【カマキリ】“ 立冬の成人式 ” は羽化不全となりました。(2020/11/9)

こんばんは。(くもり)レモンパイです。厳密には昨晩からのことで、今日は物凄く憂鬱な気分でした。何かがあったわけじゃないけど、将来のこととか夢とか目標とか「この先の私に何があるんだろう?」と深く考えてしまったのです。私に限らず、誰だって先々のことを心配したらキリがないとは思いますけれども。今晩はちゃんこ鍋を作り、具材として軟骨入りの鶏団子を作りました。

私って「 “ 無 ” から “ 有 ” を生み出す」才能はなくて、あくまで「 “ 有 ” から別の “ 有 ” を生み出す」側の人間なのだなと、ブログ運営にしろハンドメイドにしろやってて思います。最初は誰かや何かの模倣から入り、その後にどんどん自分のアイデアでアレンジを施したり、逆に敢えて変化しないことで独自性を見つけていくタイプ。メダカストラップを作る際も、独創性や想像力を基に絵を描くのではなく写生に近い感覚を大切にしながらどうしていこうかと考えています。

 

何が言いたいかというと、決してクリエイティブな人間ではないんです。何かの刺激を受けた上で、初めて頭が動く感じの凡人なんです。面倒臭がりな性格もあって何かの分野の一番にはなれないけれど、自分が選んだ分野に対する執着は物凄いと思います。毎年メダカに飽きながらも(笑) それでもメダカ以外の道を選ばないのはそういうこと。ハンドメイドだって、今は素人レベルの範疇だろうがしつこく追求し続けるつもりです。(^^)

 

それでは、本題に入ります。「カマキリ記事」の投稿です。今日は、私が今年2020年に飼い続けてきた1匹のカマキリが遂に羽化をし成虫になったので、そのことについて現段階で発信出来ることをまとめようと思いました!(^^)

カマキリのエクレアさん ①

まず1枚目が、先月2020年10月23日に撮影したエクレアさんになります。年始に卵の状態で拾ってきて、6月6日に孵化した個体です。何を餌に与えて育ててきたのかは、この子が天国へ行った後に記事にまとめようと思いますが、体の99%以上はある生き物の栄養だけで出来ています。

カマキリのエクレアさん ②

続いて2枚目は、同10月23日に撮影したお腹の部分です。分かりづらくて申し訳ございませんが、前翅と後翅が2枚ずつ備わっています。成虫になる為の羽化をする際に、この前翅&後翅が立派な鎧?になるわけです。

カマキリのエクレアさん ③

そして3枚目が、現時点のエクレアさんが最後に食事をした際の様子になります。エクレアさんにご飯を与える際は記録の為に必ず写真を撮るようにしていて、この写真は11月4日のものです。つまり、最後に食事をしてから本日の午前までの4日半は全く食事をしていません。ご飯を口元に持って行っても、水分に興味を示すだけで肉は無視。暦の上では立冬に当たる時期で、おそらく自然界では生きているカマキリはほとんどいないと思われることから、エクレアさんもいよいよ死んでしまうのではないかととても心配していました。(≻≺)

( これまでの経験から脱皮が近づくと食欲が失せることは分かってていたものの、断食期間は今回が最長でした。 )

ところが本日の夕方、エクレアさんの飼育ケースを覗いてみたところ、幼虫から成虫へと変態する羽化が始まっていたのです。

カマキリのエクレアさん ④

4枚目が、その時に撮ったものです。時刻は17時前。これまでの脱皮時と同じように、上から下へ向けてぶら下がる感じで脱皮していました。

カマキリのエクレアさん ⑤

これまでの脱皮の殻は全て保管している(笑) ので、今回が8回目の脱皮だと分かるのですが、これまでと明らかに異なるのが4枚の翅の様子が違うこと。翅が体に密着してないので「この後に伸ばすんだろうな(=つまり羽化なんだな)」ということに確信を持ちました。

カマキリのエクレアさん ⑥

6枚目の写真は、夕飯を作った後の19時半頃に撮影したものです。下にあった頭部は上を向き、翅を伸ばし乾かしている最中でした。

マキリのエクレアさん ⑦

7枚目も6枚目と同時刻に撮影したものです。前翅はおそらく正常な形なのでしょうが、後翅はどうやら失敗しているようです。この文章を書いている時刻(23時38分)でも翅の形は変わってないので、残念ながら今回は羽化不全ということになりました。

甲中だと羽化の失敗は腹部へのダメージが大きそうですが、カマキリは元々お腹むき出しタイプの昆虫なので健康面での問題はないかと思います。何か配慮することがあるとしたら、翅がどこかにぶつかった際の怪我のリスクを減らす為に、飼育ケースの中の小物を減らしてより質素にするくらいかな?

 

私の与える餌が不満足だったので、成長が遅くなり羽化がこのタイミングになったのだと思います。(汗) エクレアさんの繁殖相手を今から見つけることは叶わないですが、昔飼ってて3月まで生きた ※ カブトムシのキノコちゃんのように出来るだけ長生きさせられたらと願っています。(^^)

※ 関連記事 → キノコちゃんの写真 

本日の写真

赤虎メダカ F3 ①

今日は夕方にメダカ作業をする時間を確保出来たものの、16時20分を過ぎたあたりから周囲が暗くて結局まともなことは出来ませんでした。(汗) 今回撮ったのは、高齢メダカをまとめて飼っている水槽から掬った、去年生まれの赤虎メダカ F3 になります。 F3 世代では最後の生き残りかな?

赤虎メダカ F3 ②

「自宅の赤虎は市場に出回っている種類とは別の、1から作り始めたオリジナル系統」・・・というお話を何度かしてきましたが、よくよく考えたら赤虎メダカをアクアショップ店頭で見たことが1~2回くらいしかないです。ここ4年は間違いなく見ていないので、もしかしたらあまり人気ないのかもしれません。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!