侵蝕目系メダカ(第1回)

こんばんは。(晴れ)レモンパイです。今夜ははま寿司で食べました。たしか先週もはま寿司に行ったけど、新型コロナの感染拡大の影響からか今日は明らかにテイクアウトのお客さんが多かったです。でも、店内にテイクアウトのお客さんの列が出来ていて密だったので、何ともいえない感じがしました。(汗)

今回は、自宅メダカの各々の系統にスポットを当てた「系統記事」の投稿です。今回ご紹介するのは物凄く複雑な交配を行ってきた系統(系統群)なので、記事後半にある系図のイラストを見ていただかないとほぼ伝わらないように思います。(汗)

 

系統:侵蝕目系メダカ(2020/11/22)

系統の情報

● 飼育歴:2020年5月~
● 系譜:
①【 黒三種 F1 侵蝕目 ♂ × 「パンダ19」アルビノ ♀ 】F1
= 侵蝕目系メダカ
② ( 黒三種 F1 侵蝕目 ♂ × 侵蝕目系 ♀ )F1

侵蝕目系αメダカ
③( 侵蝕目系α ♂ × 侵蝕目系♀ )F1
侵蝕目系γメダカ
● 最新世代:「侵蝕目系α」&「侵蝕目系γ」
● 系統の詳細
⇒ ○ 体型:普通体型
⇒ ○ 体色:黒メダカ体色など
⇒ ○ 特徴:―
⇒ ○ その他:―

前回記録時からの変化&出来事

この記事は、「楊貴妃パンダ系アルビノメダカ」という系統記事の後継です。交配や新系統が複雑になり過ぎたので、今回から「侵蝕目系メダカ」という看板で仕切り直すことに決めました。

今日は、「侵蝕目系」に関わる全てのメダカの水槽の手入れを行いました。

 

新世代①(侵蝕目系)の飼育状況

● 現在の水槽数 →
● 生存数 → 1匹
● 絶滅の可能性:高い

前回の記事でご紹介した、「黒三種メダカ F1 の侵蝕目個体」の年内2回目の繁殖相手として選んだ、侵蝕目系メダカのメス1匹だけが現在生きています。他の兄妹たちは、この世代間交配によって生まれる子孫(=侵蝕目系α)の為の育成スペースを確保する為に、早々に選別外にしました。

 

新世代②(侵蝕目系α)の飼育状況

● 現在の水槽数 →
● 生存数 → 31匹
● 絶滅の可能性:低い

3ヶ月半前の時点では、「黒三種メダカ F1 の侵蝕目個体」とその子である「侵蝕目系メダカのメス」との世代間交配によって生まれた侵蝕目系αメダカの育成に注力する考えでした。実際、この侵蝕目系の中では一番個体数が多くなっていて、繁殖可能なサイズの個体もいれば針子サイズの個体もまだいる状況です。

 

最新世代③(侵蝕目系γ)の飼育状況

● 現在の水槽数 →
● 生存数 → 7匹
● 絶滅の可能性:—

上手い説明が出来ず申し訳ないのですが、(下記でイラストでご紹介している)侵蝕目系βメダカが入手出来ない可能性があることの一つの対処として入手したのが侵蝕目系γメダカになります。実際、侵蝕目系βメダカは入手出来なかったので、来年2021年の繁殖シーズンでは侵蝕目系γメダカに何らかの形で繁殖の出番が回ってくる可能性があります。

 

選別はほぼしてないですが入手数が少なかったので、針子サイズを含む稚魚7匹のみが生存しています。

 

その他&今後の予定

この「侵蝕目系」に関わるメダカは、全部で4世代が生存しています。現在は越冬シーズン間近(もしくは入り口)という時期なので特に何かする予定はないものの、来年2021年の繁殖シーズンでは “ どの世代も親魚として活躍してもらうことが可能になるように ” 健康的に飼育していければと思います。

 

本日の写真

ここまでご覧いただいても全然分からない方がいらっしゃって当然(私自身こんがらがってる)なので、1枚のイラストと9枚の写真をご用意しました!

侵蝕目系の系図

まず1枚目が、「侵蝕目系」関連の系図になります。これをご参考にしていただくと分かりやすいかと思います。

黒三種メダカ F1 の侵蝕目個体

以降は写真です。1枚目の写真が、黒三種メダカ F1 の侵蝕目個体になります。今月のアイキャッチ画像のモデルでもあります。兄妹の中で1匹だけ、黒目が青色の特殊な目を持つオスが出現したのです。この特殊な目を固定化させたかったことから、今年2020年の繁殖シーズンでは彼に合計3度もの交配をお願いすることになりました。1回目の交配は、アルビノ系統との統合交配でした。

侵蝕目系メダカ

続いて2枚目が、アルビノ系統との異種交配で生まれた侵蝕目系メダカになります。3ヶ月半前の記事では幼い兄妹の写真を載せていたものの、上述したように現在この世代では彼女1匹だけの生存です。侵蝕目個体と、彼からみて子供にあたるこのメスとの世代間交配が2回目でした。

侵蝕目系αメダカ ①

侵蝕目系αメダカ ②

侵蝕目系αメダカ ③

そして3&4&5枚目が、侵蝕目個体と侵蝕目系のメスとの親子世代間交配によって誕生した、侵蝕目系αメダカになります。侵蝕目関連で一番多くの個体数がいるのがこの系統です。ただ、親子間の世代間交配を行って侵蝕目個体の血を濃くした系統を作出しても、一向に侵蝕目を持つ個体が現れないことから、今度は侵蝕目個体の彼に孫である侵蝕目系αメダカとの3回目の繁殖を行ってもらうことに決めたのです。2020年8月の末でした。

侵蝕目系αメダカ ④

しかし、侵蝕目系αメダカの中から親魚に選んだ6枚目のメスと侵蝕目個体とをペアリングさせても、結果的に私の望んだ侵蝕目系βメダカは入手出来なかったので、侵蝕目個体の3回目の繁殖は失敗ということになりました。

 

・・・ただ、このまま繁殖を諦めるのが嫌だった私は、侵蝕目個体の2回目の繁殖の際に相手として活躍してもらった侵蝕目系のメス個体(=2枚目)に、侵蝕目系αのオス個体(=5枚目)を引き合わせ、別の親子世代間交配により採卵出来ないか試しました。その結果少数だけ入手出来たのが、侵蝕目系γメダカということになります。

侵蝕目系γメダカ ①

侵蝕目系γメダカ ②

侵蝕目系γメダカ ③

7&8&9枚目が、現在7匹だけ生存する侵蝕目系γメダカの一部です。本当は「β」の方を入手したかったけどそれが叶わず、でもそれなりに侵蝕目個体の血を濃く持つ「γ」が入手出来たことは良かったなと思います。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!