こんばんは。(くもり)レモンパイです。今日は黄砂の予報がありましたが、お空の様子からは分かりませんでした。ギリギリ蒸し蒸ししないくらいの、でも肌感の不快な天気でした。体調はいいんですけども・・・今夜はかに玉や麻婆豆腐、そして初めて台湾から揚げを作ってみました。五香粉(うーしゃんふぇん)が食欲をそそる一品でした。(^^*)
最近は「○○メダカ(第○回)」と題した記事をたくさん投稿していますが、あれらは「系統記事」と呼んでいるものです。私の飼育しているメダカ系統それぞれにスポットライトを当てた貸借対照表のような役割の記事なのです。今回もそうで、読者の皆様向けの記事ではないので申し訳ないなと思いつつ投稿しています。(汗)
何で今たくさんの「系統記事」を投稿しているのかというと、眼の健康を害してブログを全然更新しなくなった期間に本来投稿するはずだったものを消化しているからです。そして “ 今 ” でなければいけない理由は、旧世代メダカから新世代メダカへと主役のバトンタッチの行われる時期だから。将来「系統記事」を振り返った際に、
といった大事な記録になるのです。アナログにノートでも情報を残したりするものの、いちいち細かな記述まではしないし読み返さないので、こうやって記事にするのが自分流。
系統:刀メダカ( 2021/5/8 )
系統の情報
● 系譜:
( 梵天 F1♂ ×前・灯♀ )F1 ⇔ 梵灯メダカ P
( 梵天 F3 ×梵灯 F1 )F1 ⇔ 「梵灯19」メダカ
【体外光系マルコ♂ ×「梵灯19」♀】F1 ⇔ 刀メダカ
● 最新世代:刀メダカ F1( 2020年生まれ )
● 系統の詳細
⇒ 〇 体型:普通体型
⇒ 〇 体色:青メダカ系、黄色との2色、薄ピンク色など
⇒ 〇 特徴:【 頭光 】【 オレンジ色の体内光 】、一部に【マルコ】
⇒ 〇 その他:-
前回記録時からの変化&出来事
前回記録は、ほぼ半年前の2020年11月3日になります。2020年の繁殖シーズンでは、まず最初に「梵灯19」メダカにアクアショップからお迎えした体外光系マルコメダカを交配させ刀メダカ P を入手しましたが、欲しかったマルコ(=背びれ無し)を表現する個体が1匹もいなかったことから累代を進め進め刀メダカ F1 を入手していました。当時は越冬期間前ということで、穏やかに育成に取り組んでいた時期にあたります。
今日は、刀メダカ F1 の全水槽を手入れし、開幕した2021年の繁殖シーズン用の親魚のペアリング&繁殖用水槽の立ち上げを行いました!
最新世代( F1)の飼育状況
● 生存数 → 9匹(オス5匹&メス4匹)
「刀系統」を創設したのは、飼育系統数削減の意味もありましたが “ マルコ表現の頭光 ” を作出したかったからです。 F1 世代を入手してようやくマルコの個体たちに出合えましたが、次回の繁殖機会ではマルコの個体しか親魚に選ばないことは当初から見据えていたので、前回の越冬期間中には背びれのある大半の兄妹は選別外にし、マルコの兄妹13匹だけを残していました。飼育密度を抑えられた分、育成は順調に進みましたし健康面の問題も特になかったです。
嬉しいのは、マルコの兄妹たちのほとんどが整った体型だったこと。またちゃんとした頭光表現を持つ個体はいなくても、梵天の選別外表現のような見た目の個体がいるので、次の F2 世代ではちゃんとした頭光表現の個体にたくさん出合えるように思いますね。(^^)
今後の予定など
早速明日から刀メダカ F1 の採卵を行うつもりです。もう一代の累代を年内に行うつもりはなく、たくさんの F2 世代を入手しじっくり選別を行えればなと思います。
本日の写真
今回は刀メダカ F1 の写真を5枚選んでみました!
まず1枚目は、本日最終選別を行う前に撮った13匹の集合写真です。 P 世代には頭光表現の個体がいたものの、 F1 世代では見られなかったです。もしかしたら早々に選別外にした背びれありの兄妹の中にはいたかもしれませんが。
2枚目は2色体色の個体。写真では分かりにくいものの、頭部が黄色っぽくなっています。この刀系統では【マルコの頭光表現】を目指すという明確な改良目標があるのですが、その更に次のステージとして【2色体色の固定化&濃色化】も視野に入れていますね。
3枚目は、尻びれの一部のギラギラしているメス。気になったので撮りましたが、刀系統ではやはり「上見表現でどうなのか?」を重視したいので、ヒレのギラギラ加減は選別基準にはしないかな~と思います。一応チェックはしますけどね。
4枚目の中央は、体外光表現の素敵なメス。もしかしたら【体外光】というより【ラメ】表現なのかもしれないですが、この散りばめの間隔と量が絶妙でかなり好きです。(^^*) この子は親魚に選びました。
最後5枚目は、最終的に親魚には選ばなかった4匹のうちの2匹です。何で漏れたのかというと、左下の個体は体外光が発達し過ぎて幹之メダカみたいだから。右上の個体は体外光が一切ないからです。他にも、尾筒の細いかな~と思われる個体も選別外にしました。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!