【カブクワ飼育】成虫に小バエ除けシートを絶対破られない方法

こんばんは。(くもり、時々雨)レモンパイです。3日前に旅行から帰ってから心身不調です。いつにも増して過食気味で注意散漫、そして空虚感に苛まれています。こういう日もあるのだと、淡々と受け入れようとは思いました。今夜はポテサラを作ったのですが、茶碗蒸し作りで余った和風出汁でじゃがいもを茹でたら、仕上がりが上品な味わいになりました。(^^*)

ツイッターのタイムラインを覗いていると迷いインコの情報をたまに見かけるのですが、外の世界に出てしまったインコにとって、優しい人間に見つけてもらえることってまず一つ目の運です。そして、その人間がインコを怖がらずに触れる/捕まえられるかどうかが二つ目の運を決めるのかなと思います。鳥の苦手な発見者が触れないのは仕方ないけど、結果放置されるのは “ 運の尽き ” かもしれないですし、助けてもらえるチャンスがあった故に見放されるのは、より惨いことのように感じられてなりません。

 

なぜなら、迷いインコはカラス野良猫にあっという間に食べられてしまうからです。川に落ちてもまず助からないでしょう。自然に馴染んでいたり楽しんでいるように見えても、本人はとても怯えて憔悴している可能性が高く、 “ 奇跡的に人前に現れただけ ” なのです。

 

この記事をご覧になる方々におかれては、今後もし迷いインコに出合うことがある場合は、捕まえて警察に連絡を入れていただけたらなと思います。捕まえられない場合は周囲の人に頼ったり、誰か救援が来るまでインコの行方を見守っていただけると有難いなと思います。m(_ _)m

 

カブクワ成虫に小バエ除けシートを絶対破られない方法

それでは、本題に入ります。2回連続の「カブクワ記事」の投稿です。カブクワ方面ではネタのストックがいっぱいあって、早めに消費しないと記憶がどんどん薄れてしまうので今回も投稿することにしました。(汗) 今回の内容は、カブクワの成虫に小バエ除けシートを絶対に突破されない方法についてご紹介します!

 

小バエ対策の必要性

カブクワ飼育とは切っても切れない関係にあるのが、小バエの存在です。何も対策をしなければ幼虫飼育マットには灰色のキノコバエが湧き、成虫飼育ケースでは昆虫ゼリー目当てにショウジョウバエが湧きます。小バエ自体は生体に悪影響を与えないと考えられているものの、キノコバエは幼虫飼育マットの栄養を消費しますし、大繁殖されると飼育している部屋が小バエで溢れたりするので飼育者の精神的な健康に悪影響を及ぼします。

 

そこで、飼育ケースの本体とフタの間に挟んで使う小バエ除けシートが役に立ちます。小バエ除けシートを使うと

① 飼育ケースに小バエが侵入しない
② 飼育ケース内で繁殖した小バエが外へ出られない

といった利益を得られます。①の目的も大事ですが、マットや餌の交換の際はどうしてもフタをどかして作業しなければいけないので、そのタイミングで運悪く小バエが侵入してしまうリスクがあります。でも、仮に侵入&繁殖されても小バエが他の飼育ケースへ移れないのであれば被害は拡大しないので、その点でも小バエ除けシートは重要なのです。

しかし、せっかく小バエ除けシートを使用しても、飼育者の思いとは裏腹に成虫(特にメス達)は小バエ除けシートにわざと穴を開けて移動しようとするので、その穴から小バエに侵入されてしまうリスクがあるのです。そこで本題に戻りますが、成虫に小バエ除けシートを破られない為の2つの方法に私は至りました。

 

方法①:コバエシャッターを使用する

シーラケースのコバエシャッター ①

1つ目の方法は、シーラケース社の「コバエシャッター」商品を使用することです。上の写真では、実際に私がヘラクレスオオカブトの幼虫を飼育するのに使用しています。

シーラケースのコバエシャッター ②

一番大事なのはフタに小バエ除けシートが内蔵されていることなのですが、単にフタの一部がシートになっているのではなく、シートと内側スペースとの間には約 1cm の隔たりがあるので成虫がシートを破いてしまうリスクがありません。

 

ややフタが外れやすいように感じますが、上に同じコバエシャッターを重ねることも出来るので、設置スペースを縦に使うことが可能になります。

 

方法②:飼育ケースを2重にする

コーナンの「THE BREEDING CASE」①

2つ目は、ロシアの民芸品であるマトリョーシカのように飼育ケースを2つ重ねる方法です。同じ形状の飼育ケースを大小2つ用意し、小さい方で生体を飼育します。

コーナンの「THE BREEDING CASE②

そして小さいケースを丸ごと大きいケースに入れて、大きいケースの方に小バエ除けシートを使うのです。フタを2回外したりと何か作業する際は面倒臭さを感じますが、成虫飼育が終わったら大きいケースの方でも幼虫飼育が出来ますね。

 

最後に

上記でご紹介した、コバエシャッターを使用する方法は金銭面(←やや高価)がネックとなり、飼育ケースを2重にする方法は金銭面飼育スペースの非効率な利用というデメリットがあります。

 

もし “ 絶対じゃなくていいけど可能な限りシートを破られたくない ” という場合であれば、単純に小バエ除けシートを2重3重に使う方法があります。2重3重にするとケースによってはフタが浮きやすくなるので上に重しを置く等の追加処置も必要になりますが、1枚の時に比べると完全にシートを破られる前に異変を発見しやすくなるのでオススメです。

 

本日の写真

“ まご ” メダカ

今日は、自宅で蝮(=まむし)と呼んでいるオリジナル系統と、五色メダカ F1 との異種交配子孫の水槽手入れをしていました。便宜的に、両者から1字ずつ取って “ まごメダカ ” と呼んでいます。

作出したいメダカ像

他にも、蝮とカイジメダカとの異種交配子孫である “ まじメダカ ” も現在飼っていて、まご×まじ」の交配も行って年内に3種類の血筋を統合することを目指しているのです。文字で説明するのが大変なのでイラストを載せましたが、最終的にあのようなメダカを作出できればと思っています。(^^*)

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!