説家のキャサリンに精神科医の男が人生を翻弄されていく物語でした。

 

何がホントで何が嘘なのか分からない内容で、前作の予備知識がないと難しい部分もあったはずでしたが、卑屈な鑑賞の仕方をする私でも純粋に楽しめた映画だったなと思います。あと2006年制作の映画とは思えないくらい、映像の中では華やかさや先進的な要素がふんだんで驚きました。(^^)

 

系統:オカメメダカ( 2020/9/26 )

系統の情報

● 飼育歴:2015年~
● 系譜:( 白×白銀透明鱗 )F1 ⇔ オカメメダカ P、
【ピュアホワイト光メダカ F4 ×オカメメダカ F4 】F1
⇔ 「オカメ19」、
「オカメ19」×青光ダルマ F6
ネオ・オカメ(=ネオオカ)
● 最新世代:ネオオカ F1 ( 2020年生まれ )
● 系統の詳細
⇒ 〇 体型:普通体型、光体型
⇒ 〇 体色:白メダカ系、青メダカ系
⇒ 〇 特徴:【 頬透明鱗 】【 頬斑 】【パウダー表現】
⇒ 〇 その他:「への字」型の背曲がりが出やすい、全体的な体型の不自然な子が多い、頬透明鱗の固定率が低い

前回記録時からの変化&出来事

前回記録時は3ヶ月半前の2020年6月11日でして、ネオオカメダカ P からの採卵を開始した時期であり、ギリギリ子孫 F1 世代に出合えていませんでした。あれから大量の F1 世代を入手し、現在は F1 世代の選別にも育成にも凝っているところです。

 

今日は、ネオオカメダカ F1 の全水槽の手入れをしてみました。

 

最新世代( ネオオカ F1 )の飼育状況

● 水槽数: 23個
● 生存数:108匹
● 絶滅の可能性:低い

今年2020年に採卵したメダカ系統の中で、ネオ・オカメメダカ F1 (=ネオオカ F1)は「レモンパイ19」メダカ F1 に次いで多くの個体数を入手した世代になりました。ある系統の1つの世代に、23個もの水槽を割り当てたのは過去最高を更新です。

現時点で一番大きな個体が 2.5cm くらいで、ほとんどの兄妹が体長 1.5cm 以上になります。現時点で108匹の生存数というのは、既に選別をぐいぐい進めた結果の数です。元々程度の酷い背曲がりの個体の出やすい系統であることや、【頬透明鱗】でない個体をハネにする方針であることから、サイズの小さい段階でも選別が容易に進められました。

 

飼育面で困っていることは特にないですね。

 

その他&今後の予定

越冬シーズンが迫っているので、ネオオカメダカ F1 では特に体長 1.0cm 未満の個体の育成を急ぎたいと思います。来年2021年の繁殖シーズンに累代させる予定です。

 

本日の写真

今回はたくさん写真を撮ることが出来たので、合計9枚のネオオカメダカ F1 を載せてみました!

ネオオカメダカ F1 ①

1枚目は、現時点で大きめの兄妹たちの上見です。

ネオオカメダカ F1 ②

2枚目の中央に写るのは、理想的な側面の個体になります。どこが “ 理想的 ” なのかというと、背骨がほとんど真っ直ぐで【頬透明鱗】の形質があり、尾筒も太く頼りがいがあることです。こういう個体だけで、繁殖時のペアリングを組めるようにしたい...。

ネオオカメダカ F1 ③

しかし、2枚目の中央の個体は3枚目の下側の個体でもあって、反対側の側面には紅いほっぺはありません。私の理想は【両頬透明鱗(厳密には両頬紅ほっぺ)】の形質なので、この個体を親魚に選ぶ可能性は低いかなと思います。(汗)

ネオオカメダカ F1 ④

4枚目は、光体型個体になります。元々「オカメ」として大切に累代してきた普通体型系統に、「ピュアホワイト光」「青光ダルマ」という2つの光体型の血を組み込んだのが「ネオオカ」なのです。だから、ネオオカの P 世代に普通体型の個体だけを選び繁殖させたのに、少数の割合で光体型が出現しました。光体型の個体に親魚として活躍してもらうプランは今のところないので、普通体型の兄妹より厳しめに選別しています。

( 4枚目の個体は、本日選別外となりました。 汗 )

ネオオカメダカ F1 ⑤

ネオオカメダカ F1 の祖父にあたる「オカメ19」メダカには、5枚目の写真の個体のように体のヒレ以外の表面に白い点の表現を持つオスがいました。白点病ではないこの表現を、勝手に【パウダー表現】と私は呼んでいます。【パウダー表現】を持つ個体が孫たちの間では少なくないので、やろうと思えばたぶん簡単に固定化出来るはずですし、そうしたいと思います。(^^*)

ネオオカメダカ F1 ⑥

更に興味深いのは、尾びれに白い線の挿す個体もちらほら見受けられることでした。写真では分かりづらいですが、肉眼だと確認出来ます。これも【パウダー表現】の延長かな?? このヒレに乗る白い線の表現を、より太く広範囲に及ぶものへと改良出来たらと願っています。

ネオオカメダカ F1 ⑦

最後7~9枚目でご紹介するのは、私が今回の水槽手入れの際に初めて認知し、一番興味のそそられた1匹になります!

ネオオカメダカ F1 ⑧

ネオオカメダカ F1 ⑨

他の兄妹と何が違うかというと、お腹の部分に鮮やかな青色の表現があるのです。福三景メダカが連想されるような、でも福三景とは趣が異なるようなこの表現のことを気に入りましたし、今年ネオオカメダカ F1 をたくさん入手して良かったなと思えました。よほど体型が崩れない限り、来年の繁殖シーズンにて活躍してもらうことに決めました!!

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!