【閲覧ご注意】ダイソーの「くち木」を買ったら、今年一番ゾッとしました。

こんばんは。(くもり、稀に小雨)レモンパイです。暑さの少し和らいだ終日薄暗い空模様となり、8月らしくない一日だなと思いました。そのおかげで、外の眩しさを感じることなくそれなりのメダカ作業をすることが出来たので良かったです。(^^) 今日は新型コロナウイルスに対するモデルナ社製のワクチンの1回目接種を終えたのですが、詳しいことは次回投稿の記事でお話したいと思います。

それでは、本題に入ります。「カブクワ記事」の投稿です。昨年2020年9月1日に父が立派なノコギリクワガタのオスを拾ってきたのをきっかけに、クワガタの野外採集に励んだりノコギリクワガタに余生を賭けることに決めた現在の私に至るのですが、先日野外採集で捕まえてきたノコクワのメス用の産卵木として、ダイソーの「朽ち木」を購入した体験についてお話することにしました。

 

野外採集のノコクワについて、ただ集めるだけでなく自家繁殖させて「地元産ノコギリクワガタの血統」として大切にしつつ、メダカ同様に品種改良についても研究する・・・というのが私のノコクワ飼育のスタンスになります。また今年に限っては野外採集個体をたくさん用いた標本箱を作る予定で、現在はたくさんの成虫を1匹ずつ維持している状況です。

 

野外採集のノコクワのメスは現在9匹いて、その内8匹から ※ 産卵用マット(=産卵1番やフェロールマット)による採卵を試みてきたのですが、最初捕まえた2匹から数匹の幼虫を入手出来ただけでその後は全く卵や幼虫が見つかりません。秋口になったら産んでくれるのかなと思ったりしつつも原因が特定出来ないので、確実に卵を入手する為に産卵用マットに “ 産卵木 ” を埋めることにしたのです。

次の展開として「ではどこで産卵木を買おうか?」と考えたその時に、わざわざ昆虫専門店へ出掛けるのが面倒に思えて「あっ、じゃあ100均の産卵木を試してみようか?」となり、100均の中でも昆虫飼育関連商品の品揃えの一番豊富なダイソーに頼ることにしたのです。

ダイソーのくち木(クワガタ虫の産卵場所)

そして購入したのが、上の写真にある「くち木」商品になります。産卵木という名称ではありませんが、使い方の一例として『クワガタ虫の産卵場所に!』にという記載がありました。また『天然木使用』とあったものの何の種類の木材かは分かりません。一つ一つサイズや重さ、状態(←ウェット感など)が違うので、たくさんある中からを選ぶことが出来ました。重さはだいたい 100~200g の範囲だと思います。

ダイソーの「ジャンボ くち木」

200円商品としては「ジャンボ くち木」というものがあり、こちらは一つ前の100円商品より大きなタイプになります。訪れたダイソー店舗の中で一番重たいものを買い、後で量ったら 717g もありました。

 

「くち木」と「ジャンボ くち木」を合わせて8個買い、水道水で満たしたバケツに半日ほど沈め、その後1日ほど干して産卵木として使える状態にしました。干す際、同じくダイソーで購入した衣類用の網目の細かい洗濯ネットに入れ、また更にそれを同じ洗濯ネットに入れて二重にしました。そうしたのは、している間に他の昆虫が産卵したりキノコバエが潜むのを防ぐ為です。・・・ここまでは、特に問題なく事を進められていましたが、あとで今年で一番ゾッとする目に遭うことに。(汗)

くち木を干すのを終えたら、ノコクワのメスを飼う8つの産卵用ケースをそれぞれ掘り起こし、くち木を底に入れてからマットを戻していきました。そして最後、8つ目の産卵用ケースにあの 717g のジャンボくち木を入れる際、表皮が剥がれかけていたので剥いでみたところ・・・

ダイソーのくち木の中の謎の幼虫

細長い謎の幼虫が現れ、暴れて丸まり出しました。(汗) あれはカミキリムシだったのかな?私にとってはあまりにも予想外の出来事でして、気持ち悪さに襲われえずいてしまいました。(大泣) とりあえずそのジャンボくち木はゴミ袋に入れたのですが、既にくち木を入れた他の7つの産卵用ケースはどうしようかと冷静に考え、結果他のくち木7本も全部掘り起こして処分する羽目になりました。

 

クワガタ採集に何度も行っていると忘れそうになりますが、私は大の虫嫌いなんです。それでもカブトムシやクワガタは例外として好きなので、毎回見たくないものを見つつも雑木林へ入れるわけですが、全く予想していない場所で心構えのない状態で虫に遭遇してしまったのが悪かった...。

 

また自室は既にクワガタの飼育ケースで溢れ、目線よりも高いところも含めてクワガタ達に囲まれながら生活しているわけなのですが、その中で得体の知れない虫も飼っている状況になっていたら・・・と考えたらやっぱり無理でした。心が許容出来たとして、その得体の知れない虫がノコクワの幼虫を加害するリスクもあるということで、私の処分という判断は間違っていなかったと思います。

( 敢えてくち木を別のケースに入れて、その謎の幼虫が成虫になるのを待って種類を特定してみるという実験案も浮かんだものの、それでも気持ち悪さが勝って駄目でした。 )

昆虫専門店で買った産卵木

上の写真は、後日に昆虫専門店で買ってきた「産卵木」になります。クヌギです。購入したのは5本で、一部をノコギリで切り分け全部で8個になるようにしました。こちらも水に浸して干してから、産卵用ケースに埋めました。

 

値段は税込み420円くらいと高かったのですが、「そうかこれは “ 安心感 ” も含めた値段なんだ」と納得しました。もちろん昆虫専門店で買った産卵木でも、他の虫の卵や幼虫の混入している可能性はあるわけですが、そういった可能性はとても低いですし品質も担保されているはずです。あと100均のくち木とは違い、ビニール越しではなく直に触って状態を確認出来るので、自分の目でちゃんと納得したものを選ぶことが出来ますよね。

 

ダイソーで購入したくち木は全て無駄になってしまったものの、改めて昆虫専門店の産卵木の良さに気付くことが出来て良い経験にもなったなと思います。今後の100均でも、専門店レベルの産卵木が販売されることを願います。(^^*)

 

本日の写真

(ネオオカ F1 × Secret F1)F1 ①

今日はオリジナル系統のネオオカメダカ F1 と、諸事情により正体を明かせない種類の Secretメダカ F1 との異種交配子孫 F1 を撮ってみました。

(ネオオカ F1 × Secret F1)F1 ②

(ネオオカ F1 × Secret F1)F1 ③

ネオオカもSecretもどちらも白系体色ということで、子供たちもほぼ全員が白っぽく見えます。そしてネオオカ由来の頬透明鱗について、興味深いことに約50匹いた中で【片頬透明鱗】の個体は1匹も見つからず、【両頬透明鱗】か【非透明鱗】だけという分布に。そして案の定な事柄だったのが、【両頬透明鱗】の個体の体形が美しくなく背曲がりを起こしていることでした。(汗)

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!